2016年 チーズの市場分析調査

―「家飲み」の広がりから“おつまみニーズ”が拡大!―

商品番号 mr120160314
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
【調査主旨】
◆2015年度のチーズの総消費量は、前年比7.5%増の32万519トンとなった。2012年度に過去最高の消費量を記録した後、2013~2014年度は、円安の進行や輸入原料価格の高騰等から消費量は大きく減少。2015年度に入り原料価格が値を下げたことから再び拡大。ピークの2012年度を上回る結果となった。

◆市場規模は、金額ベースで、前年比4.0%増の3,119億円となった。家庭用は全般に好調に推移。特に、「家飲み」需要の拡大を背景とした“おつまみニーズ”の高まりからベビーやカマンベールが大きく伸長。販売規模の大きいスライスやシュレッドについても、差別化アイテムの積極的な投入等からプラス推移となった。また業務用については、製パン向けやCVSベンダー向け、食品加工向けが堅調に推移したものの、販売規模の大きい外食向けがダウン推移となっており、トータルでは微増推移となった。

◆家庭用の商品展開としては、「プレミアム」や「大人向け」を訴求した商品や、おつまみに適した新フレーバー品の投入が多くみられた。また、6Pやシュレッド等でモッツァレラを使用した商品が増えている。こうした中、明治はモッツァレラのストリング「さいておいしいモッツァレラ」を投入し、新たな需要を創造している。一方、業務用では、耐熱性を強化した機能性プロセスチーズやコレステロールオフの乳主原チーズのニーズが高まっている。

◆当該資料では、こうした動きが見られるチーズ市場の動向を調査・分析。用途別(家庭用・業務用)、種類別(プロセスチーズ・ナチュラルチーズ)、タイプ別の市場分析をおこなうとともに、主要参入企業15社の販売動向および商品戦略を明らかにしている。

【調査対象】
◆プロセスチーズ
 PC(プロセスチーズ)
 ・スライス
 ・粉チーズ
 ・ベビー
 ・キャンディ
 ・6P、8P
 ・クリーム
 ・カルトン  etc.
◆ナチュラルチーズ
 NC(ナチュラルチーズ)
 ・シュレッド
 ・クリーム
 ・カマンベール
 ・粉チーズ(パルメザン) etc.
◆国産、輸入
◆家庭用、業務用


目次
【調査概要】
【市場編】
1.市場概況
2.チーズの需給動向
 1)チーズの供給体制
 2)チーズの需給量推移
 3)ナチュラルチーズの国別輸入状況
 4)輸入ナチュラルチーズの国別・タイプ別輸入量
 5)主要ブランドとチーズ向け原料乳価格の推移
 6)主な輸入エージェントと各国の取り扱い商品名
3.チーズの市場規模分析
 1)種類別市場規模推移
 2)用途別市場規模推移
 3)用途別・種類別市場規模
 4)業務用チーズの業種別市場規模
4.チーズのタイプ別販売状況
 1)家庭用におけるタイプ別販売状況
 2)家庭用チーズのタイプ別市場ポジション
 3)業務用におけるタイプ別販売状況
 4)業務用チーズのタイプ別市場ポジション
5.チーズのメーカー別シェア分析
 1)各メーカーのシェア推移
 2)家庭用市場におけるメーカー別シェア
 3)業務用市場におけるメーカー別シェア
6.主要チーズのタイプ別・メーカー別ポジション
 1)家庭用スライス
 2)家庭用ベビー
 3)家庭用6P、8P
 4)家庭用シュレッド
 5)家庭用カマンベール
 6)家庭用カルトン
 7)家庭用クリーム
 8)業務用シュレッド
 9)業務用クリーム(NC)
7.商品化の方向
 【参考】家庭用チーズのトレンド ~おつまみニーズに向けた取り組み~
8.各社の商品政策
 1)家庭用
 2)業務用
9.各社のチーズ事業の今後の方向性

【個別企業編】
◆雪印メグミルク
◆森永乳業
◆六甲バター
◆明治
◆宝幸
◆東京デーリー
◆チェスコ
◆伊藤ハム
◆野澤組
◆ムラカワ
◆マリンフード
◆小岩井乳業
◆ヨシダコーポレーション
◆日本マイセラ
◆協同乳業

―個別企業調査項目(各社共通)―
1.企業概要
2.商品展開状況(家庭用、業務用)
3.チーズの販売状況
 1)売上高推移
 2)種類別売上高
 3)種類別・タイプ別売上高(家庭用・業務用)
 4)業務用チーズの業種別売上高
4.商品政策と販売促進策
 1)商品政策
 2)販売促進策
5.今後の市場見通しと展開


資料体裁:A4判 146頁
発 刊 日:2016年8月31日