2016年 ケミカルメーカーのアジア戦略

―成長が鈍化する新興国における主要各社の動向を探る―

商品番号 mr410160258
価格 ¥ 99,000 税込
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概要
【企画の主旨】
◆大手化学メーカー22社のアジアにおける事業展開をみると、すべての企業が変わらず、成長が鈍化する中国を重点戦略市場に位置付け、積極投資を行っている。

◆中国市場では、成長分野である自動車、ディスプレイ、半導体関連部品、水処理など環境関連を強化している。自動車関連では、JSRがカーボンマスターバッチ(CMB)の生産能力を倍増させ、主要顧客である日系自動車部品メーカーの増産への対応を図っている。旭化成については、自動車部品に使うポリアセタール(POM)樹脂の高機能グレードの販売量を倍増させる計画である。

◆また、ASEAN諸国では内需が堅調に推移しており、多くの企業が内需獲得のために現地ニーズに根ざした製品開発・改良や技術フォロー、原料供給から製品生産・販売まで、各地域別需要を踏まえた製品開発・生産・販売体制の構築を推進している。

◆さらに、競合他社との差別化を図るため、汎用品から機能品へと生産をシフトしている。具体的には、宇部興産の合成ゴム事業では、“特殊品化推進”を進めており、特殊品率をタイ工場で5割、マレーシア工場で2割向上させている。

◆このほか、新たな事業の展開や中国内陸部など未開拓地域における販売強化、有望市場と目されるインドなどへの事業進出など、アジア攻略に向けた各社の取り組みが注目される。

◆本資料では、調査対象各社のアジア地域の売上高/売上比率によるポジショニングの把握、国別事業動向、国別拠点展開状況(R&D・生産・販売他)、国別投資状況・計画(R&D・生産・販売他)、アジアにおける事業提携状況、国別の注力/新規事業・製品、ターゲット市場(国)、アジア戦略の方向性等を明らかにすることにより、今後のアジア展開上有用データに資する目的で、企画したものである。

【対象地域】
日本を除くアジア〔※東アジア、東南アジア、南アジア(インド等)〕

目次
【総括編】
1.調査対象企業のアジア売上比率
2.調査対象企業のアジア地域の売上高推移
3.国別・企業別主要拠点展開状況
4.国別・企業別生産展開状況
5.国別・企業別投資状況・計画
 ◆韓 国
 ◆台 湾
 ◆中 国
 ◆シンガポール
 ◆マレーシア
 ◆タ イ
 ◆インドネシア
 ◆ベトナム
 ◆イ ン ド
6.調査対象企業のアジアにおける事業提携状況
7.調査対象企業の国別注力/新規(予定)事業・製品
8.調査対象企業のターゲット市場(国)

【企業編】
◆旭化成㈱
◆宇部興産㈱
◆㈱カ ネ カ
◆㈱ク ラ レ
◆J S R㈱
◆昭和電工㈱
◆信越化学工業㈱
◆住友化学㈱
◆積水化学工業㈱
◆㈱ダイセル
◆D I C㈱
◆帝  人㈱
◆デンカ㈱
◆東 ソ ー㈱
◆東  レ㈱
◆㈱トクヤマ
◆㈱日本触媒
◆日本ゼオン㈱
◆三井化学㈱
◆三菱化学㈱
◆三菱ガス化学㈱
◆三菱レイヨン㈱

-調査項目-(※各社共通)
1.企業概要
2.アジア地域の売上高推移
3.本社海外事業関連組織
4.国別主要拠点展開状況
5.投資状況・計画〔研究開発・生産・販売他〕
6.アジアにおける事業提携状況
7.国別事業動向
8.アジア戦略の方向性


資料体裁:A4判 131頁
発 刊 日:2015年11月20日

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