今後はサロントリートメントとグレイカラーへの対応がカギ
2013年 サロン用化粧品の市場分析調査

商品番号 mr210130077
価格 ¥ 95,700 税込
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【概要】
2011年度のサロン用化粧品市場は、2010年度比0.2%減の1,610.5億円。消費者のサロン利用頻度の低下や購入比率の減少などを背景に、減少推移を余儀なくされている。同市場は従来、頭髪関連が構成比の8割近くを占めているものの、2011年度は個人消費の不振などを受けて減少。サロン用化粧品市場を押し下げている。
2012年度については、頭髪関連の縮小を避けられず、2011年度比0.7%減の1,559.6億円で推移する見通しである。その背景としては、スタイリング剤が店頭商品の購入頻度の低下や一般市場向け商品との競争激化から苦戦を強いられる点に加え、パーマ関連がパーマスタイルへの需要低下により減少推移が予想される点が挙げられる。
一方、ヘアケア関連については、サロントリートメント需要の拡大やホームケアを行う消費者増を受け、伸長する見通しとなっている。また、ヘアカラー関連については、ファッションカラーへの若年女性からの支持をはじめ、中高年女性によるグレイカラーへの需要などによって横ばいで推移する見通しとなっている。このため、今後はサロントリートメントとグレイカラーへの対応が成長のカギを握ると考えられる。
主要企業の動向としては、ヘアケア関連では、トップシェアのミルボンをはじめ、日本ロレアルや資生堂プロフェッショナルなどの企業が積極的に展開。中でも日本ロレアルは、「ケラスターゼ」ブランドを通してサロンの顧客に多様なトリートメントのサービスを提供して売上を伸ばしており、今後もサロントリートメントの展開に注力することで、顧客満足度の向上を図る意向である。
ヘアカラー関連では、ミルボンや日本ロレアルが市場をけん引している。ミルボンは、季節に合わせた流行色の提案などによって若年層の需要を獲得。さらに、グレイカラー剤の「オルディーブ ボーテ」も中高年層から支持されており、今後も大人の女性に対するサロンカラーの新しい魅力づくりを推進していくとしている。
当資料では、サロン用化粧品市場について、業態別・ブランド別・用途別・分野別・種類別(頭髪関連のみ)に調査。また、各社の販売方法や研修施設・内容、販促活動など、多角的に分析している。

目次

調査概要

【市場編】
 1.サロン用化粧品の市場概要
  1)サロン用の調査対象範囲
  2)参入企業の特性
 2.サロン用化粧品市場の周辺環境
  1)理美容室数と理美容師数推移
  2)サロンの利用状況
  3)店頭商品の購入経験
 3.サロン用化粧品の市場
  1)サロン用化粧品の市場規模
  2)サロン用化粧品のマーケットポジション
  3)業態別マーケット
  4)企業別シェア
  5)ブランド別シェア
  6)用途別マーケット
  7)分野別マーケット
  8)分野別・企業別シェア
   (1)頭髪関連の企業別シェア
   (2)スキンケアの企業別シェア
   (3)メイクアップの企業別シェア
 4.サロン用化粧品の品目分析
  1)分野別・種類別展開状況
  2)企業別・分野別展開状況
  3)頭髪関連の種類別品目展開状況
 5.販売方法と販促活動
  1)販売方法
  2)研修施設・内容
  3)販促活動
 6.今後の市場見通しと展開
  1)サロン用化粧品の市場見通し
  2)主要企業の今後の展開

【個別企業編】
 株式会社ミルボン
 ウエラジャパン株式会社
 日本ロレアル株式会社
 タカラベルモント株式会社
 株式会社アリミノ
 株式会社CPコスメティクス
 ヘンケルジャパン株式会社 シュワルツコフプロフェッショナル事業本部
 資生堂プロフェッショナル株式会社
 クオレ株式会社
 日華化学株式会社(デミコスメティクスカンパニー)
 株式会社モルトベーネ
 三口産業株式会社
 株式会社ナンバースリー
  コタ株式会社

《調査項目〈各社共通〉》
 1.企業概要
 2.商品展開
  1)主要ブランド概要
  2)新商品発売経緯
  3)分野別・種類別品目展開
 3.売上高分析
  1)用途別売上高
  2)分野別・種類別売上高
  3)ブランド別売上高
 4.販売方法と販促活動
 5.今後の方向性


資料体裁:A4判 108頁
発 刊 日:2012年12月12日

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