2021年 青汁市場の実態と展望

―コロナ禍で再成長する市場、攻略のカギは「免疫力」「家族」―

商品番号 mr220210561
価格 ¥ 108,900 税込
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概要
【調査趣旨】
◆2020年度の青汁市場は、前年度比1.1%増の813億円となった。同市場は通販企業の粉末青汁を中心に構成され、健康維持や野菜不足を補う目的として主に中高年層の顧客を獲得。高いリピート需要に支えられ成長を続けてきた。2018年度から2年連続でマイナス成長となったが、2020年度はコロナ禍によって消費者の健康意識や免疫機能に対する関心が向上。“巣ごもり生活”が続くなかで食生活を見直す人が増え、野菜不足の解消や免疫力の向上といった目的で青汁が取り入れられた。

◆主力の粉末青汁は商品数が多く、競争は厳しさを増している。各社は、既存商品の刷新によるブランド力の向上、青汁未経験者や初心者向けの商品の投入、SNSを活用した若年層への情報発信の強化などに取り組み、新規需要の開拓を図っている。一方、ドリンク青汁は市場規模が年々拡大しており、青汁市場全体に占める割合は11.0%まで高まっている。市場シェアトップの伊藤園は、ドリンク青汁を市場に定着させるべく拡販に注力。特に無糖タイプの商品が伸びており、中高年層だけでなく、糖質やカロリーを気にする若年層からも支持されている。

◆今後の市場攻略のキーワードとなるのが、「免疫力」「家族」である。近年、健康訴求の商品が様々な分野に広がったことで、消費者の選択基準がよりシビアになっている。かつては、青汁が持つ“健康に良い”というイメージだけで健康志向の消費者ニーズを獲得できていたが、競合に打ち勝つためには新しい価値の提案が求められている。コロナ禍を背景に、青汁に免疫力向上の効果を期待するユーザーが増加し、健康対策として家族で青汁を摂取するニーズも高まっている。“免疫力の向上に特化した青汁”や“家族みんなで飲める青汁”といった商品は、競合商品との明確な差別化や顧客層の若返り、潜在需要の開拓につながると考えられる。

◆当資料では、コロナ禍で再成長する青汁市場に焦点を当て、最新動向および市場攻略のポイントを明らかにしている。また、当社発刊の消費者調査レポート「2021年 青汁の摂取実態と今後のニーズ」の調査結果も踏まえて多角的に分析している。

【調査期間】
2021年4月~2021年5月

目次
【総市場編】
1.調査概要
 1.調査目的
 2.調査対象
 3.調査対象企業
 4.調査方法と留意点
2.市場概況
 1.市場背景
 2.発売経緯
 3.青汁の摂取状況
3.市場分析
 1.全体
 2.企業別
 3.ブランド別
 4.規格別
 5.主原料別
 6.形状別
 7.タイプ別
 8.チャネル別
4.商品分析
 1.品目数
 2.ブランド分析
5.販売方法分析
 1.販売チャネル
 2.販促活動
 3.青汁購入のきっかけとなったメディア・情報源
6.今後の展望
 1.今後の市場性
 2.市場攻略のポイント

【事例編】
1.「緑効青汁」(アサヒ緑健)
2.「ごくごく飲める 毎日1杯の青汁」(伊藤園)
3.「ザ・ケール」(キューサイ)
4.「乳酸菌が入った青汁」(世田谷自然食品)
5.「1日分/1食分のケール青汁」シリーズ(ファンケル)
6.「大麦若葉」シリーズ(山本漢方製薬)
7.「からだにユーグレナ」(ユーグレナ)

資料体裁:A4判72頁
発刊日:2021年6月7日

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