患者調査シリーズNo.78
乾癬の患者調査
―薬物治療の実態と満足度、塗り薬・飲み薬・皮下注射薬の新薬ニーズを探る―

 

当調査では、乾癬の治療で医療機関を受診・服薬している584人を対象に、医療機関の受診状況、現在行っている治療内容、薬物治療の実態や評価(満足度)、新しい治療薬(飲み薬、塗り薬、皮下注射薬)に対するニーズ等を集計・分析している。
調査結果より、乾癬の各症状に対する薬物治療の満足度は全体的には低いが、生物学的製剤使用者の満足度は高い。また、新しい治療薬(これまでの治療薬よりも症状に対する効果が高い薬)のうち、塗り薬は8割、飲み薬は6割、皮下注射薬は3割の人で使用意向が高く、いずれも“症状に対する効果の高さ”が重要視されていることが判明している。