患者調査シリーズNo.78
乾癬の患者調査
―薬物治療の実態と満足度、塗り薬・飲み薬・皮下注射薬の新薬ニーズを探る―
2020.10.20
当調査では、乾癬の治療で医療機関を受診・服薬している584人を対象に、医療機関の受診状況、現在行っている治療内容、薬物治療の実態や評価(満足度)、新しい治療薬(飲み薬、塗り薬、皮下注射薬)に対するニーズ等を集計・分析している。
調査結果より、乾癬の各症状に対する薬物治療の満足度は全体的には低いが、生物学的製剤使用者の満足度は高い。また、新しい治療薬(これまでの治療薬よりも症状に対する効果が高い薬)のうち、塗り薬は8割、飲み薬は6割、皮下注射薬は3割の人で使用意向が高く、いずれも“症状に対する効果の高さ”が重要視されていることが判明している。
関連商品
-
ドクター調査シリーズNo.44
掌蹠膿疱症のドクター調査
―光線療法・薬物治療の実態と満足度、アンメットニーズを探る― -
2017年 骨粗鬆症治療薬の処方実態追跡調査
―薬剤の変更状況や骨密度・満足度を分析― -
2019年 製薬企業のオーファンドラッグ戦略
―席捲する免疫療法薬により癌領域が持続的な成長へ― -
2018年 世界の抗癌剤市場
―CAR-T療法剤の登場で新たなステージへと進んだ免疫療法―