2016年 チルド飲料の市場分析調査

―リキャップ型の容器が台頭するチルド飲料市場―

商品番号 mr120160318
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
【調査主旨】
◆チルド飲料の総市場は、2015年度で前年比1.3%増の5,345億円となった。内訳はNBチルド飲料が4,503億円、PBチルド飲料が842億円。同市場においては、年々PB商品の規模が拡大しており、スーパーでは1000ml製品、CVSではチルドカップ飲料が需要を獲得している。一方、NB商品はボリュームの大きい果汁100%飲料やコーヒー(乳)飲料がPB商品との競争激化で売場が縮小しており、苦戦を強いられている。

◆こうした中で、NB商品を展開するメーカーは、従来の500mlや1000mlの紙パックよりも単価の高い、リキャップ型容器やチルドカップを採用した商品の品揃えを強化。これらの容器は、利便性や衛生面といった点で評価が高く、需要を創出している。

◆2016年度は前年比1.6%増の5,430億5,000万円となる見込み。NBチルド飲料は前年比1.7%増の4,580億5,000万円、PBチルド飲料は前年比1.0%増の850億円となる見通し。前年同様に、PBチルド飲料は、1000ml製品がスーパー、チルドカップ飲料がCVSで需要を獲得するとみられる。これに対して、NBチルド飲料は、上述した容器の付加価値化(リキャップ型容器の採用)に加えて、栄養素を付加したり、栄養価の高い自然由来の素材することで、より健康機能を訴求した商品展開で需要の取り込みを図っている。

◆当資料では、チルド飲料市場について調査・分析。特に、リキャップ型チルド飲料などの台頭で新たな活性化策の兆しがみえてきているNBチルド飲料の市場動向を調査している。各カテゴリーの販売動向や商品開発ポイントに加え、主要12社の新製品展開状況や販売戦略などを明らかにすることで、今後のチルド飲料事業を展開する上で一助となるデータを提供する。


目次
【調査概要】
【市場編】
1.チルド飲料の調査範囲
2.チルド飲料のポジショニング
 1)飲料市場の動向
 2)各種飲料に占めるチルド飲料の位置付け
 3)チルド飲料の市場概況(参入企業、新規参入企業動向)
3.チルド飲料商品展開分析
 1)主要種類別商品開発ポイント分析
 2)メーカー別商品展開数分析
  ①メーカー別・種類別
  ②ブランド別
  ③メーカー別・フレーバー別
  ④健康訴求別
4.チルド飲料の総市場規模分析
 1)NB/PB別マーケット規模推移
 2)NBチルド飲料の種類別マーケット規模推移
 3)メーカー別シェア(NBチルド飲料)
 4)フレーバー別分析(NBチルド飲料)
  ①果汁系飲料
  ②紅茶飲料
 5)容量別販売構成(NBチルド飲料)
 6)タイプ別(デイリーチルド、LLチルド)販売構成(NBチルド飲料)
 7)チャネル別販売構成(NBチルド飲料)
 8)メーカー別チャネル別販売構成(NBチルド飲料)
 9)チルドカップ飲料の市場規模分析(NBチルド飲料)
  ①チルドカップ飲料の主要参入企業と商品一覧
  ②チルドカップ飲料の市場規模推移(全体・種類別)
  ③チルドカップ飲料のメーカー別シェア
 10)リキャップ型チルド飲料の市場規模分析(NBチルド飲料)
  ①リキャップ型チルド飲料の主要参入企業と商品一覧
  ②リキャップ型チルド飲料の市場規模推移(全体・種類別・容器別)
  ③リキャップ型チルド飲料のメーカー別シェア
5.NBチルド飲料の種類別・メーカー別・ブランド別分析
 1)果汁100%飲料
 2)果汁飲料
 3)コーヒー(乳)飲料
 4)ミックス乳飲料
 5)野菜系飲料
 6)紅茶飲料
 7)茶系飲料
 8)乳酸菌飲料
 9)その他チルド飲料
 種類別容量別販売構成
6.チルド飲料の生産、流通動向
 1)原料および生産状況
 2)チルド飲料の流通動向
 3)メーカー別流通動向及び末端チャネル別販売ウエイト
7.メーカー別種類別販売実績一覧
 1)金額
 2)数量
8.種類別市場規模予測(NBチルド飲料)

【個別企業編】
◆森永乳業㈱
◆㈱ヤクルト本社
◆カゴメ㈱
◆雪印メグミルク㈱
◆キリンホールディングス㈱
◆アサヒグループホールディングス㈱
◆㈱明治
◆江崎グリコ㈱
◆㈱伊藤園
◆サントリーホールディングス㈱
◆オハヨー乳業㈱
◆協同乳業㈱

―個別企業の調査項目(各社共通)―
1.企業概要
2.チルド飲料商品展開分析
 1)商品一覧
 2)アイテム分析(種類別、ブランド別、フレーバー別、容器・容量別、健康訴求別)
3.チルド飲料の販売実績
 1)種類別販売実績推移
 2)ブランド別、フレーバー別、容量別販売構成
 3)種類別容量別販売構成
 4)チャネル別販売実績
4.生産、物流、流通体制
5.販促活動
6.商品政策
7.今後の展開と見通し


資料体裁:A4判 139頁
発刊日:2016年11月11日

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