2017年 オーガニック・ナチュラルコスメの市場分析調査

―ボタニカルの登場で顧客の裾野が拡大―

商品番号 mr210170343
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
【調査主旨】
◆2015年度のオーガニック・ナチュラルコスメ市場は1,919億円。前年度比7.3%増となっており、2014年度よりも高い伸長率となっている。

◆同市場は従来、オーガニック認証成分を配合したオーガニック系コスメと、植物由来成分を配合したナチュラル系コスメに分かれていたが、近年はオーガニック系・ナチュラル系ともに効果の高さをアピールするため、植物が持つ力を前面に押し出した“ボタニカル”を謳う企業が増加。これによって自然派志向の女性だけでなく、一般的な化粧品を使用する層の関心も高まり、顧客の裾野が広がっている。

◆企業別にみると、市場をけん引するロクシタンジャポンやジョンマスターオーガニックグループが直営店を増やしたことで売上を伸ばしたほか、日本ロレアルやアクロでは既存アイテムや新商品が好調だったことから前年度比50%以上増と高い伸長率を示している。

◆チャネル別では、通販が前年度比14.8%増で推移。“ボタニカル”系ブランドの「ボタニスト」(I-ne)が上市され、一時売り切れが続出するほどの人気となったことが寄与している。また、カウンセリングは前年度比5.6%増で推移。上位企業のほか、日本人を取り込むための店舗づくりに注力したメルヴィータジャポンやイソップ・ジャパンの伸長も同チャネルの拡大に貢献している。

◆2016年度(見込)については、2015年度比10.8%増の2,126億円と市場が大きく拡大する見込み。上記「ボタニスト」が同比3倍以上にまで成長する見通しで、これが大きく寄与するとみられる。また主要各社では、美白やエイジングケアに効果のある植物由来成分の研究や商品開発を進めてさらに効果実感を追求し、高機能を謳うことで一般的な化粧品を使用する消費者のさらなる獲得を図っていく構えである。

◆当資料では、拡大を続けるオーガニック・ナチュラルコスメ市場について、ブランド別・商品分野別・チャネル別に調査するとともに、各社の今後の方向性についてまとめている。


目次
【調査概要】
【市場編】
 1.調査範囲
  1)オーガニック・ナチュラルコスメの定義
  2)調査対象商品
  3)調査対象企業
 2.消費者の意識
  1)オーガニック・ナチュラルコスメの使用状況
  2)使用アイテム
  3)イメージ
 3.主要企業の概況
  1)市場経緯と参入背景
  2)主要企業の開発経緯
  3)オーガニック認証基準
 4.オーガニック・ナチュラルコスメの市場分析
  1)オーガニック・ナチュラルコスメの市場規模
  2)企業別シェア
  3)ブランド別シェア
  4)チャネル別市場規模
  5)分野別市場規模
  6)カテゴリー別市場規模
  7)種類別市場規模
 5.オーガニック・ナチュラルコスメのブランド分析
  1)ブランドポジション
  2)主要ブランドのコンセプト
  3)主要ブランドの概要
  4)主要ブランドの新製品発売状況
 6.オーガニック・ナチュラルコスメの品目分析
  1)主要企業の商品展開状況
  2)主要企業の分野別展開状況
  3)主要企業の種類別展開状況
  4)主要企業の価格帯別展開状況
 7.オーガニック・ナチュラルコスメの販売方法分析
 8.今後の展開
  1)オーガニック・ナチュラルコスメの今後の市場性
  2)主要企業の今後の方向性

【個別企業編】
 ◆ロクシタンジャポン株式会社
 ◆イオンフォレスト株式会社
 ◆ELGC株式会社
 ◆株式会社ジョンマスターオーガニックグループ
 ◆株式会社サボンジャパン
 ◆日本ロレアル株式会社
 ◆株式会社マークスアンドウェブ
 ◆株式会社ニールズヤード レメディーズ
 ◆株式会社ヴェレダ・ジャパン
 ◆ジュリーク・ジャパン株式会社
 ◆株式会社イデアインターナショナル
 ◆インターナショナルコスメティックス株式会社
 ◆ブルーベル・ジャパン株式会社
 ◆ジャパンオーガニック株式会社
 ◆株式会社ハウス オブ ローゼ
 ◆株式会社ラッシュジャパン
 ◆株式会社生活の木
 ◆コーセーコスメニエンス株式会社
 ◆株式会社ミトク
 ◆イソップ・ジャパン株式会社
 ◆メルヴィータジャポン株式会社
 ◆株式会社アクロ
 ◆その他企業


『調査項目』
 1.ブランド概要
 2.開発経緯
 3.品目分析
 4.ブランド分析
 5.販売高
  1)ブランド別販売高
  2)分野別販売高
  3)チャネル別販売高
 6.販売方法
 7.今後の展開


資料体裁:A4判 163頁
発刊日:2017年4月10日

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