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2011年 チルドデザートの市場分析調査
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「機能性+嗜好性」型の商品開発が進むチルドデザート市場
2011年 チルドデザートの市場分析調査
商品番号
mr530110021
価格
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概要
今回調査対象とした“チルドデザート”とは、「発酵乳」およびプリン・ゼリー・その他の洋生菓子を含む「洋生菓子」の2分野で構成されている。※CVSのオリジナルスイーツや専門店ブランドは含まない。
2010年度のチルドデザート市場は、前年比0.7%増の4,384億円となった。分野別でみると、発酵乳は「脂肪0」ヨーグルトが市場を牽引し、3.2%増の3,289億円となった。一方、洋生菓子は6.2%減の1,098億円と低迷。CVSのオリジナルスイーツ商品の台頭によるNBメーカーのデザート売場の縮小が響いている。
発酵乳は、「嗜好品でありながらも、健康的な食品」との位置付けで日常的に摂取する人が多いことなどから、需要は安定している。近年は、「脂肪0」ヨーグルトの台頭により需要がさらに拡大。元来ヘルシーな食品であるヨーグルトの健康価値をさらに高めたものであり、乳酸菌の機能性を謳った「プロバイオティクス」ヨーグルトと同様、市場に定着しつつある。
その他の商品展開としては、「機能性+嗜好性」の両方を兼ね備えた商品開発が進んでいる。特にソフトタイプでは、フルーツヨーグルトに「脂肪0」や「プロバイオティクス」といった健康価値を付加したものが増加している。また、容器面では4P(ポット)商品が拡大。1個あたりの価格が安価なことや、家族で分けやすいこと等から、人気が上昇している。
一方、洋生菓子では、参入メーカーは、市場の再活性化を図るべく、新たな差別化ポイントを模索している。具体的な例としては、森永乳業が“健康志向”のプリン「タニタ食堂の100kcalデザート」を発売。洋生菓子分野においても、健康訴求の商品が出始めたことから、今後の動向が注目される。
当該資料では、上記のような動きが見られる発酵乳および洋生菓子の市場動向を調査・分析。また、主要メーカー12社の商品展開動向および販売戦略をレポートし、チルドデザート市場の全貌を明らかにしている。
目次
調査概要
集計・分析編
1.総市場
1.調査範囲
2.チルドデザートの総市場規模
1)総市場規模推移
2)チルドデザートのメーカー別シェア
2.発酵乳市場
1.発酵乳のアイテ厶分析
1)タイプ別集計
2)タイプ別フレーバー集計
3)タイプ別価格帯別集計
4)タイプ別容量別集計
5)タイプ別容器形態別集計
6)健康機能別集計
2.発酵乳の市場概況
3.発酵乳の市場分析
1)発酵乳の総市場規模推移
2)タイプ別マーケット推移
3)プロバイオティクスヨーグルトのマーケット推移
4)脂肪ゼロヨーグルトのマーケット推移
5)4P(ポット)ヨーグルトのマーケット推移
4.メーカー・ブランド別シェア分析
1)発酵乳全体のメーカー別シェア
2)プレーンヨーグルトのメーカー・ブランド別シェア
3)ハードヨーグルトのメーカー・ブランド別シェア
4)ソフトヨーグルトのメーカー・ブランド別シェア
5)ドリンクヨーグルトのメーカー・ブランド別シェア
6)発酵乳のブランド別ポジション
5.発酵乳のタイプ別商品展開と商品化の方向性
6.主要各社の発酵乳事業の方向性
3.洋生菓子市場
1.洋生菓子のアイテ厶分析
1)種類別集計
2)種類別フレーバー集計
3)種類別価格帯別集計
4)種類別容量別集計
5)種類別容器形態別集計
2.洋生菓子の市場概況
3.洋生菓子の市場分析
1)総市場規模推移
2)種類別マーケット推移
4.メーカー別シェア分析
1)洋生菓子全体
2)プリンのメーカー・ブランド別シェア
3)ゼリーのメーカー・ブランド別シェア
4)その他洋生菓子のメーカー・ブランド別シェア
5)洋生菓子のブランド別ポジション
5.洋生菓子の種類別商品展開と商品化の方向性
6.主要各社の洋生菓子事業の方向性
個別企業編
◎株式会社明治
◎森永乳業株式会社
◎雪印メグミルク株式会社
◎グリコ乳業株式会社
◎株式会社ヤクルト本社
◎ダノンジャパン株式会社
◎オハヨー乳業株式会社
◎協同乳業株式会社
◎チチヤス株式会社
◎日本ルナ株式会社
◎タカナシ乳業株式会社
◎小岩井乳業株式会社
調査項目(各社共通)
1.企業概要
2.商品一覧
3.アイテム分析
4.チルドデザート販売動向分析
1)分野別販売高
2)タイプ別・種類別販売動向
(1)発酵乳
(2)洋生菓子
3)ブランド別販売動向
5.商品政策と販促活動
1)商品政策
2)販促活動
6.今後の展開と見通し
資料体裁:A4判 131頁
発 刊 日:2011年05月31日
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