薬物療法の現状と今後の薬剤ニーズを探る
ドクター調査シリーズ№12
前立腺肥大症に伴う排尿・蓄尿障害治療のドクター調査

商品番号 dr0090012
価格 ¥ 880,000 税込
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概要

現在、前立腺肥大症(BPH)に伴う排尿障害の推定患者数が400万人に及ぶと推測されている。今後、高齢化の進展に伴い、患者数がさらに増加していくことが見込まれている。
BPHの薬物治療にあたっては、患者のQOLの改善を図るためにα1受容体に拮抗する薬剤の使用が普及している。ただし臨床現場では、医師の経験的知見に基づいて抗コリン薬との併用療法も既に行われ始めているほか、5α還元酵素阻害剤をはじめ新規の抗男性ホルモン製剤の新薬開発も進んでおり、薬物治療の充実に期待が寄せられている。
当該調査では、HP・GP併せて、泌尿器科ドクター計30名にインタビュー調査を実施。前立腺肥大症に伴う排尿・蓄尿障害薬の実態と可能性を探り、今後の開発およびマーケティング上に役立つレポートとして刊行する。


調査方法
前立腺肥大症に伴う排尿・蓄尿障害の薬物療法を行っている泌尿器医30名にインタビュー調査



目次

調査概要

分析編
1.診察患者
1)1ヶ月の診察患者数とその重症度・年代別患者割合
2)前立腺癌および性機能障害の併発患者割合
2.診断から薬物療法へ
1)判断材料・薬物療法実施の患者割合・平均前立腺容積
2)処方パターン
3)各薬剤を使用する患者の特性・投薬中止の理由
3.薬物療法から手術療法へ
1)手術療法に至るまでの薬物療法
4.望まれる新薬・治療法
1)新薬に対する期待・意向

集計編
1.診察患者について
1)1ヶ月あたりの前立腺肥大症に伴う排尿・蓄尿障害患者数
2)入院・外来別患者数
3)年代別患者割合
4)重症度別患者割合
5)前立腺癌併発患者割合
6)性機能障害併発患者割合
2.診断について
1)診断基準としてのガイドライン
2)診断時の検査項目
3)薬物療法開始時における前立腺容積の測定方法
3.薬物療法の実態
1)薬物療法の実施割合
2)薬物療法を受ける患者の前立腺容積
3)薬物療法を開始する判断基準
4)薬物療法における第1選択薬の処方パターン
a)第1選択薬の採用状況
b)第1選択薬上位3剤の使用実態
b-1)ハルナール
b-2)フリバス
b-3)ユリーフ
5)使用薬剤に対する意向
a-1)α1受容体遮断薬3剤の患者割合・患者特性・使用目的について
a-2)α1受容体遮断薬の1年継続率
a-3)α1受容体遮断薬の中止理由
b-1)抗アンドロゲン薬を使用する患者の特性
b-2)抗アンドロゲン薬の16週継続投与が可能な患者割合
b-3)性機能面での副作用から服用を希望しない患者割合
b-4)抗アンドロゲン薬の投与中止理由
c-1)植物製剤を使用する患者の特性
c-2)植物製剤の使用中止理由
d-1)抗コリン薬を使用する患者の特性
d-2)抗コリン薬を使用中止理由
e-1)ジェネリック医薬品の使用率
e-2)使用しているジェネリック医薬品
6)手術療法への移行
6-1)低侵襲的手術療法への移行
6-2)TUR-P等のより侵襲的な療法への移行
6-3)手術療法の問題点
4.手術療法に至るまでの薬物療法の実態――患者割合・選択理由・問題点
1)α1受容体遮断薬(単剤)
2)坑コリン薬(単剤)
3)坑アンドロゲン薬(単剤)
4)植物製剤・漢方薬(単剤)
5)α1受容体遮断薬+抗コリン薬(併用)
6)α1受容体遮断薬+抗アンドロゲン薬(併用)
7)α1受容体遮断薬+植物製剤・漢方薬(併用)
8)抗コリン薬+抗アンドロゲン薬(併用)
9)抗コリン薬+植物製剤・漢方薬(併用)
10)抗アンドロゲン薬+植物製剤・漢方薬(併用)
5.新薬に対する使用意向
1)5α還元酵素阻害剤・デュタステライド
2)GnRHアンタゴニスト・パモ酸セトロレリクス
3)α1受容体遮断薬・塩酸アルフゾシン
4)PDEV阻害剤「シアリス」
5)細胞死を誘導・前立腺を縮小する新薬

データ編

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体裁:CD-ROM[レポート、rawdata]
発 刊 日:2009年3月18日