概要
【調査趣旨】 ◆2016年度のスーパー惣菜/CVS・FF市場は、前年比3.3%増の3兆6,763億円規模となった。同市場は、共働き世帯や単身世帯、シニア層の増加などを背景に、好調な成長が続いている。 ◆CVSでは、共働き世帯の主婦や単身世帯、シニア層といった新規層の開拓を図るべく、「夕食需要への対応」が本格的に進められた。具体的には、カウンターFFにおいて新メニューの投入が相次ぎ、夕食のメインとなるおかず惣菜の品揃えが拡大。副菜についても、レンジ調理のチルドスープや一食完結型のおかずサラダなど、女性や単身世帯の夕食シーンを狙ったアイテムが積極的に投入された。また、一部チェーンでは、できたて訴求への対応として、量り売り惣菜の展開を強化する動きも見られた。 ◆一方、スーパーでは、@生鮮素材の活用、A量り売り惣菜の展開、Bイートインコーナーの導入といった取り組みが活発に進められた。なかでもオリジナルの生鮮素材を使った惣菜はユーザーへの訴求力が強く、他社との差別化や客単価の向上にも繋がることから、各社とも特に力を入れて取り組む方向にある。 ◆当資料では、上記のような取組みから、さらなる拡大が期待されるスーパー惣菜/CVS・FFの市場動向を分析するとともに、スーパー・CVSの米飯・惣菜事業の商品戦略・開発動向を明らかにしている。さらに、関西圏の主要スーパーの品揃えを徹底調査。現状のスーパー惣菜の店頭販売実態を明らかにし、今後の惣菜商品開発に役立つデータとしてまとめている。 【調査期間】 2017年7月〜2017年10月 目次 【調査概要】 【統括編】 1.スーパー惣菜/CVS・FFの現況 2.スーパー惣菜/CVS・FFの総市場 1)全体 2)スーパー惣菜/CVS・FFにおける企業別売上ランキング 3)スーパー惣菜/CVS・FFにおける企業別売上成長率 3.今後の市場予測 【集計・分析編】 <スーパー惣菜市場> 1.市場概況 2.スーパー惣菜市場の種類別マーケット 3.スーパー惣菜市場のチェーン別シェア動向 1)スーパー惣菜全体 2)惣菜類 @惣菜類全体 A和惣菜 Bサラダ C揚げ物 3)米飯類 @米飯類全体 A弁当 B寿司 4.スーパーの店舗数および1店舗あたりの売上高 5.スーパー惣菜商品展開状況 1)スーパー別商品展開状況 2)種類別商品展開状況 @惣菜類 A米飯類 3)店内調理品の割合 4)価格帯別商品展開状況 @惣菜類 A米飯類 @)米飯類全体 A)おにぎり B)寿司 C)弁当 6.スーパー惣菜における商品開発ポイント分析 7.各スーパーの惣菜事業政策 <CVS・FF市場> 1.市場概況 2.CVS・FF市場の種類別マーケット 3.CVS・FF市場のチェーン別シェア動向 1)CVS・FF全体 2)米飯類 @米飯類全体 A弁当 Bおにぎり 3)調理パン 4)調理麺 5)惣菜 6)カウンターFF 4.CVSの店舗数および1店舗あたりの売上高 5.CVS・FF商品展開状況 1)CVS別新商品の種類別商品展開状況 2)訴求カテゴリー別商品展開状況 6.CVS・FFにおける商品開発ポイント分析 7.訴求カテゴリー別CVS・FF主要新商品一覧 8.主要チェーンのFF事業の取り組み実態 <ベンダー集計> 1.各ベンダーのスーパーとの取引状況 2.各ベンダーの製造品目 3.種類別ベンダーランキング 1)米飯類 @おにぎり A寿司 B弁当 2)惣菜類 @和惣菜 Aサラダ 4.ベンダー(工場・営業所)住所一覧 5.各CVSにおける取引ベンダーと仕入品目 【個別企業編】 <スーパー編> ◆イオンリテール株式会社 ◆株式会社イトーヨーカ堂 ◆ユニー株式会社 ◆合同会社西友 ◆株式会社ライフコーポレーション ◆イズミヤ株式会社 ◆株式会社平和堂 ◆株式会社関西スーパーマーケット ―調査項目(スーパー編)― 1.企業概要 1)売上構成 2)店舗展開状況 2.店舗調査による惣菜の展開状況 1)店舗概要 2)種類別商品一覧 3)種類別商品展開状況 4)注目商品分析 5)価格帯別・種類別展開状況 6)仕入れ商品の製造業者別内訳 3.惣菜売上高 1)惣菜種類別売上高 2)店内調理品売上高 4.惣菜事業の事業政策 1)惣菜の事業体制 2)販売戦略・商品展開 ※関西スーパーマーケットは、「1.企業概要」から「2.店舗調査による惣菜の展開状況」まで調査を実施 <CVS編> ◆株式会社セブン−イレブン・ジャパン ◆株式会社ローソン ◆株式会社ファミリーマート ―調査項目(CVS編)― 1.企業概要 1)売上構成 2)店舗展開状況 2.2017年FF商品展開状況 3.地域別種類別主要ベンダー 4.FF商品種類別売上高 5.FF事業の取り組み実態 資料体裁:A4判 178頁 発刊日:2017年10月20日 頒価:90,000円(税抜) ![]() おすすめ商品
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