2014年 チーズの市場分析調査

―独自性のある品揃えがチーズ市場の活性化の鍵を握る―

商品番号 mr120140176
価格 ¥ 95,700 税込
購入商品を選択してください。 (必須)
※法人パッケージ版以外は、事業所内限定商品となります。
法人のお客様はご注文手続き画面の【通信欄】にて貴社名及び部署名を記載いただくようお願い致します


概要
【調査主旨】
◆2013年度のチーズの総消費量は、前年比2.0%減の29万5,333トンとなった。消費量は2009年度から4年連続で増加し、2012年度には初めて30万トンを突破した。しかし、2013年度は円安の進行や輸入原料価格の高騰などで、輸入ナチュラルチーズが大きく減少し、再び30万トンを下回った。

◆市場規模は、金額ベースで、前年比1.4%減の2,895億円となった。家庭用チーズでは、最も規模の大きいスライスにおいて、大手流通業者のPB強化や新規参入メーカーの低価格商品が台頭するなど、価格競争が激化している。また、業務用チーズは、輸入ナチュラルチーズの価格高騰の影響で、チーズメニューを展開しているメーカー各社がチーズの使用量を減らしていることから、それぞれの市場が伸び悩んでいる。

◆こうした状況の中でメーカー各社は高付加価値商品を投入し、低価格商品との価格競争を回避する動きが見られる。具体的には、森永乳業の「ワールドセレクト」、六甲バターの「フロマジュエル」や「濃硬チーズ」、マリンフードの「スティリーノ」、チェスコの「トランブレー」、伊藤ハムの「ブルサン」など機能性やプチプレミアムを訴求した独自性のある商品が挙げられる。

◆当該資料では、こうした動きが見られるチーズ市場の動向を調査・分析。用途別(家庭用・業務用)、種類別(プロセスチーズ・ナチュラルチーズ)、タイプ別の市場分析をおこなうとともに、主要参入企業15社の販売動向および商品戦略を明らかにしている。

目次
【調査概要】
【市場編】
1.市場概況
2.チーズの需給動向
 1)チーズの供給体制
 2)チーズの需給量推移
 3)ナチュラルチーズの国別輸入状況
 4)輸入ナチュラルチーズの国別・タイプ別輸入量
 5)主要ブランドとチーズ向け原料乳価格の推移
 6)主な輸入エージェントと各国の取り扱い商品名
3.チーズの市場規模分析
 1)種類別市場規模推移
 2)用途別市場規模推移
 3)用途別・種類別市場規模
 4)業務用チーズの業種別市場規模
4.チーズのタイプ別販売状況
 1)家庭用におけるタイプ別販売状況
 2)家庭用チーズのタイプ別市場ポジション
 3)業務用におけるタイプ別販売状況
 4)業務用チーズのタイプ別市場ポジション
5.チーズのメーカー別シェア分析
 1)各メーカーのシェア推移
 2)家庭用市場におけるメーカー別シェア
 3)業務用市場におけるメーカー別シェア
6.主要チーズのタイプ別・メーカー別ポジション
 1)家庭用スライス
 2)家庭用ベビー
 3)家庭用6P、8P
 4)家庭用シュレッド
 5)家庭用カマンベール
 6)家庭用カルトン
 7)家庭用クリーム
 8)業務用シュレッド
 9)業務用クリーム
7.商品化の方向
8.各社の商品政策
 1)家庭用
 2)業務用
9.各社のチーズ事業の今後の方向性

【個別企業編】
◆雪印メグミルク
◆森永乳業
◆六甲バター
◆明治
◆宝幸
◆東京デーリー
◆チェスコ
◆伊藤ハム
◆野澤組
◆ムラカワ
◆マリンフード
◆小岩井乳業
◆ヨシダコーポレーション
◆日本マイセラ
◆協同乳業

〈個別企業調査項目〉(各社共通)
1.企業概要
2.商品展開状況(家庭用、業務用)
3.チーズの販売状況
 1)売上高推移
 2)種類別売上高
 3)種類別・タイプ別売上高(家庭用・業務用)
 4)業務用チーズの業種別売上高
4.商品政策と販売促進策
 1)商品政策
 2)販売促進策
5.今後の市場見通しと展開

資料体裁:A4判 150頁
発 刊 日:2014年8月21日

おすすめ商品

前へ
次へ