コンシューマーレポートNo.211
乳酸菌の疾病予防ニーズを探る

―多様化する疾病予防ニーズ。メインターゲットは「女性」「40代以上」―

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概要
【調査主旨と結果】
◆今回、乳酸菌配合商品のニーズを探るべく、20～60代の男女620人を対象にアンケート調査を実施した。

◆調査の結果、全体の約8割の人に健康・疾患を意識した乳酸菌配合商品の摂取経験があり、「女性」「年代の高い人」で“ヘビーユーザー”および長期摂取者が多いことがわかった。

◆目的としては、「整腸作用」や「健康維持」のためが多く、2011年に実施した同調査と比較してもその割合は高まっている。ただそれ以上に、「免疫力アップ・体質改善」「アレルギー疾患の改善」「がん予防」のために摂取する人が増えており、乳酸菌配合商品に求める効果が多様化しているといえる。

◆今後も、“ヘビーユーザー”の多い「女性」「40代以上」を中心とした7割以上の人に摂取意向があり、 「免疫力アップ・体質改善」をはじめとする 「整腸作用」や「健康維持」以外の効果に優位性を見出している。

◆この他、乳酸菌配合商品の商品像や改良点についても明らかにしており、今後の商品開発の新たな方向性を提案している。


【調査方法】
WEBによるアンケート調査
調査エリアは全国
対象：20～60代の男女620人

【調査内容】
1.乳酸菌に対するイメージ、認知度
2.乳酸菌配合商品の摂取/購入実態
3.乳酸菌配合商品の摂取目的・効果度合
4.乳酸菌配合商品の評価
5.乳酸菌配合商品の摂取意向と今後の商品像


目次
■調査概要
■調査票
■被験者特性
■分析編
1. 乳酸菌に対するイメージの変化（2011年との比較）
2. 乳酸菌配合商品の摂取実態
　1）摂取経験
　2）摂取頻度・期間
3. 乳酸菌配合商品の摂取目的の変化（2011年との比較）
4. 今後の受容性
　1）摂取意向と目的
　2）商品像 ― 種類、理想価格、訴求ポイント
　3）改良点

■集計編
1. 乳酸菌に対するイメージ（MA/SA）
2-1. 乳酸菌の種類の認知（MA）
2-2. 購入する際意識して選ぶ乳酸菌の種類（MA）
3. 乳酸菌種の購入理由（MA）
4. 摂取経験のある乳酸菌配合商品の種類（MA）
5. 乳酸菌配合商品の摂取頻度（SA）
6. 乳酸菌配合商品の摂取期間（SA）
7. 健康・疾患を意識して摂取したことのある「ヨーグルトタイプ（固形）」の商品（MA/SA）
8. 「ヨーグルトタイプ（固形）」の摂取目的（MA/SA）
9. 「ヨーグルトタイプ（固形）」を摂取しての効果度合（SA）
10. 健康・疾患を意識して摂取したことのある「ﾄﾞﾘﾝｸﾖｰｸﾞﾙﾄ/乳酸菌飲料」の商品（MA/SA）
11. 「ドリンクヨーグルト/乳酸菌飲料」の摂取目的（MA/SA）
12. 「ドリンクヨーグルト/乳酸菌飲料」を摂取しての効果度合（SA）
13. 健康・疾患を意識して摂取したことのある「サプリメント」の商品（MA/SA）
14. 「サプリメント」の摂取目的（MA/SA）
15. 「サプリメント」を摂取しての効果度合（SA）
16. 乳酸菌配合商品を購入するきっかけ（MA）
17. 乳酸菌配合商品の購入ポイント（MA）
18. 魅力を感じる乳酸菌配合商品のキャッチフレーズ（MA）
19. 乳酸菌配合商品の満足点（MA）
20. 乳酸菌配合商品の不満点（MA）
21. 健康・疾患を意識して乳酸菌配合商品を摂取しない理由（MA）
22. 健康・疾患を意識しての乳酸菌配合商品の摂取意向（SA）
23. 今後摂取したい乳酸菌配合商品の種類（MA）
24. 今後乳酸菌配合商品に期待する効果（MA）
25. 乳酸菌配合商品に期待する具体的な効果内容（MA）
26. 乳酸菌に対する考え方【1】（SA）
27. 乳酸菌に対する考え方【2】（SA）
28. 加熱殺菌済でも効果を発揮する乳酸菌があることを知っているか（SA）
29. 生菌タイプ/加熱殺菌タイプの選択（SA）
30. 乳酸菌配合商品の値頃感（SA）

体裁：CD-ROM［レポート編・データ編］
発刊日：2015年5月15日