コンシューマーレポートNo.343
2023年 オーラルケアに関する意識・実態調査(第1弾)
―オーラルケアにおける顕在ニーズと潜在ニーズを徹底調査! ―

商品番号 cr220230486
価格 ¥ 462,000 税込
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担当リサーチャーインタビュー記事掲載中!!
―リサーチャーに聞く!#72 『2023年 オーラルケアに関する意識・実態調査(第1弾)』
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/4189/


【調査概要】
◆今回、「オーラルケア」に対する意識や対策実態を明らかにするべく、『現在口内環境が気になっており、意識的にケアを行っている20~70代の男女1,236人』を対象にアンケート調査を実施した。

◆その結果、本調査対象者の1,236人において、「口内環境」は他の健康カテゴリー(生活習慣病、睡眠、ストレス、腸内環境、目のトラブル、足腰対策など)と比べて、『悩みの深度』『対策の緊急度』『予防的対策の必要度』がいずれも高く、重視度が非常に高い領域であることがわかった。

◆対象者が「現在気になっている症状」については、「歯垢・歯石」「歯の黄ばみ」「歯にものが挟まりやすい」がトップ3となり、これらは性別や年齢層によって違いがみられた。また、「マスク着用の自由化によって気になるようになった症状」については、「口臭」を挙げる人が約2割と最も多くなっている。

◆オーラルケアを行う目的としては、「歯周病の予防・治療」「虫歯の予防・治療」「エチケット・身だしなみ」が6割以上の出現率で上位となった。性年齢層別にみると、男性若年層は「リフレッシュ」、女性若年層は「美容」を意識している人が多い。また、女性高年層は「全身の健康維持」や「アンチエイジング」など様々な点を意識しているのに対し、男性高年層は殆どの項目が平均以下の数値となり、男女でオーラルケアに対する意識の差がみられた。

◆近年患者数が増加傾向にある「ドライマウス」については、全体の8.7%が「気にしている」と回答。同症状を予防・改善するために使用しているデンタルケア用品を尋ねたところ、「特にない」という回答が約4割で1位となり、既存の商品では解決できていないオーラルケアの潜在ニーズが明らかとなった。

◆「オーラルフレイル」については、言葉の認知度が10.6%、チェックリストによって「オーラルフレイルの危険性が高い」と判定された人が29.8%となった。上記の「オーラルフレイル」の該当者は「残存歯が少ない」「義歯の使用率が高い」という特徴があり、「義歯や治療した歯の不具合」「噛み合わせ」「硬いものが食べにくい」といった問題を抱える人が多くなっている。

◆「口内環境と全身の健康」については、「関連がある」と考える人が全体の約8割にのぼった。口内環境による全身の健康への影響は、女性の中高年層において特に意識されており、「免疫力」や「腸内環境」、「認知症」との関わりが認知されている。

◆当調査では20~70代の男女の口内環境の悩み、オーラルケアに対する考え方、対策商品の利用実態などを調査。さらに、性別、年齢層別に加えて、「電動歯ブラシタイプ」「無関心タイプ」「自宅ケアタイプ」「虫歯・歯周病対策タイプ」「予防タイプ」「おまかせタイプ」の6つのクラスターでも分析している。

【主な調査内容】
■ 口元・口内の気になる症状
■ 口内環境・オーラルケアに関する知識
■ 現在行っているオーラルケア
■ オーラルケア商品(食品、サプリ、市販薬)の利用実態
■ オーラルフレイルの実態
■ 今後の意向

目次
■調査概要
■被験者特性
■事前調査
■本調査

【分析編】
1. 口内環境対策の位置づけ
2. 口元・口内の気になる症状
3. 症状の悩みの深さと対策意識
4. オーラルケアの目的
5. 現在行っているオーラルケア
6. オーラルケア商品(食品、サプリ、市販薬)の利用実態
7. 今後行いたいオーラルケア
8. オーラルケア商品(食品、サプリ、市販薬)のポジショニング
9. オーラルケア商品(食品、サプリ、市販薬)で解決したい症状
10. 今後利用したいオーラルケア商品(食品、サプリ、市販薬)の剤形
参考①:ドライマウスの実態
参考②:オーラルフレイルの実態
参考③:口内環境と全身の健康との関わり
11-1. クラスター別分析:電動歯ブラシタイプ
11-2. クラスター別分析:無関心タイプ
11-3. クラスター別分析:自宅ケアタイプ
11-4. クラスター別分析:虫歯・歯周病対策タイプ
11-5. クラスター別分析:予防タイプ
11-6. クラスター別分析:おまかせタイプ

【集計編】
1. 口内環境の位置づけ[悩みの深度](SA)
2. 口内環境の位置づけ[対策の緊急度](SA)
3. 口内環境の位置づけ[予防的対策の必要度](SA)
4-1. 現在気になっている症状(MA)
4-2. 現在最も気になっている症状(SA)
4-3. マスク着用の自由化によって気になるようになった症状(MA)
4-4. 5年ほど前から気になっている症状(MA)
4-5. 将来気になる症状(MA)
5. 気になる症状の悩み度(SA)
6. 症状に対する対策意識(SA)
7. 症状の原因(MA)
8. 症状が気になるシーン(MA)
9. 症状による自分自身や日常生活への影響(MA)
10. ドライマウスによる悩み(MA)
11. 口内環境の悪化による人体への影響(MA)
12-1. オーラルケアを行う目的(MA)
12-2. オーラルケアを行う最大の目的(SA)
13. オーラル関連の自信度(SA)
14. 口内環境・オーラルケアに対する意識・考え方(SA)
15. 口内環境・オーラルケアに関する知識(MA)
16-1. 噛むことで得られると思う効果(MA)
16-2. 噛むことで得られると思う効果のうち魅力を感じるもの(MA)
17. 唾液の働きとして知っていること(MA)
18. コロナウイルスの影響(SA)
19. 周辺用語の認知度(SA)
20. 自分がフレイル/オーラルフレイルに該当すると思うか(SA)
21-1. 参考にするオーラルケアの情報源(MA)
21-2. 信頼できるオーラルケアの情報源(MA)
22. 歯みがきの頻度(SA)
23-1. 普段行っているオーラルケア(MA)
23-2. 特に重視しているオーラルケア(MA)
24. オーラルケアにかける1ヶ月あたりの金額(SA)
25. 症状の予防・改善のために行っているオーラルケア(MA)
26-1. 現在使用しているアイテム(MA)
26-2. 今後使用したいアイテム(MA)
26-3. 今後外出先で使用したいアイテム(MA)
27. 症状を予防・改善するために使用しているアイテム(MA)
28. オーラルケアアイテムの不満点(MA)
29. オーラルケアの困りごと(MA)
30. 昼食後に歯みがきができなくて困ること(MA)
31-1. 知っている成分(MA)
31-2. 口内環境の改善に効果があると思う成分(MA)
31-3. 口内環境の改善のために意識的に取り入れている成分(MA)
32. 現在利用しているオーラルケア商品の剤形(MA)
33. オーラルケア商品の摂取タイミング(MA)
34. オーラルケア商品の摂取シーン(MA)
35. オーラルケア商品の購入場所(MA)
36. 症状をケアするために利用しているオーラルケア商品(MA)
37-1. 知っている商品(MA)
37-2. これまでに摂取したことがある商品(MA)
37-3. 現在摂取している商品(MA)
37-4. 現在摂取している中で最も気に入っている商品(SA)
38. オーラルケア商品のお気に入りポイント(MA)
39. 今後行いたいオーラルケア(MA)
40-1. オーラルケア食品を利用したいと思う理由(MA)
40-2. サプリメントを利用したいと思う理由(MA)
40-3. 市販薬を利用したいと思う理由(MA)
41-1. オーラルケア食品で解決したい症状(MA)
41-2.サプリメントで解決したい症状(MA)
41-3. 市販薬で解決したい症状(MA)
42. ドライマウス対策商品に期待すること(MA)
43-1. 今後利用したいオーラルケア商品の剤形(MA)
43-2. 今後最も利用したいオーラルケア商品の剤形(SA)
44. 剤形の選択理由(MA)
45-1. 魅力を感じるヘルスクレーム(MA)
45-2. 最も魅力を感じるヘルスクレーム(SA)
46. オーラルケアを行うことでどうなりたいか(SA)
47. 義歯の使用状況(MA)
48. 現在の歯の本数(SA)
49. オーラルフレイルのチェックリスト(SA)
50. 口内環境のトラブルが原因で食べるのを躊躇する食品(MA)
51. 価値観・ライフスタイル(SA)

【調査方法】
WEBによるアンケート調査
調査エリア:全国
対象:現在口内環境が気になっており、意識的にケアを行っている20~70代の男女1,200人
(20~70代の男女20,000人から抽出)

【資料体裁】
A4判146頁

【発刊日】
2023年10月31日