2017年 ドクターコスメの市場分析調査

―ブランド本来の価値と一般化粧品のニーズの融合が成長の鍵―

商品番号 mr210170368
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
【調査趣旨】
◆2016年度のドクターコスメ市場は835億円(前年度比4.1%増)でピーク時の2012年度実績を4年ぶりに更新している。市場を牽引するドクターシーラボはインバウンド需要を獲得したほか、ピエールファーブルジャポンや常盤薬品工業、タカミなどの主要企業が順調に推移している。

◆好調企業の共通点としては、ドクターコスメ本来の価値(必要最小限の成分を配合した“安心・安全性”や治療の知見・技術を活かした“機能性”)をベースに一般化粧品のニーズ(エイジングケアや時短、簡便性など)をうまく融合させていることが挙げられる。例えば、ピエールファーブルジャポンの「アベンヌミルキージェル」は敏感肌対応でありながら20~30代の簡便ニーズを獲得。また、タカミの肌の代謝を整えることを謳った「スキンピール」は、昨今のスキンケアトレンドの“土台美容”とも通底し、売上を大きく伸ばしている。

◆2017年度は2016年度比4.2%増の870億円で推移する見込み。主要各社は引き続き一般化粧品のニーズをうまく取り入れながら、ドクターコスメブランドとしての価値を高めていく意向。販売面では、消費者の多様化する購買行動に合わせて、従来病院や調剤薬局を中心に展開してきたブランドが通販チャネルを整備する動きが広まっている。また、「タカミラボ」(タカミ)や「ラロッシュポゼ」(日本ロレアル)などの通販・セルフブランドでは、店頭にカウンセリングスタッフを積極的に配置することで、ブランド価値の向上を図っていく意向である。このほか、ドクターシーラボやビービーラボラトリーズ、タカミなどは海外市場への進出・強化に乗り出しており、今後の動向が注目される。

◆当資料では、主要企業別・ブランド別・チャネル別・商品分野別など様々な角度から徹底分析。ドクターコスメの今後の市場性と方向性についてレポートしている。

【調査期間】
2017年5月~2017年8月


目次
【調査概要】
【市場編】
1.調査範囲
 1)ドクターコスメの定義
 2)調査対象商品
 3)調査対象企業
2.主要企業の参入・開発動向
 1)市場背景と参入経緯
 2)主要企業の開発経緯
3.ドクターコスメの市場分析
 1)ドクターコスメの市場規模
 2)分野別市場規模
 3)チャネル別市場規模
 4)企業別シェア
 5)ブランド別シェア
4.ドクターコスメのブランド分析
 1)ブランドポジション
 2)主要ブランドのコンセプト
 3)主要ブランドの新製品発売状況
5.ドクターコスメの品目分析
 1)分野別・種類別展開状況
 2)企業別展開状況
 3)価格帯別展開状況
6.ドクターコスメの販売方法分析
 1)販売チャネル
 2)販促活動
7.今後の展開
 1)ドクターコスメの今後の市場性
 2)主要企業の今後の方向性

【個別企業編】
◆株式会社ドクターシーラボ
◆ロート製薬株式会社
◆株式会社資生堂
◆株式会社ピエールファーブルジャポン
◆常盤薬品工業株式会社
◆アクセーヌ株式会社
◆株式会社ドクターフィルコスメティクス
◆株式会社ビービーラボラトリーズ
◆株式会社アンズコーポレーション
◆日本ロレアル株式会社
◆株式会社ファンケル
◆マルホ株式会社
◆佐藤製薬株式会社
◆株式会社タカミ
◆株式会社サンソリット
◆ビオデルマジャポン株式会社
◆株式会社ドクターケイ
◆ガルデルマ株式会社
◆株式会社ポーラファルマ
◆株式会社プロティア・ジャパン

―調査項目 ※一部異なる―
1.ブランド概要
2.開発経緯
3.品目数
4.ブランド分析
5.販売高
 1)ブランド別販売高
 2)分野別販売高
 3)チャネル別販売高
6.販売方法
7.今後の展開


資料体裁:A4判 135頁
発刊日:2017年8月24日

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