過熱するバイオ後続品の開発競争、市場の現況と参入各社の戦略を探る
2012年 ジェネリック医薬品の市場分析調査

商品番号 mr310120013
価格 ¥ 95,700 税込
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概要

◆厚生労働省では、2010年にジェネリック医薬品の調剤体制加算の算定要件を3段階の数量基準に改めたほか、DPCの調製係数段階的廃止等を行うなど、市場拡大への環境整備を進めている。こうした普及策を追い風に、ジェネリック医薬品市場は2010年度に前年度比9.1%増の5,564億円(弊社推定)の市場となっている。拡大の要因は調剤体制加算の算定要件の変更で需要を獲得した企業が多かったほか、大型製品のジェネリック医薬品が相次いで発売されたことが挙げられる。
◆しかし、今後は、2012年の薬価改定をはじめ、特許失効を迎える大型製品の数が少なくなるため、市場では新たな成長戦略の必要性が高まっている。大手企業では、新たな収益源としてバイオ後続品を見定め、開発競争が過熱している。またバイオ後続品は受託製造の分野でも需要が見込め、生産面でも先行投資を行う動きが活発化している。ただし、バイオ後続品については、開発・生産ともに膨大なコストを要するため、既存の低分子医薬品を軸に癌領域等の分野を開拓する企業や、海外市場に活路を見出す動きも見られ、参入企業の戦略は多様化の様相を見せている。
◆当資料では、ジェネリック医薬品市場の参入企業21社を対象に、各社の業績、品揃え状況、販売高、生産、研究開発、販売及び流通体制を徹底調査。新たな成長戦略を進める各社と市場の現状、今後の展望をレポートしている。


目次

調査概要

【市場編】
 1.ジェネリック医薬品の市場環境
 2.ジェネリック医薬品の市場分析
  1)ジェネリック医薬品の市場規模とシェア
  2)薬効別市場規模
  3)薬効別ジェネリック医薬品の普及率
 3.ジェネリック医薬品市場におけるメーカー分析
  1)メーカー別ランキング
  2)薬効別・メーカー別シェア
 4.ジェネリック医薬品の品揃え分析
  1)薬効別品揃え
  2)メーカー別品揃え
  3)主要薬効別・メーカー別品揃えランキング
 5.生産体制分析
  1)各社の生産体制分析と生産人員ランキング
  2)各社の生産体制
    〈拠点数、生産拠点、生産人員、設備増強、備考〉
 6.販売体制分析
  1)各社のMR数
  2)各社の販売ルートと販売体制
   〈営業拠点、MR数、卸・販社代理店・その他による販売ルート割合、主な取引先〉
 7.バイオ後続品の市場動向
  1)主なバイオ後続品の承認状況と主要事項
  2)日本におけるバイオ医薬品市場の概観と予測
  3)日本における主なバイオ医薬品の売上高と特許失効予測年
  4)バイオ後続品の参入状況

【個別企業編】
 ・沢井製薬
 ・東和薬品
 ・ニプロファーマ
 ・日医工
 ・大洋薬品工業
 ・マイラン製薬
 ・富士製薬工業
 ・興和テバ
 ・共和薬品工業
 ・日新製薬
 ・サンド
 ・陽進堂
 ・辰巳化学
 ・エルメッドエーザイ
 ・大原薬品工業
 ・キョーリンリメディオ
 ・田辺製薬販売
 ・ファイザー
 ・第一三共エスファ
 ・ザイダスファーマ
 ・富士フイルムファーマ

 《各社共通項目》
  1.企業概要
  2.製品一覧
   1)薬効別品揃え状況
   2)薬効別製品割合と小薬効別製品数
   3)剤形別割合
   4)2011年の新製品
  3.医療用薬品の販売状況
  4.生産体制
  5.研究開発体制
  6.販売体制及び流通
  7.今後の見通しと展開

資料体裁:A4判 161頁
発 刊 日:2012年1月27日