2015年 スキンケアのアイテム別市場分析調査

―ベーシックアイテムが伸長:高・多機能化が成功のカギ―

商品番号 mr210150230
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
【調査趣旨】
◆2014年度のスキンケア市場は前年度比1.3%増の1兆350億円。毎年市場が拡大しているオールインワンアイテムに加えて、クレンジング、洗顔料、化粧水が伸長している。その背景として、高・多機能なスキンケアを求める意識が高まったことにより、それらのスキンケアを日々のベーシックケアにも取り入れたいというニーズが増えたことが挙げられる。このため、スキンケア効果をプラスしたクレンジングや洗顔料、高・多機能な美白ケア・エイジングケアを訴求した化粧水などのベーシックアイテムが売上を伸ばしている。

◆そのクレンジング市場は、前年度比2.5%増で推移。大手セルフ系ブランドが売上を安定して伸ばしたことに加えて、ファンケルが肌のバリア機能を守ることを訴求する「マイルドクレンジングオイル」の卸販売を開始したことで、前年度比10.7%増と高伸長を示したことが寄与している。

◆また洗顔料市場は、前年度比2.1%増で推移。同種類は、「ビオレ スキンケア洗顔料」(花王)の“洗うスキンケア”や「洗顔パウダー」(ファンケル)の“プレスキンケア”など、スキンケア効果を訴求した商品が引き続き売上を伸ばしている。さらに、“濃密な泡=洗浄力が強く、肌に優しい”という長年のイメージによって、最初から泡で出てくる泡剤型の売上が拡大している。同剤型は、仕事や子育て、趣味など女性のライフスタイルの多忙化・多様化により、時短アイテムとして選択する消費者も増えている。

◆このほか美容液市場は、市場全体では苦戦を強いられているが、カウンセリング系ブランドではハリ・シワ・法令線などの特定の悩みに対応したアイテムが相次いで投入されている。こうした商品は消費者の期待も高く、新規顧客の獲得にもつながるため、今後も主要各社で研究開発力を結集した商品を投入し、市場の活性化につなげていく見込みである。

◆当資料では、スキンケアの主なアイテム6種類における市場の沿革や商品分析、チャネル別、剤型別、ブランド別売上高、販売方法、今後の方向性などを通して各アイテムの商品開発の一助となるデータを提案している。

目次
【総市場編】
1.市場概要
 1)調査対象商品
 2)調査方法
 3)その他の留意点
2.化粧品の市場規模推移
 1)総市場
 2)分野別市場
 3)チャネル別市場
3.スキンケアのアイテム別市場
 1)アイテム別市場規模推移
 2)アイテム別市場の伸長率
 3)チャネル別販売構成
4.スキンケアのアイテム別トレンド分析

【アイテム別市場編】
◆クレンジング
   ―スキンケア効果をプラスした高・多機能クレンジングが進行―
◆洗顔料
   ―“肌への優しさ”“スキンケア効果”“高い洗浄力”の調和が鍵―
◆化粧水
   ―“化粧水で美白ケア・エイジングケア”訴求が増加―
◆乳液
   ―UVケアをプラスした“日中用乳液”の拡大―
◆美容液
   ―シワ、ハリ、法令線などに対応したアイテムの投入が活発化―
◆クリーム
   ―集中ケアと軽い付け心地で、クリーム離れを止められるか?―

―調査項目 ※一部異なる―
1.商品概要
2.市場の沿革
3.商品分析
 1)ポジショニング
 2)剤型別特性
 3)新商品分析
4.売上分析
 1)全体
 2)チャネル別
 3)剤型別
 4)ブランド別
5.販売方法分析
6.今後の市場性


資料体裁:A4判 122頁
発 刊 日:2015年8月17日

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