2015年 食系企業の乳酸菌事業戦略調査

―新たな機能訴求と植物性乳酸菌による商品の差別化が進む乳酸菌市場―

商品番号 mr120150196
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
【調査主旨】
◆乳酸菌は、細菌の一種であり、その様々な細菌の種類の中で、乳酸を作り人体に好影響を与える菌などの一定の特徴を満たす細菌の総称である。乳酸菌は大きく分けて、動物の乳由来の動物性乳酸菌と野菜や米、豆など植物素材に由来する植物性乳酸菌の2種類に分類される。

◆動物性乳酸菌は、乳業メーカーや飲料メーカーの一部を中心として、引き続き機能性の研究開発や新規乳酸菌の探索などを続けており、依然として発酵乳や乳酸菌飲料市場では圧倒的な規模を誇っている。

◆一方、植物性乳酸菌は、動物性乳酸菌に比べ生命力が強いことや味噌や醤油、日本酒といった多くの日本の伝統食に含まれていることなどから、発酵乳や乳酸菌飲料との差別化を図るため、健康食品市場において植物性乳酸菌配合製品の割合が多くなっている。すなわち、味噌メーカーや醤油メーカー、日本酒メーカーなどの企業にも、健康食品分野において植物性乳酸菌配合商品が開発できる余地があると考えられる。この他、乳酸菌のサプライヤーにも、独自に植物性乳酸菌の研究開発を行っている企業が見られることから、植物性乳酸菌を使用することが乳酸菌市場全体の更なる拡大に繋がると見られる。

◆当資料では、食系企業13社の乳酸菌事業における基礎・開発研究から応用製品展開動向などをレポート。研究開発と事業推進を中心に調査・分析を行っている。また、今回から乳酸菌のサプライヤー11社の乳酸菌の研究開発動向や乳酸菌配合商品も小個表としてまとめている。

目次
【調査概要】
【集計・分析編】
1.乳酸菌応用製品の調査対象範囲と調査対象企業
 1)乳酸菌応用製品の調査対象範囲
 2)調査対象企業
2.対象企業の乳酸菌事業変遷
 1)乳酸菌の種類・機能
  ① 乳業・飲料メーカー
  ② サプライヤー
 2)乳酸菌応用製品展開状況
  ① 対象企業の分野別商品展開状況
   (1)乳業・飲料メーカー
   (2)サプライヤー
  ② 対象企業の乳酸菌応用製品アイテム分析
   (1)分野別
   (2)企業別
   (3)菌種別
  ③ 対象企業の乳酸菌応用製品発売変遷
3.乳酸菌応用製品の市場概況と市場規模分析
 1)総市場規模(発酵乳・飲料・健康食品)
 2)分野別
 3)菌種別
 4)機能別
 5)企業別シェア
  ① 全体
  ② 分野別
   ・発酵乳
   ・飲料
   ・健康食品
4.対象企業の乳酸菌事業研究開発体制と特許状況
 1)研究開発体制
 2)乳酸菌関連特許状況(2013年以降)
 3)乳酸菌関連研究開発成果(2013年以降)
  ① 乳業・飲料メーカー
  ② サプライヤー
5.対象企業における乳酸菌事業の今後の展開と見通し
  ① 乳業・飲料メーカー
  ② サプライヤー

【個別企業編】
◆明治
◆森永乳業
◆雪印メグミルク
◆グリコ乳業
◆協同乳業
◆タカナシ乳業
◆カルピス
◆ヤクルト本社
◆カゴメ
◆キリンホールディングス
◆サントリーホールディングス
◆サッポロホールディングス
◆伊藤園

―調査項目(共通)―
1.乳酸菌事業の研究開発体制
 1)研究体制組織及び組織の概要
 2)乳酸菌事業の変遷
 3)乳酸菌事業における研究開発成果(2013年以降)
 4)乳酸菌関連の研究開発費ならびに特許・提携状況
  ①研究開発費
  ②特許・提携状況
2.乳酸菌応用製品の展開状況
3.乳酸菌応用製品の販売規模
 1)分野別販売規模
 2)菌種別販売規模
 3)機能別販売規模
 4)ブランド別販売規模
4.乳酸菌事業における今後の展開と見通し
(R&D/応用製品化/乳酸菌事業の見通し)

【サプライヤー編】
◆野澤組
◆カネカ
◆セティ
◆コンビ
◆キティ-
◆三菱化学フーズ
◆丸善製薬
◆サビンサジャパンコーポレーション
◆キッコーマンバイオケミファ
◆東亜薬品工業
◆協和発酵バイオ

―調査項目(共通)―
1.企業概要
[企業名・所在地・全社売上高]
2.乳酸菌関連商品の展開状況
[商品名・菌の種類・特徴]
3.乳酸菌の研究開発状況
4.乳酸菌関連の特許状況
5.乳酸菌事業の今後の展開と見通し


資料体裁:A4判 127頁
発 刊 日:2014年11月21日