2017年 DPCデータに基づく癌化学療法の実態調査(薬剤別編)
―主要抗癌剤の癌種別症例数の推移を調査―

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当資料は、2011年度から2015年度までのDPC導入の影響評価に係る調査「退院患者調査」を基に、薬剤別の癌化学療法に関するデータを集計・分析している。2015年度に最も多く処方された薬剤はシスプラチンで、症例数は17万5,264例となった。同剤は、化学療法が実施された全症例のうち2割に処方されている。また、同剤が最も多く処方された癌種は胃の悪性腫瘍で、17万例のうち約2割を占めている。