2019年 飲料総市場マーケティングデータ
飲料新製品・商品戦略分析調査(年間版)

―カテゴリーにとらわれないシーン訴求が広がる飲料市場―

商品番号 mr120190458
価格 ¥ 106,700 税込
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概要
【調査趣旨】
◆2018年度の清涼飲料市場は、金額で前年比0.5%増の3兆8,391億円となった。果汁飲料やコーヒー飲料、野菜系飲料などがマイナスでの推移となったものの、炭酸飲料や茶系飲料、ミネラルウォーターなどは前年を上回った。

◆市場動向としては、様々なカテゴリーで、従来の飲用シーンにとらわれないシーン提案で需要拡大を図る動きが見られる。具体的には、嗜好性の強い飲料において日常的な止渇目的での飲用が提案され、規模拡大に繋がった。具体的にみると、透明炭酸飲料では、透明で周囲の目を気にせず飲用できることを訴求。日常のあらゆるシーンで飲用されるようになった。また、PETコーヒーは、すっきりとした飲みやすい味わいや、スタイリッシュでオフィスになじむボトルが訴求され、オフィスでの需要が拡大した。

◆このほか、炭酸飲料や野菜系飲料からは、食中の飲用機会獲得を図った商品が上市。また、茶系飲料、果汁飲料、炭酸飲料など様々なカテゴリーから、熱中症対策を訴求した商品が投入されている。

◆2019年度の市場は、2018年度の猛暑や災害での特需の反動で、微減で推移すると見られる。この中、各社は引き続きカテゴリーにとらわれないシーン訴求により、飲用機会の拡大を図る。ただし、カテゴリーのクロスオーバーにより、飲料市場全体でカニバリが生じることが懸念材料として挙げられることから、機能性や新奇性などの付加価値の訴求が不可欠となってくる。

◆当資料では、2018年度の清涼飲料市場を分野別に総括。それぞれの市場動向や参入企業の販売動向を調査、分析するとともに、今後の市場性や需要拡大に向けた商品開発ポイントを提案している。

【調査対象分野】
◆炭酸飲料
◆果汁飲料
◆コーヒー飲料
◆茶系飲料(紅茶、烏龍茶、緑茶、麦茶、ブレンド茶、健康茶)
◆野菜系飲料
◆ミネラルウォーター
◆スポーツ・機能性飲料
◆健康系飲料(食系栄養ドリンク、乳製系ドリンク、機能系ドリンク)
◆《参考》薬系栄養ドリンク

【調査期間】
2018年12月~2019年4月


目次
【調査概要】
【総市場編】
1.清涼飲料総市場の概況
 〈分野別マーケット〉
 〈分野別種類別マーケット〉
2.容器・容量別構成
3.新製品発売動向・集計分析(2018年1月~12月)
 ①種類別新製品投入数比較
 ②種類別・メーカー別発売動向
 ③種類別・容器別発売動向
 ④容器別・容量別発売動向
4.メーカー別飲料種類別販売規模構成(2018年度/2017年度)
 1)金額
 2)数量
5.メーカー別ブランド別販売規模構成
6.種類別市場規模予測

【市場編】
◆炭酸飲料
1.市場概況
2.炭酸飲料の総市場規模
3.炭酸飲料の種類別マーケット
4.容器・容量別構成
5.メーカー別・ブランド別シェア
6.新製品戦略分析
 1)ポジショニング
 2)開発ポイント

◆果汁飲料
1.市場概況
2.果汁飲料の総市場規模
3.果汁飲料の種類別マーケット
4.容器・容量別構成
5.メーカー別・ブランド別シェア
6.新製品戦略分析
 1)ポジショニング
 2)開発ポイント

◆コーヒー飲料
1.市場概況
2.コーヒー飲料の総市場規模
3.コーヒー飲料の種類別マーケット
4.容器・容量別構成
5.メーカー別・ブランド別シェア
6.新製品戦略分析
 1)ポジショニング
 2)開発ポイント

◆茶系飲料(全体)
1.市場概況
2.茶系飲料(全体)の総市場規模
3.茶系飲料の種類別マーケット
4.容器・容量別構成
5.メーカー別・ブランド別シェア

◆紅茶
1.市場概況
2.紅茶ドリンクの総市場規模
3.メーカー別シェア
4.新製品戦略分析(ポジショニング、開発ポイント)

◆烏龍茶
1.市場概況
2.烏龍茶ドリンクの総市場規模
3.メーカー別シェア
4.新製品戦略分析(ポジショニング、開発ポイント)

◆緑茶
1.市場概況
2.緑茶ドリンクの総市場規模
3.メーカー別シェア
4.新製品戦略分析(ポジショニング、開発ポイント)

◆麦茶
1.市場概況
2.麦茶ドリンクの総市場規模
3.メーカー別シェア
4.新製品戦略分析(ポジショニング、開発ポイント)

◆ブレンド茶
1.市場概況
2.ブレンド茶ドリンクの総市場規模
3.メーカー別シェア
4.新製品戦略分析(ポジショニング、開発ポイント)

◆健康茶
1.市場概況
2.健康茶ドリンクの総市場規模
3.メーカー別シェア
4.新製品戦略分析(ポジショニング、開発ポイント)

◆野菜系飲料
1.市場概況
2.野菜系飲料の総市場規模
3.野菜系飲料の種類別マーケット
4.容器・容量別構成
5.メーカー別・ブランド別シェア
6.新製品戦略分析
 1)ポジショニング
 2)開発ポイント

◆ミネラルウォーター
1.市場概況
2.ミネラルウォーターの総市場規模
3.ミネラルウォーターの種類別マーケット
4.容器・容量別構成
5.メーカー別・ブランド別シェア
6.新製品戦略分析
 1)ポジショニング
 2)開発ポイント

◆スポーツ・機能性飲料
1.市場概況 61
2.スポーツ・機能性飲料の総市場規模
3.容器・容量別構成
4.メーカー別・ブランド別シェア
5.新製品戦略分析
 1)ポジショニング
 2)開発ポイント

◆健康系飲料(全体)
1.市場概況
2.健康系飲料(全体)の総市場規模
3.健康系飲料の種類別マーケット
4.容器・容量別構成
5.メーカー別・ブランド別シェア

◆食系栄養ドリンク
1.市場概況
2.食系栄養ドリンクの総市場規模
3.食系栄養ドリンクの種類別マーケット
4.容器・容量別構成
5.メーカー別シェア
6.新製品戦略分析(ポジショニング、開発ポイント)

◆乳製系ドリンク
1.市場概況
2.乳製系ドリンクの総市場規模
3.乳製系ドリンクの種類別マーケット
4.メーカー別シェア
5.新製品戦略分析(開発ポイント)

◆機能系ドリンク
1.市場概況
2.機能系ドリンクの総市場規模
3.機能系ドリンクの種類別マーケット
4.容器・容量別構成
5.メーカー別シェア
6.新製品戦略分析(開発ポイント)
 1)ポジショニング
 2)開発ポイント

◆(参考)薬系栄養ドリンク
1.市場概況
2.薬系栄養ドリンクの総市場規模
3.薬系栄養ドリンクの種類別マーケット
4.メーカー別シェア
 1)全体
 2)種類別・容量別
  ①種類別(医薬品栄養ドリンク/部外品栄養ドリンク)
  ②容量別(ミニドリンク(100ml未満)/100mlドリンク)
5.ブランド別シェア(容量別)
 1)ミニドリンク(100ml未満)
 2)100mlドリンク
6.新製品戦略分析(開発ポイント)

【個別企業編】
◆日本コカ・コーラ
◆サントリー食品インターナショナル
◆アサヒグループホールディングス
◆キリンビバレッジ
◆伊藤園
◆大塚ホールディングス
◆ダイドードリンコ
◆ヤクルト本社
◆カゴメ
◆ポッカサッポロフード&ビバレッジ

―個別企業編調査項目(各社共通)―
1.企業概要
2.飲料商品展開状況
3.飲料アイテム集計
 1)種類別(全体、新製品)
 2)容器・容量別
 3)種類別新製品投入状況
 4)ブランド別新製品投入状況
4.飲料種類別販売規模分析
 1)種類別販売規模推移
 2)ブランド別販売動向
 3)種類別容器別販売動向
5.商品傾向と今後の方向性
 1)種類別
 2)主要ブランド別


資料体裁:A4判165頁
発刊日:2019年4月19日