2021年 妊活・産前産後サポート商品の市場分析調査

―晩産化を背景に、葉酸サプリのニーズが拡大!―

商品番号 mr220210542
価格 ¥ 108,900 税込
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調査概要
【調査趣旨】
◆近年、女性の社会進出が進み、働く女性が増加する中、生理やPMS(月経前症候群)、妊活、更年期障害といった女性特有の悩みを解決する「フェムテック」の市場拡大に期待が高まっている。「フェムテック」とは、『女性(Female)』と『テクノロジー(Technology)』を掛け合わせた造語であり、女性のライフステージ別に起こるさまざまな健康課題の解決や生活の質(QOL)の向上につながる製品やサービスの総称である。今回は、妊活中や産前産後の女性のサポートを目的とした健康食品、OTC医薬品について調査を行った。

◆2020年度の妊活・産前産後サポート商品市場は、前年度比2.4%増の130億円となった。同市場は、①晩婚化による出産年齢の高齢化に伴い、妊活に対する意識が高まっていること、②妊活期・妊娠期・授乳期における栄養摂取ニーズの高まりなどを背景に、堅調な推移が続いている。

◆葉酸を主要成分とするサプリメントは、胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減のために国が摂取を推奨していることから、妊娠を希望する女性や妊娠初期の女性の間で利用が広がっている。こうしたなか、通販ルートを中心に葉酸サプリを展開する企業が増加しており、競争が激化する方向にある。このため、各社は販促活動の強化や葉酸に続く機能性素材の研究開発などに注力し、さらなる需要の取り込みを図っている。

◆販売面では、各社がマタニティ雑誌への広告掲載、TVCM、無料サンプリングなどにより認知度向上に努めている。また、通販系企業はWeb広告から公式通販サイトやランディングページに誘導し、初回限定割引や定期購入割引などの割引サービスを実施することで、新規顧客の獲得につなげている。 商品面では、妊活期・妊娠期・授乳期といった時期別に対応した商品の投入、アグリマックス、マカ、ピクノジェノールなど葉酸に続く機能性素材を使った商品の開発に注力する動きがみられる。

◆当資料では、妊活・産前産後サポート商品市場に焦点を当て、市場動向を分野別、企業別、ブランド別、主要成分別、チャネル別などさまざまな角度から分析。このほか、各社の商品展開状況、販売戦略なども明らかにしている。

【調査期間】
2021年6月~2021年9月

目次
【調査項目】
1.調査概要
 1.調査目的
 2.調査対象
 3.調査対象企業
 4.調査方法と留意点
2.市場概況
 1.市場背景
3.発売経緯
4.妊婦・授乳婦の栄養摂取について
5.商品概要
6.品目分析
7.商品分析
8.売上分析
 1.分野別
 2.企業別
 3.ブランド別
 4.主要成分別
 5.チャネル別
9.販売分析
 1.販売チャネル
 2.販促活動
10.今後の市場性

資料体裁:A4判44頁
発刊日:2021年9月15日