患者調査シリーズNo.77
潰瘍性大腸炎の患者調査
―生物学的製剤・ゼルヤンツの使用実態と今後の使用意向、新薬の受容性とニーズを探る―

 

今回、潰瘍性大腸炎の治療で医療機関を受診・服薬している20歳以上の男女493人を対象にアンケート調査を実施。調査の結果、生物学的製剤・ゼルヤンツの使用意向が高い人は2割前後となった。また、新しい治療薬(既存の治療薬より炎症に対する効果が高い薬)の使用意向をみると、飲み薬で7割程度、皮下注射薬と点滴静注薬で2割前後となっている。さらに、いずれの剤型においても、使用時に “症状に対する効果の高さ”を重要視する人が多かった。