2023年 アンチエイジング化粧品の市場分析調査
ー“点”の細分化と“面”の多様化、今後は「アンチエイジング」から「ウェルエイジング」へー

商品番号 mr210230609
価格 ¥ 108,900 税込
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―リサーチャーに聞く!#67『2023年 アンチエイジング化粧品の市場分析調査』
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/4045/


調査概要
【調査主旨】
◆2022年のアンチエイジング化粧品市場は、前年から横ばいの4,020億円。 ブランド別では、売上上位の「デュオ」(プレミアアンチエイジング)や「ドモホルンリンクル」(再春館製薬所)、「オージオ」(オージオ)など、一部のブランドが前年より下回ったことが影響し横ばいでの推移となったが、同市場全体では増加傾向にある。なかでも、「B.A」(ポーラ)や「コスメデコルテ」(コーセー)、「SK‐Ⅱ」(P&G)など、コロナ禍の影響から売上が大幅に減少していたカウンセリングチャネルは、制限緩和により順調に回復している。

◆また、商品面のトレンドとしては、近年ハリやシワなどの肌悩みを深掘りすることで一人ひとりに合わせた“点”のアプローチと、肌全体が内側から湧き上がるような印象を謳う“面”のアプローチが特徴的である。具体的に、“点”のアプローチでは「SHISEIDO」(資生堂)が、目まわりが顔の印象に大きく影響するとして、悩みの原因や訴求別に計6品目の目もとケア商品を展開している。一方、“面”のアプローチでは「ビューティブーケ」(ファンケル)が、加齢に伴いゴワつく肌を発酵の力で柔らかくほぐし、内側からうるおいとハリのある肌に導くことをコンセプトとしている。

◆2023年については、2022年比1.2%増の4,070億円となる見込み。物価高騰により低価格帯化粧品への変更や、買い控えといった傾向も見られるが、コロナ流行後からインバウンド需要が回復しており市場拡大につながる見通し。また、消費意欲が旺盛な若年層を中心とした“ご褒美需要”から、回復が遅れていた高価格帯化粧品も需要の拡大が期待される。このほか、「エリクシール」がシワ改善アイテムを6年ぶりに刷新しているほか、「ONE BY KOSE」が新有効成分『ライスパワー No.11+』を配合したアイテムを投入するなど、新機能・成分を謳うシワ改善化粧品が増加していることから同市場はさらに活性化し、1,400億円を超える規模へと大きく伸長する見込みである。

◆今後の展望としては、従来の加齢に抗う『アンチエイジング』という視点ではなく、加齢を前向きにとらえる『ウェルエイジング』の概念が広がりをみせており、主要各社は化粧品だけでなく、食事や運動、睡眠などのライフスタイルも含めたエイジングケアを提案し、一人ひとりのQOLの向上を目指していく方向にある。

◆当資料では、今日の化粧品のなかでも注目を集めているアンチエイジング化粧品に焦点を当て、その市場動向をブランド別、種類(剤型)別、成分別、価格帯別などさまざまな角度から徹底分析。アンチエイジング化粧品市場の参入各社のマーケティング活動に資するデータを提供することを目的としている。

目次
【調査項目(総市場編)】
1.調査概要
2.アンチエイジング化粧品の概要
3.アンチエイジング化粧品の沿革
4.消費者の意識と実態
 4-1.肌悩みとその原因
 4-2.シワ改善化粧品の使用実態
5.アンチエイジング化粧品の市場分析
 5-1.市場分析
 5-2.マーケットポジション
 5-3.ブランド別シェア
 5-4.種類別販売構成
 5-5.訴求別販売構成
 5-6.成分別販売構成
 5-7.価格別販売構成
6.アンチエイジング化粧品のブランド分析
 6-1.ポジショニング
 6-2.ブランド特徴
 6-3.主要ブランドの新製品発売状況
7.アンチエイジング化粧品の品目分析
 7-1.ブランド別展開状況
 7-2.種類別展開状況
 7-3.価格帯別展開状況
8.アンチエイジング化粧品の販売分析
 8-1.販売チャネル
 8-2.販促活動
9.今後の展望

【調査対象ブランド】
• SHISEIDO(株式会社資生堂)
• エリクシール(株式会社資生堂)
• プリオール(株式会社資生堂)
• アクアレーベル(株式会社資生堂)
• トワニー(株式会社カネボウ化粧品)
• リサージ(株式会社カネボウ化粧品)
• スイサイ(株式会社カネボウ化粧品)
• コスメデコルテ(株式会社コーセー)
• B.A(株式会社ポーラ)
• リンクルショット(株式会社ポーラ)
• ランコム(日本ロレアル株式会社)
• SK-Ⅱ(P&Gプレステージ合同会社)
• 肌ラボ(ロート製薬株式会社)
• オバジ(ロート製薬株式会社)
• ドクターシーラボ(JNTLコンシューマーヘルス株式会社)
• ソフィーナ(花王株式会社)
• ファンケル(株式会社ファンケル)
• ビューティブーケ(株式会社ファンケル)
• パーフェクトワン(新日本製薬株式会社)
• ドモホルンリンクル(株式会社再春館製薬所)
• アスタリフト(株式会社富士フイルムヘルスケアラボラトリー)
• オルビス(オルビス株式会社)
• カナデル(株式会社プレミアアンチエイジング)
• コラリッチ(株式会社キューサイ)

【主な調査項目】
ブランド概要/ブランド沿革/売上推移/商品戦略/販売戦略
※一部異なる

【資料体裁】
A4判161頁

【発刊日】
2023年11月8日