2018年 世界のバイオ医薬品市場

―大型製品のバイオシミラー参入が活発化―

商品番号 mr310180425
価格 ¥ 106,700 税込
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概要
【調査趣旨】
◆全世界におけるバイオ医薬品の2017年度の市場規模は、日・米・欧3極で前年度比13.9%増(円ベース)のおよそ18兆6,044億円となっている。近年は癌領域・炎症領域を主とした抗体医薬品市場及び融合蛋白質市場が、バイオ医薬品市場全体を牽引している。すなわち、2017年度の抗体医薬品市場は、前年度比20.3%増の11兆6,810億円、融合蛋白質市場は同11.3%増の2兆4,259億円といずれも2桁増で推移している。

◆抗体医薬品の癌領域では、「Opdivo」「Keytruda」などの癌免疫療法薬が、発売以来急速に市場浸透している。特に「Opdivo」については、2014年9月に世界に先駆けて日本で上市されてから、2017年度はブランド別で8位となる前年度比26.0%増の6,492億円規模に成長している。ただし、日本においては相次ぐ薬価引き下げの影響により、前年度比13.3%減と処方数の増加に反して、売上は減少している。

◆バイオシミラー(BS)については、これまで融合蛋白質「Humira」や抗体医薬品の「Enbrel」「MabThera/Rituxan」といった各種類の大型製品のBSが欧州を中心に市場参入し、シェアを獲得している。米国でも2015年にFDAからBSに関するガイドラインが発表されるなど、シェア拡大に向けて開発が進捗している。したがって今後は世界規模でBSによる先発品の売上浸食が加速するとみられる。

◆当資料では、日米欧いずれかの市場でバイオシミラー(BS)が承認されている6製剤(抗体医薬品、融合蛋白質、インスリン製剤、EPO(エリスロポエチン)製剤、G-CSF(顆粒球コロニー刺激因子)製剤、遺伝子組換えホルモン製剤)を対象とし、それぞれの市場動向および開発動向を日・米・欧3極を中心に調査・分析している。

【調査期間】
2018年4月~8月


目次
【調査概要】
【調査対象】
【製品一覧】
1.抗体医薬品
 1)製品展開
 2)承認取得経緯
2.融合蛋白質
 1)製品展開
 2)承認取得経緯
3.インスリン製剤
4.EPO製剤
5.G-CSF製剤
6.遺伝子組換えホルモン製剤

【市場分析】
1.総市場
 1)世界市場
  ①地域別市場規模
  ②種類別市場規模
  ③企業別シェア
  ④ブランド別販売高
 2)日本市場
  ①種類別市場規模
  ②企業別シェア
  ③ブランド別販売高
 3)米国市場
  ①種類別市場規模
  ②企業別シェア
  ③ブランド別販売高
 4)欧州市場
  ①種類別市場規模
  ②企業別シェア
  ③ブランド別販売高
 5)市場予測
  ①地域別市場予測
  ②種類別市場予測
2.抗体医薬品市場
 1)世界市場
  ①地域別市場規模
  ②領域別市場規模
  ③地域別・領域別市場規模(2017年度)
  ④企業別シェア
  ⑤領域別・ブランド別シェア
   a.炎症領域
   b.癌領域
   c.ブランド別販売高
 2)日本市場
  ①領域別市場規模
  ②企業別シェア
  ③領域別・ブランド別シェア
   a.炎症領域
   b.癌領域
   c.ブランド別販売高
 3)米国市場
  ①領域別市場規模
  ②企業別シェア
  ③領域別・ブランド別シェア
   a.炎症領域
   b.癌領域
   c.ブランド別販売高
 4)欧州市場
  ①領域別市場規模
  ②企業別シェア
  ③領域別・ブランド別シェア
   a.炎症領域
   b.癌領域
   c.ブランド別販売高
 5)市場予測
  ①地域別市場予測
  ②領域別市場予測
3.融合蛋白質市場
 1)世界市場
  ①地域別市場規模
  ②先発品/BS別市場規模
  ③企業別・ブランド別シェア
 2)日本市場
  ①市場規模
  ②企業別・ブランド別シェア
 3)米国市場
  ①市場規模
  ②企業別・ブランド別シェア
 4)欧州市場
  ①市場規模
  ②企業別・ブランド別シェア
 5)市場予測
  ①地域別市場予測
  ②先発品/BS別市場予測
4.インスリン製剤市場
 1)世界市場
  ①地域別市場規模
  ②先発品/BS別市場規模
  ③企業別・ブランド別シェア
 2)日本市場
  ①市場規模
  ②企業別・ブランド別シェア
 3)米国市場
  ①市場規模
  ②企業別・ブランド別シェア
 4)欧州市場
  ①市場規模
  ②企業別・ブランド別シェア
 5)市場予測
  ①地域別市場予測
  ②先発品/BS別市場予測
5.EPO製剤市場
 1)世界市場
  ①地域別市場規模
  ②先発品/BS別市場規模
  ③企業別・ブランド別シェア
 2)日本市場
  ①市場規模
  ②企業別・ブランド別シェア
 3)米国市場
  ①市場規模
  ②企業別・ブランド別シェア
 4)欧州市場
  ①市場規模
  ②企業別・ブランド別シェア
 5)市場予測
  ①地域別市場予測
  ②先発品/BS別市場予測
6.G-CSF製剤市場
 1)世界市場
  ①地域別市場規模
  ②先発品/BS別市場規模
  ③企業別・ブランド別シェア
 2)日本市場
  ①市場規模
  ②企業別・ブランド別シェア
 3)米国市場
  ①市場規模
  ②企業別・ブランド別シェア
 4)欧州市場
  ①市場規模
  ②企業別・ブランド別シェア
 5)市場予測
  ①地域別市場予測
  ②先発品/BS別市場予測
7.遺伝子組換えホルモン製剤市場
 1)世界市場
  ①地域別市場規模
  ②先発品/BS別市場規模
  ③企業別・ブランド別シェア
 2)日本市場
  ①市場規模
  ②企業別・ブランド別シェア
 3)米国市場
  ①市場規模
  ②企業別・ブランド別シェア
 4)欧州市場
  ①市場規模
  ②企業別・ブランド別シェア
 5)市場予測
  ①地域別市場予測
  ②先発品/BS別市場予測

【開発状況】
1.抗体医薬品
 1)炎症領域
 2)癌領域
 3)精神神経領域
 4)呼吸器領域
 5)感染症領域
 6)眼科領域
 7)骨領域
 8)循環器領域
 9)疼痛領域
 10)その他領域
2.融合蛋白質
3.インスリン製剤
4.EPO製剤
5.G-CSF製剤
6.遺伝子組換えホルモン製剤


資料体裁:A4判 150頁
発刊日:2018年8月30日

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