2013年 食系企業の乳酸菌事業戦略調査

―乳酸菌の多様な機能解明により期待される応用製品開発―

商品番号 mr120130120
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
【調査主旨】
◆乳酸菌は、細菌の一種であり、その様々な細菌の種類の中で、乳酸を作り人体に好影響を与える菌などの一定の特徴を満たす細菌の総称である。乳酸菌は人間の腸内にも生息しており、様々な種類の乳酸菌が発見されている。乳酸菌は、食品の腐敗防止のために古くから食品加工に際して活用されており、発酵乳(ヨーグルト)やチーズ、漬物などの発酵食品に多く含まれているが製品によって使われている乳酸菌も異なっている。

◆近年、乳酸菌に関する研究開発は多様化している。すなわち、従来から普及している「整腸作用」や「免疫機能向上」、「アレルギー緩和作用」以外に、「抗メタボ」や「ストレス緩和」、「記憶力向上」などの機能が報告されており、これらについてのさらなる機能追求も進んでいる。また、乳酸菌自体の機能にとどまらず、乳酸菌が産出する成分の特定や応用製品の嗜好性への関与など、幅広い研究が行われている。

◆その中で、乳酸菌事業を新規事業として確立するべく、力を入れるメーカーが多くなっている。具体的には、サッポロホールディングスや伊藤園が、乳酸菌事業のノウハウを持つ企業と連携して共同研究や応用製品開発を推進している。

◆これら乳酸菌を応用した製品としては、前述した発酵乳などの発酵食品のほか、乳酸菌飲料や健康食品、育児栄養食品、OTC医薬品、化粧品など、製品分野、参入企業共に多様になっており、市場も堅調に推移している。

◆当資料は、食系企業15社の乳酸菌事業における基礎・開発研究から応用製品展開動向をレポート。研究開発と事業推進を中心に調査・分析を行っている。また、対象分野の乳酸菌応用製品市場も明らかにしている。

目次
【調査概要】
【集計・分析編】
1.乳酸菌応用製品の調査対象範囲と調査対象企業
 1)乳酸菌応用製品の調査対象範囲
 2)調査対象企業
2.対象企業の乳酸菌事業変遷
 1)乳酸菌の種類・機能
 2)乳酸菌応用製品展開状況
  ①対象企業の分野別商品展開状況
  ②対象企業の乳酸菌応用製品アイテム分析
   (1)分野別
   (2)企業別
   (3)菌種別
  ③対象企業の乳酸菌応用製品発売変遷
3.乳酸菌応用製品の市場概況と市場規模分析
 1)総市場規模(発酵乳・飲料・健康食品)
 2)分野別
 3)機能別
 4)企業別シェア
  ① 全体
  ② 分野別
   ◇発酵乳
   ◇飲料
   ◇健康食品
4.対象企業の乳酸菌事業研究開発体制と特許状況
 1)研究開発体制
 2)乳酸菌関連特許状況(2012年以降)
 3)乳酸菌関連研究開発成果(2011年以降)
5.対象企業における乳酸菌事業の今後の展開と見通し

【個別企業編】
◆明治
◆森永乳業
◆雪印メグミルク
◆オハヨー乳業
◆グリコ乳業
◆協同乳業
◆タカナシ乳業
◆カルピス
◆ヤクルト本社
◆カゴメ
◆キリンホールディングス
◆サントリーホールディングス
◆サッポロホールディングス
◆伊藤園
◆フジッコ

―調査項目(共通)―
1.乳酸菌事業の研究開発体制
 1)研究体制組織及び組織の概要
 2)乳酸菌事業の変遷
 3)乳酸菌事業における研究開発成果(2012年以降)
 4)乳酸菌関連の特許状況(2012年以降)と提携状況
2.乳酸菌応用製品の展開状況
3.乳酸菌応用製品の販売規模
 1)分野別販売規模
 2)機能別販売規模
4.乳酸菌事業における今後の展開と見通し
 (R&D/応用製品化/乳酸菌事業の見通し)

資料体裁:A4判103頁
発 刊 日:2013年8月30日

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