2017年 医薬品容器・包装材の市場動向分析調査

―ジェネリック医薬品の市場拡大に伴いPTP包材が伸長―

商品番号 mr410170357
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
【調査趣旨】
◆2015年度の医薬品容器・包装材の市場は、前年度比2.2%増の1,552億円となった。同市場は、ジェネリック医薬品市場の拡大を背景に、PTP包材を中心としたプラスチック製容器の需要拡大により、前年度実績を上回った。

◆メーカー各社の動向としては、需要家の高度化するニーズに対応するために、研究開発、生産、販売面からの事業の活性化及び最適化を行う動きが見られた。

◆研究開発面では、PTPを中心に容器の高付加価値化に関する研究開発が盛んに行われている。具体的には、住友ベークライトやサンエー化研などは超高防湿性のPTP包装シートを開発している。また、プラスチック容器では、環境負荷の低い容器の開発が行われている。例えば、大成化工や伸晃化学はバイオマスプラスチックを素材としたプラスチック容器を開発している。

◆生産面では、安全性の高い包材を生産するために、工場のクリーンルーム化や最新の検査装置を導入する動きが見られた。

◆販売面では、特定の顧客ニーズに応える販売活動が活発化している。阪神化成工業は、ユーザーの要望に合わせたオリジナルの容器を提案することによって、プラスチック容器で高い採用実績をあげている。

◆こうした背景の中、当資料では、医薬品容器・包装材市場を詳細に分析するとともに、主要企業の医薬品容器・包装材の売上を包装形態別、素材別に算出。さらに、製品展開状況、生産・販売状況、研究開発動向、今後の方向性などについても明らかにしている。

【調査対象】
医薬品を直接包装及び充填する容器・包装材
◆ガラスびん
◆アンプル
◆バイアル
◆プラスチック容器
◆PTP
◆SP・分包
◆チューブ
◆その他

【調査期間】
2017年4月~7月


目次
【調査概要】
【市場編】
1. 市場概要
 1)医薬品容器・包装材の調査対象範囲
 2)医薬品容器・包装材に関する法・規制の概要
2. 市場背景
 1)医薬品の生産動向
 2)素材の生産動向
3. 主要参入企業一覧
4. 主要各社の製品展開状況
5. 医薬品容器・包装材の市場規模
 1)総市場規模推移
 2)品種別市場規模推移
 3)素材別市場規模推移
6. 企業別シェア
 1)全体
 2)品種別
 3)素材別
7. 医薬品容器・包装材の生産拠点
8. 研究開発動向
 1)主な企業の研究開発動向
 2)主な特許一覧
9. 今後の市場性
 1)今後の市場予測
 2)主な企業の今後の展開

【個別企業編】
◆藤森工業
◆共同印刷
◆住友ベークライト
◆サンエー化研
◆三菱ケミカル
◆大成化工
◆細川洋行
◆阪神化成工業
◆東洋アルミニウム
◆東洋ガラス
◆UACJ製箔
◆不二硝子
◆伸晃化学
◆大和特殊硝子
◆キョーラク
◆ベスパック
◆メイワパックス
◆内外化成
◆関西チューブ
◆MICS化学
◆その他

―個別企業編調査項目(各社共通)―
1.企業概要
2.製品の展開状況・製品概要
3.医薬品容器・包装材の売上高
 1)包装形態別売上高
 2)素材別売上高
4.医薬品容器・包装材の生産・販売状況
5.研究開発動向
 1)近年の研究開発状況
 2)特許公開状況(2016/4~2017/3)
6.今後の方向性


資料体裁:A4判 132頁
発刊日:2017年7月25日

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