炭酸化によるボーダレス需要を取り込む飲料市場
2011年 飲料新製品・商品戦略分析調査(上期号)

商品番号 mr120110042
価格 ¥ 99,000 税込
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概要
●2011年度上期(1~6月)における商品傾向の特徴の一つに、既存カテゴリーを超えた商品投入が挙げられる。具体的には、前年の炭酸ブームを受け、健康系飲料や茶系飲料の炭酸入り商品などの投入が目立った。これらの商品は、家庭で作ることのできない付加価値であることが評価され、新たなユーザーを取り込んでいる。また、機能性飲料では栄養補給だけでなく、これまでスポーツ・機能性飲料を中心に行われてきた“水分補給”を提案し、より高い機能性の商品が投入されている。

●さらに、ブランド力を活用した商品やブランド訴求を強化する動きが活発化している。このように、各社はブランド力の高い品揃えを充実させることで、ユーザーに安心感を与え、ブランドコアユーザーの獲得を目指している。

●この他、カロリーや糖類、脂肪のゼロ・オフ訴求の商品は、引き続き投入が続いている。しかしながら、“ゼロ・オフ”商品が商品ラインアップの1つとして定番化してきているため、今後は“ゼロ・オフ”に更なる付加価値を提案していくことが重要になると見られる。

●2011年度上期の清涼飲料市場は、前年比2%増の推移となった。3月の東日本大震災を機に、各社は生活飲料水としてニーズが高いミネラルウォーターと茶系飲料に生産を集中した。その後5月以降からは、徐々に注力分野・注力ブランドを中心に新製品の投入を行った。下期に入ってからは7月が猛暑でプラス推移であったが、8月・9月は前年の反動でマイナス推移となっている模様。10月以降は、秋冬向けのホット商品が明暗を分けると見られる。

●今後、飲料市場の活性化を図るためには、各カテゴリーにおいて新たな価値を持ったヒット商品が不可欠である。そこで当資料では、2011年上期の新製品戦略をカテゴリー別に分析するとともに、次に来るヒット商品の開発ポイントを提案する。

目次
調査概要

【集計・分析編】
1.2011年度上期(1~6月)の清涼飲料市場動向分析
 1) 飲料種類別市場動向(上期)
 2) 主要メーカーの上期(1~6月)販売動向
2.2011年1~6月新商品展開分析
 1) 種類別・発売内容集計
 2) メーカー別・種類別発売数集計
 3) 種類別・容器別集計
 4) 種類別・容量別集計
 5) 容量別・容器別集計

【市場編】
1.飲料種類別新製品戦略動向
 ◆炭酸飲料                     
 ◆果汁飲料
 ◆コーヒー飲料
 ◆紅茶飲料
 ◆茶系飲料
 ◆野菜系飲料
 ◆ミネラルウォーター
 ◆スポーツ・機能性飲料                            
 ◆果汁飲料
 ◆コーヒー飲料
 ◆紅茶飲料
 ◆茶系飲料
 ◆野菜系飲料
 ◆ミネラルウォーター
 ◆スポーツ・機能性飲料
 ◆健康系飲料
2.対象13社における2011年度基本方針および販売政策
3.対象13社における種類別メーカー別シェア

―調査項目(新製品戦略動向各種類共通)―
1)2011年度上半期(1~6月)新商品展開状況
 (全体、種類別・フレーバー別、メーカー別、容器・容量別)
2)商品訴求ポイント
 (1)訴求ポイント分析
 (2)開発ポイント分析
3)メーカー別・ブランド別販売動向
4)メーカー別・ブランド別の方針
5)2011年度上半期(1~6月)新商品一覧

【個別企業編】
(1)日本コカ・コーラ
(2)サントリー食品インターナショナル
(3)キリンビバレッジ
(4)伊藤園
(5)アサヒ飲料
(6)大塚ホールディングス
(7)ヤクルト本社
(8)ダイドードリンコ
(9)カゴメ
(10)カルピス
(11)サッポロホールディングス
(12)ポッカコーポレーション
(13)日本たばこ産業

―調査項目(各社共通)―
1.飲料商品展開状況
 1)2011年春夏新商品一覧
 2)アイテム集計
  (全体、種類別・フレーバー別、容器・容量別)
2.商品コンセプト分析
3.2011年度販売促進策
4.飲料販売動向
 1)種類別販売規模推移
 2)ブランド別販売動向
 3)2011年度容器別販売見込
5.2011年度商品戦略分析
 1)2011年度基本方針
 2)2011年度見通し

資料体裁:A4判 182頁
発刊日:2011年9月30日

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