用途開拓により拡大する米粉市場！パン、洋菓子、麺への広がりとトレンドを探る
2011年　米粉の市場分析調査

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概要
・米粉は従来、和菓子や米菓の原料として利用されてきたが、製粉技術や食品製造技術の進展により、パンや洋菓子、麺などにも利用できるようになった。そのため、小麦価格が高騰した2008年頃から米粉に注目が集まるようになった。国も食料の安定供給に繋げるため、米粉の需要拡大による食料自給率の向上を図るための支援策を強化している。米粉用米の生産者への助成金交付や米粉倶楽部によるTVCM放映など、米粉の普及に向けた活動が追い風となり、小麦粉代替需要として拡大する方向にある。

・こうした流れを受け、米粉及び米粉加工品市場はここ数年、前年を大幅に上回る好調な推移が続いている。2010年度の米粉市場は前年比47.6％増となった。これまで業務用を中心に需要が拡大していたが、家庭用も米粉の認知度向上や取扱店舗の広がりなどから需要が伸びている。今後、家庭への普及、浸透が進めば一層の成長が期待できる状況にある。また、米粉加工品市場も前年比49.2％増と拡大した。消費者の米粉に対する関心の高まりを受けて、新商品投入や販路拡大、メーカーの新規参入など消費拡大に向けた動きが活発化しており、高い成長率を示している。

・当資料では、パンや麺、洋菓子などの新たな用途に利用される米粉を対象に、米粉及び米粉ミックス粉を対象にした米粉市場と米粉加工品市場の両面から調査・分析。さらに、参入各社の商品動向、販売状況、今後の展開などを調査し、米粉の広がりとトレンドを明らかにしている。

目次
【調査概要】

【総市場編】　
　1．米粉市場の構図
　2．米粉及び米粉加工品の市場規模分析
　3．今後の市場予測

【米粉編】　
　1．米粉の概況
　　1）市場概況
　　2）各社の参入状況
　　3）米粉の製造方法
　2．商品分析
　　1）分野別・用途別展開状況
　　2）メーカー別展開状況
　　3）商品化傾向
　3．米粉の市場規模分析
　　1）分野別・用途別分析
　　2）メーカー別シェア
　4．米粉の販売方法
　5．米粉の問題点
　6．今後の市場見通しと展開
　　1）今後の市場予測
　　2）各社の今後の展開

【個別企業編】　
　片山製粉株式会社
　共立食品株式会社
　熊本製粉株式会社
　鳥越製粉株式会社
　株式会社波里
　みたけ食品工業株式会社
　群馬製粉株式会社
　たいまつ食品株式会社
　新潟製粉株式会社
　日本製粉株式会社
　日の本穀粉株式会社
　その他参入企業の米粉の商品一覧

（各社共通調査項目）
　1．企業概要
　2．米粉の商品一覧
　3．米粉の参入経緯
　4．米粉の売上高
　5．米粉の製造・販売ルート
　6．米粉の問題点
　7．米粉の市場性と展開
　※対象により項目が異なります

【米粉加工品編】　
　1．米粉加工品の用途展開
　2．参入状況
　3．参入メーカー分析
　　1）業種別分析
　　2）分野別分析
　　3）品目別分析
　　4）米粉の仕入状況
　　5）参入メーカーの展開状況
　4．米粉加工品の品目別市場規模推移
　5．米粉加工品の販売方法
　6．今後の市場予測
　7．米粉加工品の商品一覧

資料体裁：Ａ４判　98頁
発 刊 日：2011年08月31日