競争が激化する低価格帯の生き残り戦略とは?
2013年 低価格スキンケアのブランド戦略調査

商品番号 mr210130070
価格 ¥ 95,700 税込
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概要

◆2011年度の低価格(2,000円未満)スキンケア市場は2010年度比0.9%増と伸長している。景気の低迷及び東日本大震災の影響によりスキンケア市場全体が伸び悩むなか、同市場は消費者の節約志向の高まりや、資生堂をはじめとする大手化粧品メーカーの本格参入を受けて微増している。2012年度(見込)については、東日本大震災の影響も一段落し消費マインドも回復傾向にあることに加え、本格参入した大手化粧品メーカーがグローバル展開を見据えて低価格スキンケアブランドの強化を進めているため、増加推移を維持する見通し。

◆主要企業の動向としては、花王の「ビオレ」は洗顔にしかできないスキンケアをコンセプトに「スキンケア洗顔料」を導入。商品の特徴を伝える販促活動が奏功し好調に推移している。また、資生堂は「専科」を、ロート製薬は「雪ごこち」を、カネボウ化粧品は「うるり」を投入・強化したことで、販売高を底上げしている。

◆商品面では、美白訴求や抗老化訴求などの機能性アイテムの投入が活発化しているほか、簡便かつ時短志向のユーザーのニーズに対応し、オールインワンアイテムの品揃えを強化するブランドが増加している。

◆また、従来の製品戦略は世代別マーケティングが主流であったが、近年は消費者ニーズが多様化・複雑化し、世代別だけではとらえきれなくなっていることから、顧客を悩み別、ライフスタイル別、志向別、アイテム別などに細かくセグメント化するケースが増えている。例えばカネボウ化粧品では、セルフスキンケア全体を“年代別”から“志向別”に再配置する戦略を打ち出し、ブランドの強化を図っている。

◆当資料では、大手化粧品メーカーの本格参入で活性化する低価格(2,000円未満)スキンケア市場について徹底調査。各社が展開するスキンケアの販売高をブランド別・品種別・機能別・チャネル別に調査するとともに、主要ブランドの戦略を4P(製品・価格・チャネル・プロモーション)の観点などから多角的に分析している。



目次

調査概要

【市場編】
 1.低価格スキンケアの市場概要
  1)低価格スキンケアの調査対象範囲
  2)価格帯の定義
  3)調査対象企業
 2.低価格スキンケアの戦略分析
  1)主要企業の低価格戦略
  2)製品戦略分析
  3)価格戦略分析
  4)プロモーション戦略分析
  5)チャネル戦略分析
 3.低価格スキンケアの市場規模分析
  1)低価格スキンケアの市場規模
  2)企業別販売高
  3)ブランド別販売高
  4)品種別販売高
  5)機能別販売高
  6)チャネル別販売高
 4.ブランド分析
  1)主要ブランドのポジショニング
  2)主要ブランド分析
  3)主要ブランドの新製品発売状況
 5.低価格スキンケアの品目分析
  1)企業別展開状況
  2)品種別展開状況
  3)価格帯別展開状況
 6.販売チャネル及び販促活動
 7.今後の展開
  1)低価格スキンケアの今後の市場性
  2)主要12社の今後の展開

【個別企業編】
 ★花王株式会社
 ★株式会社カネボウ化粧品
 ★株式会社資生堂
 ★コーセーコスメポート株式会社
 ★株式会社コーセー
 ★ユニリーバ・ジャパン株式会社
 ★株式会社マンダム
 ★ロート製薬株式会社
 ★クラシエホームプロダクツ株式会社
 ★株式会社スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニー
 ★常盤薬品工業株式会社
 ★株式会社ちふれ化粧品

《調査項目〈各社共通〉》
 1.低価格スキンケアの展開状況
  1)ブランド・商品概要
  2)開発経緯
  3)品種別・価格帯別展開状況
 2.低価格スキンケアの販売状況
  1)ブランド別販売高
  2)品種別販売高
  3)機能別販売高
  4)チャネル別販売高
 3.ブランド商品戦略分析
 4.販売方法・販促活動
 5.今後の展開


資料体裁:A4判 109頁
発 刊 日:2012年11月22日

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