患者調査シリーズNo.79
子宮内膜症の患者調査
―薬物治療の内容別にみた満足度と治療薬に求める特性―

 

当調査は、医療機関を受診し薬物治療を行っている20代~40代の子宮内膜症患者507人を対象とし、発症部位や罹病期間、医療機関の受診状況、薬物治療の内容と満足度、治療薬として重要な特性などをポイントに集計・分析している。
「黄体ホルモン療法」と「偽妊娠療法」を行っている人がそれぞれ4割前後を占め、病院を受診している人は「黄体ホルモン療法」、医院・診療所・クリニックを受診している人は「偽妊娠療法」を行っている割合が高い。また、全体の7割以上の人は治療に満足しているが、「対症療法のみ」「偽閉経療法」を行っている人の満足度はやや低かった。