2014年 美白スキンケアの市場分析調査

―“白斑問題”以降の市場動向を徹底分析―

商品番号 mr210140149
価格 ¥ 95,700 税込
購入商品を選択してください。 (必須)
※法人パッケージ版以外は、事業所内限定商品となります。
法人のお客様はご注文手続き画面の【通信欄】にて貴社名及び部署名を記載いただくようお願い致します


概要
【調査趣旨】
◆2012年度の美白スキンケア市場は前年度比1.0%増の2,120億円となり、2年連続の堅調推移となった。

◆その主な要因としては、ここ数年集客に苦しんできた外資系の百貨店ブランドが、消費マインドの回復を受けて需要を取り戻したことが挙げられる。また、ネット通販の強化や、『コスメーム』『イセタンミラー』といったセミセルフ型のマルチブランドストアへの参入などを通じて、美白のメインユーザー層である20~30代やこれまで百貨店で化粧品を購入したことのない層へのアプローチに成功していることも好調な要因に挙げられる。

◆具体的には、ディオールやシャネルが前年度比2桁増と好調に推移したほか、日本ロレアルも「キールズ」が出店を増やし売上を大きく伸ばした。また、P&Gは「SK-Ⅱ」の主要アイテムである美容液を値下げしたことで新規顧客・リピート顧客が大幅に増え、好調な推移につながっている。国内制度系企業では、コーセーの「雪肌精」が新イメージキャラクターを起用し、20代を中心とする若年層の開拓に成功。姉妹ブランドの「清肌晶」も相乗効果で売上を順調に伸ばした。

◆2013年度については、これまで市場を牽引してきたカネボウ化粧品のロドデノールに端を発する回収問題の影響を受けて、美白スキンケア市場は2012年度比0.5%減で推移する見通し。ただし、競合企業の多くは、“白斑問題”が浮上する以前の2013年上期から下期にかけて好調な推移を続けており、カネボウ化粧品以外の企業全体で3~4%程度の伸長が見込まれる。このため、“白斑問題”が市場に与える影響は限定的であるとみられ、今後同社の売上減分を巡ってさらなる競争の激化が予想される。

◆当資料では、社会的にも大きな注目を集めている美白化粧品(スキンケア)に焦点を当て、その市場動向を主要企業別、ブランド別、種類別、成分別、価格帯別などさまざまな角度から徹底分析。白斑問題で揺れる美白スキンケアの今後の市場性と方向性についてレポートしている。

目次
【市場編】
1.市場概要
 1)調査目的
 2)調査対象企業
 3)調査対象商品
 4)価格帯の定義
 5)成分の定義
 6)調査方法
 7)調査期間
 8)その他の留意点
2.美白市場の沿革
3.白斑問題を巡る動向
 1)問題の経緯と対応
 2)消費者の反応
4.美白スキンケアの成分・作用分析
 1)シミ・くすみの発生メカニズム
 2)主要な美白アプローチ成分
5.美白スキンケアのブランド分析
 1)ポジショニング
 2)ブランド特長
 3)主要ブランドの新製品発売状況
6.美白スキンケアの市場分析
 1)全体
 2)マーケットポジション
 3)企業別シェア
 4)ブランド別シェア
 5)種類別販売構成
 6)成分別販売構成
 7)価格帯別販売構成
7.美白スキンケアの品目分析
 1)企業別展開状況
 2)種類別展開状況
 3)価格帯別展開状況
8.美白スキンケアの販売分析
9.今後の展開
 1)今後の市場性
 2)主要企業の今後の展開

【個別企業編】
◆株式会社資生堂
◆花王株式会社
◆株式会社コーセー
◆株式会社アルビオン
◆株式会社ポーラ
◆エスティローダー株式会社 エスティローダー事業部
◆エスティローダー株式会社 クリニーク事業部
◆日本ロレアル株式会社
◆パルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン株式会社
◆プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社
◆コーセーコスメポート株式会社
◆クラシエホームプロダクツ株式会社
◆ロート製薬株式会社
◆株式会社ドクターシーラボ

―調査項目―
1.ブランド概要
2.開発経緯
3.品目分析
4.ブランド分析
5.販売高
 1)ブランド別販売高
 2)種類別販売高
 3)成分別販売高
 4)価格帯別販売高
6.販売方法
7.今後の展開

資料体裁:A4判 120頁
発 刊 日:2013年12月20日

おすすめ商品

前へ
次へ