化学療法の治療実態と新薬の今後の可能性を探る
ドクター調査シリーズ№9
NSCLC(非小細胞肺癌)治療のドクター調査

商品番号 dr0080009
価格 ¥ 880,000 税込
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概要
非小細胞肺がんは抗がん剤が効きにくいとされているが、2003年以降、術後化学療法の有用性を示すデータが矢継ぎ早に発表され、「肺癌診療ガイドライン」も以前の「標準的治療としては行うよう勧められるだけの根拠が明確ではない」から、「術後化学療法を行うよう勧められる」と改定されるなど、術後化学療法が見直されている。
また、患者によっては劇的な効果をもたらす一方で、致死的な間質性肺炎の発症による死亡例が報告されて議論を呼んでいる分子標的薬「イレッサ」(ゲフィチニブ)に関しては、効果が上皮成長因子受容体(EGFR)遺伝子変異と関連することを示唆する報告がなされ、注目されている。
当調査では、(1)患者別での治療実態、(2)ステージ別での化学療法の実態、(3)使用薬剤の評価および問題点、(4)分子標的薬「イレッサ」の評価、(5)新薬への期待度について調査・分析し、今後の非小細胞肺がん治療薬の開発およびマーケティング上のレポートとして刊行した。

調査方法
インタビュー調査
調査対象
地域癌診療連携拠点病院を中心とする肺癌専門医(呼吸器内科・内科・呼吸器科)


目次

被験者特性
分析編
1.治療実態
1)薬剤の選択基準
2)術前化学療法
3)術後化学療法
4)手術不能例化学療法
2.各レジメンの今後の使用意向
3.「イレッサ」および「タルセバ」の使用実態と使用意向
1)「イレッサ」
2)「タルセバ」
4.開発中の薬剤に対する期待度

集計編
1.診察患者について
1)1ヶ月あたりのNSCLC患者数
2)年代別患者割合
3)病期分類別患者割合
2.NSCLCの治療実態
1)薬物療法の選択基準
2)0〜1A期の患者に対する化学療法
3)1B〜3A期の患者に対する化学療法
(1)術前化学療法を行っている患者割合
(2)術前化学療法の使用薬剤とその選択理由
(3)術後化学療法の使用薬剤とその選択理由(1st)
(4)術後化学療法の使用薬剤とその選択理由(2nd)
4)手術不能例の患者に対する化学療法
(1)使用薬剤とその選択理由(1st)
(2)使用薬剤とその選択理由(2nd)
(3)1stから2ndへの変遷
5)分子標的薬「イレッサ」の使用実態
(1)使用経験および使用割合
(2)使用基準
(3)手術不能例に使用するレジメンに「イレッサ」を挙げていないドクター
3.レジメンの評価と今後の使用意向
1)各レジメンの評価
(1)術前化学療法
(2)術後化学療法(0〜1A期)
(3)術後化学療法(1B〜3A期 1st)
(4)術後化学療法(1B〜3A期 2nd)
(5)手術不能例(1st)
(6)手術不能例(2nd)
2)各レジメンの評価理由および問題点
(1)術前化学療法
(2)術後化学療法(0〜1A期)
(3)術後化学療法(1B〜3A期 1st)
(4)術後化学療法(1B〜3A期 2nd)
(5)手術不能例(1st)
(6)手術不能例(2nd)
4.新薬「タルセバ」の使用実態および使用意向
1)「タルセバ」の認知度
2)「タルセバ」の使用意向
5.開発中の薬剤に対する期待度
1)「アリムタ」
(1)「アリムタ」の認知度
(2)「アリムタ」の期待度
(3)「アリムタ」に期待している点
(4)「アリムタ」が期待できない点
2)「アバスチン」
(1)「アバスチン」の認知度
(2)「アバスチン」の期待度
(3)「アリムタ」に期待している点
(4)「アリムタ」が期待できない点
3)期待する開発中の薬剤
6.化学療法剤に最も望むこと

データ編
質問表


体裁:CD-ROM[レポート、rawdata]
発刊日:2008年3月28日