2015年 チルド飲料の市場分析調査
―パーソナルサイズの付加価値訴求が活発化するチルド飲料市場―
商品番号
mr120150214
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概要
【調査主旨】
◆チルド飲料とは要冷蔵の紙パックやカップ飲料のことで、果汁飲料やコーヒー飲料、野菜飲料、乳酸菌飲料などが展開されている。
◆チルド飲料の総市場は、2013年度で前年比1.2%増の5,528億円となった。内訳はNBチルド飲料が4,705億円、PBチルド飲料が823億円となった。同市場においてはPB商品の拡大が顕著となっており、特にスーパーでその流れが大きくなっている。すなわち、同チャネルの主力製品である1000ml製品の需要を巡り、価格優位性のあるPB商品にNB商品の需要が奪われている。
◆その中でNB商品を展開するメーカーは、250mlや200mlなど、小容量製品群への注力度を高めている。これは、野菜系飲料や果汁系飲料でこうした小容量製品の需要が拡大しているため。これにより、メーカー各社は新たな収益源としてパーソナルサイズの品揃えを強化している。
◆2014年度は前年比1.3%減の5,457億円となる見込み。NBチルド飲料は前年比2.4%減の4,593億円、PBチルド飲料は前年比5.0%増となる見通し。市況は消費税の引き上げなどで、さらにPB商品の需要が拡大しており、NB商品を取り巻く環境は厳しくなっている。ただ、野菜系飲料や乳酸菌飲料などは、機能性の訴求といった付加価値訴求で好調に推移している。
◆商品化傾向としては、前年からメーカー各社の注力度が高まるパーソナルサイズのバリエーションが拡充。具体的には、容量の細分化などで差別化を図る動きが活発となっている。また、既存ブランドについても付加価値を高めるために小容量のラインアップが強化されており、さらに高付加価値とするためにカップ飲料の活用も多く見られる。この他、カップ飲料分野については、CVSカウンターコーヒーとの競争に対抗するため、NB商品ならではのフレーバー提案や素材使用が行われている。
◆当資料では、既存ブランドを中心に小容量製品の付加価値化が進むチルド飲料市場の実態および今後の市場拡大に向けた新たな活性化策を調査している。各カテゴリーの販売動向や商品開発ポイントに加え、主要12社の新製品展開状況や販売戦略などに着目。ここから見えてくる今後のチルド飲料市場の動向を分析している。
目次
【調査概要】
【市場編】
1.チルド飲料の調査範囲
2.チルド飲料のポジショニング
1)飲料市場の動向
2)各種飲料に占めるチルド飲料の位置付け
3)チルド飲料の市場概況
(参入企業、新規参入企業動向)
3.チルド飲料商品展開分析
1)主要種類別商品開発ポイント分析
2)メーカー別商品展開数分析
①メーカー別・種類別
②ブランド別
③メーカー別・フレーバー別
4.チルド飲料の総市場規模分析
1)NB/PB別マーケット規模推移
2)NBチルド飲料の種類別マーケット規模推移
3)メーカー別シェア(NBチルド飲料)
4)フレーバー別分析(NBチルド飲料)
①果汁系飲料
②紅茶飲料
5)容量別販売構成(NBチルド飲料)
6)タイプ別(デイリーチルド、LLチルド)販売構成(NBチルド飲料)
7)チャネル別販売構成(NBチルド飲料)
8)メーカー別チャネル別販売構成(NBチルド飲料)
9)カップ飲料の市場規模分析(NBチルド飲料)
①カップ飲料の主要参入企業と商品一覧
②カップ飲料の市場規模推移(全体・種類別)
③カップ飲料のメーカー別シェア
5.NBチルド飲料の種類別・メーカー別・ブランド別分析
1)果汁100%飲料
2)果汁飲料
3)コーヒー(乳)飲料
4)ミックス乳飲料
5)野菜系飲料
6)紅茶飲料
7)茶系飲料
8)乳性、乳酸菌飲料
9)その他チルド飲料
<種類別容量別販売構成>
6.チルド飲料の生産、流通動向
1)原料及び生産状況
2)チルド飲料の流通動向
3)メーカー別流通動向及び末端チャネル別販売ウエイト
7.主要メーカーのチルド飲料種類別売上構成と動向 (2013年度~2014年度)
8.メーカー別種類別販売実績一覧
1)金額
2)数量
9.PBチルド飲料の市場分析
1)主要チェーン別PBチルド飲料展開状況
2)主要チェーン別PBチルド飲料のアイテム集計
<チェーン別種類別> <チェーン別容器別> <チェーン別製造者別>
3)PBチルド飲料の販売規模
【個別企業編】
◆森永乳業㈱
◆㈱ヤクルト本社
◆カゴメ㈱
◆雪印メグミルク㈱
◆キリンホールディングス㈱
◆アサヒグループホールディングス㈱
◆明治ホールディングス㈱
◆グリコ乳業㈱
◆㈱伊藤園
◆サントリーホールディングス㈱
◆協同乳業㈱
◆オハヨー乳業㈱
―個別企業の調査項目(各社共通)―
1.企業概要
2.チルド飲料商品展開分析
1)商品一覧
2)品揃え分析(種類別、ブランド別、フレーバー別、容器・容量別)
3.チルド飲料の販売実績
1)種類別販売実績推移
2)ブランド別、フレーバー別、容量別販売構成
3)種類別容量別販売構成
4)チャネル別販売実績
4.生産、物流、流通体制
5.販促活動
6.商品政策
7.今後の展開と見通し
資料体裁:A4判 148頁
発 刊 日:2015年3月2日