2018年 医家向けサプリメントの市場分析調査

―医薬品メーカーなど参入企業の増加により市場の拡大が進行―

商品番号 mr220180414
価格 ¥ 106,700 税込
購入商品を選択してください。 (必須)
※法人パッケージ版以外は、事業所内限定商品となります。
法人のお客様はご注文手続き画面の【通信欄】にて貴社名及び部署名を記載いただくようお願い致します


概要
【調査趣旨】
◆2017年度の医家向けサプリメントの市場規模は前年度比6.1%増の175億円となり、調査を開始した2010年度から7年連続で増加している。市場拡大の主な要因としては、セルフメディケーションの推進やエビデンスデータの蓄積による信頼性の高まり、参入企業の増加などが挙げられる。

◆セルフメディケーションの推進については、少子高齢化の進行により国が負担する医療費が増加傾向にある。このため、病気になる前に自らサプリメントを摂り、不足している栄養素を補うことでQOLを向上させ治癒力を高める代替療法が注目されている。この代替療法において医家向けサプリメントが利用されており、市場拡大に寄与している。

◆また、エビデンスデータの蓄積による信頼性の高まりについては、医療機関で利用されるサプリメントであるため商品に配合される素材のエビデンスデータを公開するメーカーが増加している。その結果、医家向けサプリメントの機能性への信頼が高まり、医家向けサプリメントを利用する医療機関が増加したことで、市場拡大に繋がっている。

◆さらに、これまで商品を展開していなかった医薬品メーカーなどの市場への参入が進んでいる。これら医薬品メーカーは、薬価引き下げなどの医療費抑制策により主力事業である医薬品事業の市場環境が厳しくなっていることから、新たに医家向けサプリメント事業を展開している。この動きはここ数年顕著であり、市場全体も活性化され拡大する要因となっている。

◆2018年度の医家向けサプリメント市場については、前年度比8.6%増の190億円となる見通しである。同市場は、参入企業の増加に伴い、各社とも展示会やセミナーの開催や学会などへのブースの出展、HP上での成分のエビデンスデータの公開、通販チャネルの拡大など積極的な販促活動を行うことで他社との差別化を図るメーカーが増加しており、需要を喚起している。

◆当資料では、サプリメントの有効成分において科学的根拠を示すエビデンスデータが蓄積され、実際に医療機関で利用されているサプリメントを医家向けサプリメントと定義し、同市場を対象に調査を行っている。さらに、それらの商品を取り扱う主要企業23社を中心とした商品展開状況、医家向けサプリメント商品の売上高、研究開発成果や特許情報、販売チャネル、今後の方向性などを調査し、各社の医家向けサプリメント事業への取り組みについてまとめている。

【調査期間】
2018年4月~2018年8月


目次
【調査概要】
【市場編】
1.調査概要
2.市場の沿革
3.市場分析
 1)全体
 2)訴求別
 3)企業別
 4)チャネル別
 5)成分別
4.商品分析
 1)コンセプト分析
 2)企業別品目数
 3)訴求別品目数
 4)成分別品目数
 5)価格帯別品目数
5.研究開発成果・特許情報
6.販売チャネル
7.今後の市場予測
 1)訴求別
 2)主要企業の今後の方向性

【個別企業編】
◆アスタリール株式会社
◆株式会社アミノアップ化学
◆参天製薬株式会社
◆西本貿易株式会社
◆日本ダグラスラボラトリーズ株式会社
◆株式会社ビーアンドエス・コーポレーション
◆株式会社プロティア・ジャパン
◆株式会社分子生理化学研究所
◆株式会社ヘルシーパス
◆ボシュロム・ジャパン株式会社
◆株式会社わかさ生活
◆株式会社ADI.G
◆株式会社MSS
◆大塚製薬株式会社
◆クラシエ薬品株式会社
◆バイエル薬品株式会社
◆森下仁丹株式会社
◆わかもと製薬株式会社
◆キリン株式会社
◆カイゲンファーマ株式会社
◆株式会社ファンケル
◆株式会社グロービア
◆ニチモウバイオティックス株式会社

―調査項目 ※一部個表除く―
1.市場参入経緯
2.商品展開状況
 1)主要商品一覧
 2)品目数
3.売上高
 1)全体
 2)訴求別売上高
 3)チャネル別売上高
4.研究開発・生産状況
 1)主な研究開発成果・特許情報
 2)原料調達・生産体制
5.販売方法
6.今後の展開


資料体裁:A4判 134頁
発刊日:2018年8月8日