概要
【調査趣旨】 ◆日・米・欧3極における糖尿病薬の市場規模は、2016年度で前年度比5.6%減の3兆7,760億円となっている。インスリン製剤市場は、トップブランド「Lantus」のバイオシミラー参入の影響もあり、縮小している。一方、市場が拡大したのはGLP-1作動薬とSGLT2阻害剤。GLP-1作動薬においては「Victoza」及び「Trulicity」、SGLT2阻害剤ではいずれの製品も伸長している。 ◆日本市場の規模は、前年度比3.4%増の4,342億円。日本市場で売上が最も大きいDPPW阻害剤は、「ジャヌビア」「グラクティブ」などの売上が減少しているものの、「トラゼンタ」「テネリア」「エクメット」の成長によりほぼ横ばい推移となっている。また、SGLT2阻害剤市場は前年度比約80%増と大幅な成長となった。SGLT2阻害剤のパイプラインには、現在DPPW阻害剤との配合剤が2テーマ申請中にあり、今後さらなる市場の拡大が期待される。 ◆欧米市場でもSGLT2阻害剤は好調な売上となっている。米国におけるSGLT2阻害剤市場はドルベースで前年度比約30%増、欧州ではユーロベースで約90%増と急拡大している。これは、「Invokana群」「Farxiga群」「Jardiance群」がいずれも増加したことが大きい。なかでも、「Jardiance群」は大幅な伸長となっている。 ◆当資料では、糖尿病薬の市場及び開発動向を日・米・欧3極を中心に調査・分析。さらに、主要企業15社の商品展開や開発状況、販売高をレポートしている。 【調査対象】 ◆インスリン製剤 ◆DPPW阻害剤 ◆GLP-1作動薬 ◆SGLT阻害剤 ◆ビグアナイド系薬 ◆SU剤 ◆α-グルコシダーゼ阻害剤 ◆速効型インスリン分泌促進剤 ◆インスリン抵抗性改善薬 ◆アルドース還元酵素阻害剤 ◆インスリン製剤(バイオシミラー) 【調査期間】 2017年10月〜12月 目次 【調査概要】 【世界市場編】 1.世界の糖尿病の実態 2.日・米・欧3極の糖尿病薬市場規模 1)地域別市場規模 2)種類別市場規模 3)メーカー別シェア 4)ブランド別売上高ランキング 3.開発中の糖尿病関連薬 4.今後の市場予測 1)種類別市場予測 2)地域別市場予測 【日本市場編】 1.日本の糖尿病の実態 2.糖尿病薬の主要製品一覧 3.糖尿病薬の市場規模 1)種類別市場規模 2)メーカー別シェア 3)ブランド別シェア 4)種類別・ブランド別シェア 《SU剤》 《α-グルコシダーゼ阻害剤》 《速効型インスリン分泌促進剤》 《インスリン抵抗性改善薬》 《GLP-1作動薬》 《DPPW阻害剤》 《SGLT2阻害剤》 《インスリン製剤》 4.開発中の糖尿病関連薬 5.今後の市場予測 【米国市場編】 1.米国の糖尿病の実態 2.糖尿病薬の主要製品一覧 3.糖尿病薬の市場規模 1)種類別市場規模 2)メーカー別シェア 3)ブランド別シェア 4)種類別・ブランド別シェア 《DPPW阻害剤》 《GLP-1作動薬》 《インスリン製剤》 《SGLT2阻害剤》 4.開発中の糖尿病関連薬 5.今後の市場予測 【欧州市場編】 1.欧州の糖尿病の実態 2.糖尿病薬の主要製品一覧 3.糖尿病薬の市場規模 1)種類別市場規模 2)メーカー別シェア 3)ブランド別シェア 4)種類別・ブランド別シェア 《DPPW阻害剤》 《GLP-1作動薬》 《インスリン製剤》 《SGLT2阻害剤》 4.開発中の糖尿病関連薬 5.今後の市場予測 【個別企業編】 〈日本企業編〉 ◆武田薬品工業 ◆小野薬品工業 ◆三和化学研究所 ◆大日本住友製薬 ◆キッセイ薬品工業 ◆田辺三菱製薬 ◆興和 ◆アステラス製薬 〈海外企業編〉 ◆Novo Nordisk ◆Sanofi ◆Eli Lilly ◆Merck ◆Novartis ◆Boehringer Ingelheim ◆AstraZeneca ―個別企業調査項目(各社共通)― 1.糖尿病薬の商品展開 2.新薬の開発状況 3.糖尿病薬の販売高 1)地域別販売高 2)種類別・ブランド別販売高 資料体裁:A4判 124頁 発刊日:2018年1月9日 頒価:87,000円(税抜) ![]() おすすめ商品
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