2017年 ロコモティブシンドローム市場の実態と展望

―機能性表示食品や複合訴求で現役世代へ広がるロコモ市場―

商品番号 mr130170344
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
【調査主旨】
◆2016年度のロコモティブシンドローム関連商品の市場規模は前年度比7.0%増で推移している。2010年度の調査から比較すると7年間で約1.3倍に拡大している。市場拡大の要因としては①高齢者人口の増加に伴うアクティブシニアの増加、②現役世代への拡販、③機能性表示食品制度の開始などが挙げられる。

◆主要各社は、2015年に開始された機能性表示食品制度を活用した商品を拡充している。特に味の素は、同制度の活用した商品のエビデンスを効果的に発信し、新規顧客の獲得に成功している。またキューサイは、美容商品として販売していたものを同制度の利用でロコモ訴求に切り替え、ロコモ市場の拡大に寄与している。

◆そして主要各社の商品傾向にも変化が見られ、複数の成分を配合した商品が増えている。さらに関節と筋肉といったW訴求の商品や、関節、骨、筋肉すべてを訴求した総合型商品も増加傾向にある。例えばディーエイチシーが投入した総合型商品は“何から対策すればよいかわからない”といった消費者の需要を開拓している。

◆さらに参入企業に関しても、大正製薬などの製薬系や、ライオンなどの日用品系企業によるロコモ商品の投入が見受けられる。各企業は、効果の実感や手軽な健康対策のアピールで、高齢者に加え、健康意識の高い現役世代やアクティブシニアの獲得に注力している。

◆本調査では、主要企業21社を中心とした商品分析、ロコモ関連商品の売上高、販売方法を調査し、各社の今後の展開をレポートしている。

<訴求>
 ◆関節痛緩和
 ◆骨密度・骨質改善
 ◆筋肉量向上
<分野>
 ◆サプリメント
 ◆OTC(一般用医薬品)
 ◆飲料

【調査期間】
 2017年1月~2017年3月

目次
【調査概要】
【市場編】
 1. 調査概要
  1)調査目的
  2)対象商品
  3)調査対象企業
 2. ロコモティブシンドロームの概況
  1)定義
  2)人口
  3)予防と対策
  4)政府・業界団体の動向
 3. 市場の沿革
 4. 市場分析
  1)全体
  2)企業別
  3)商品別
  4)分野別
  5)訴求別
  6)成分別
  7)チャネル別
 5. 商品分析
 6. 品目分析
  1)分野・訴求別
  2)企業別
  3)成分別
  4)新商品数
 7.販売方法
  1)販売チャネル
  2)販促活動
 8.今後の展開
  1)今後の市場性
  2)主要企業の今後の展開

【個別企業編】
 1.サントリーウエルネス
 2.エバーライフ
 3.世田谷自然食品
 4.ゼリア新薬工業
 5.大正製薬
 6.味の素
 7.雪印メグミルク
 8.ディーエイチシー
 9.日本薬師堂
 10.アサヒフードアンドヘルスケア
 11.明治
 12.武田薬品工業
 13.ダイドードリンコ
 14.キューサイ
 15.再春館製薬所
 16.富山常備薬グループ
 17.小林製薬
 18.オリヒロ
 19.ワダカルシウム製薬
 20.ヤクルト本社
 21.ライオン

―調査項目(各社共通)―
 1.商品概要
 2.発売経緯
 3.品目数
 4.売上高
  1)商品別
  2)分野別
  3)訴求別
  4)成分別
  5)チャネル別
 5.販売方法
 6.今後の展開


資料体裁:A4判 136頁
発刊日:2017年4月20日