2014年　メディカルフーズの市場分析調査

―スーパー・ドラッグストアへの販路開拓が進む介護食市場―

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概要
【調査主旨】
◆2013年度のメディカルフーズ市場は、前年比4.2％増の1,240億円となった。同市場は、高齢化の進展に伴う要介護者の増加を背景に成長が続いている。近年は、在宅介護者の増加を見据え、在宅向けの販路開拓が進んでおり、特に、スーパー・ドラッグストアにおける需要が拡大している。

◆分野別で見ると、介護食市場は前年比11.8％増の２ケタ増となった。特に、在宅向けでは、簡便調理ニーズの高まりからレトルトタイプの需要が拡大。また、流動食では、低栄養に陥る高齢者が増加していることを受けて、“少量・高栄養”を訴求した商品の投入が活発化しており、新規顧客の獲得につながっている。

◆さらに、治療食は、糖尿病・腎疾患患者の増加により市場参入も増加しており市場が拡大傾向にある。特に、たんぱく調整では、食事メニューのバリエーションを持たせることができるため、より低たんぱくな主食商品のニーズが高まっている。

◆当資料はこうした動向を踏まえ、メディカルフーズを、訴求ポイント別、チャネル別、ブランド別に把握した市場データや企業別シェアなどを掲載。さらに、参入各社の商品展開状況、商品政策、販売促進策、及び今後の方向性についてレポートしている。今後のメディカルフーズ市場における商品戦略やマーケティング活動に資するレポートとなっている。

目次
【市場編】
１.メディカルフーズの調査対象範囲
２.メディカルフーズの市場概況
　１)高齢者の状況
　２)65歳以上の要介護（要支援）の認定者数
　３)各種介護サービス受給者数の推移
　４)ユニバーサルデザインフード（UDF）の生産額推移
　５)メディカルフーズ市場への新規参入状況
３.メディカルフーズの商品展開状況
　１)介護食の商品展開状況
　　①訴求ポイント別
　　②食品カテゴリー別
　　③UDF区分別
　　④温度帯別
　　⑤メーカー別
　２)治療食の商品展開状況
　　①訴求ポイント別
　　②食品カテゴリー別
　　③形状別
　　④温度帯別
　　⑤メーカー別
　３)流動食の商品展開状況
　　①訴求ポイント別
　　②食品カテゴリー別
　　③形状別
　　④メーカー別
４.メディカルフーズの市場規模
　１)総市場規模
　２)介護食の市場規模推移
　　①介護食の訴求ポイント別市場規模
　　②介護食の企業別シェア
　３)治療食の市場規模推移
　　①治療食の訴求ポイント別市場規模
　　②治療食の企業別シェア
　４)流動食の市場規模推移
　　①流動食の訴求ポイント別市場規模
　　②流動食の企業別シェア
　５)チャネル別市場規模推移
５.各社のメディカルフーズの商品政策
　１)介護食
　２)治療食
　３)流動食
６.各社のメディカルフーズの営業活動
　１)各社の営業人員及び営業体制
　　①営業人員
　　②営業拠点数
　　③販売代理店取引数
　　④取扱い店舗数（市販用）
　　⑤取扱い施設数（業務用）
　２)各社の販売促進策
　　①病院・施設向け
　　②在宅向け
７.業界関連団体の動向
８.メディカルフーズの今後の市場展望
　１)メディカルフーズの市場規模予測
　２)各社のメディカルフーズ事業の方向性

【個別企業編】
１.キユーピー株式会社
２.日清オイリオグループ株式会社
３.マルハニチロ株式会社
４.ハウス食品グループ本社株式会社
５.和光堂株式会社
６.イーエヌ大塚製薬株式会社
７.株式会社ヤヨイサンフーズ
８.株式会社明治
９.株式会社クリニコ
１０.味の素株式会社
１１.旭化成ファーマ株式会社
１２.テルモ株式会社
１３.ニュートリー株式会社
１４.キッセイ薬品工業株式会社
１５.ホリカフーズ株式会社
１６.株式会社三和化学研究所
１７.株式会社ニチレイフーズ

＜調査項目＞（各社共通）
１.企業概要
２.メディカルフーズの商品開発経緯
３.メディカルフーズの商品一覧
４.メディカルフーズの商品展開状況
　１）訴求ポイント別アイテム構成
　２）ブランド別アイテム構成
　３）分野別アイテム構成
　　①介護食 ②治療食 ③流動食　　　
５.メディカルフーズの売上高
　１）訴求ポイント別売上高
　２）食品カテゴリー別売上高
　３）ブランド別売上高
　４）チャネル別売上高
６.メディカルフーズの商品政策
７.メディカルフーズの販売方法
　１）販売ルート
　２）販売力及び営業活動内容
　３）販売促進策
８.今後の方向性

資料体裁：A4判　218頁
発 刊 日：2014年10月15日