2015年　界面活性剤の市場動向分析調査

―トイレタリー・ハウスホールド用品が市場をけん引―

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概要
【調査主旨】
◆2014年度の国内の界面活性剤市場は、前年度比4.5％増の2,674億円となった。同市場は、最大用途であった繊維産業がアジアなどにシフトしたことから内需が縮小傾向にあるが、香粧・生活関連用途が好調であった。その結果、全体では市場が拡大している。

◆2015年度（見込）は、引き続き香粧・生活関連が安定した需要を獲得していることに加え、土木・建築用途において首都圏を中心とした再開発計画や2020年の東京五輪に向けて需要が活発化しているため、増加推移する見通し。

◆このほか市場の動きとしては、環境対応型など製品の高機能化が進行しているほか、洗浄剤用途で新製品の導入が活発化している。具体的には、ライオンでは植物由来で生分解性に優れるなど環境に着目した製品の開発に注力しているほか、日油は頭皮のさっぱり感と毛髪のしっとり感を両立させたヘアケア用基剤や洗顔時の洗い上がりのツッパリ感の低減や保湿性を向上させた製品を上市している。

◆当資料では、国内で界面活性剤事業を展開する主要企業の販売高を用途別、種類別に算出するとともに、研究開発動向や今後の展開などを明らかにしている。

【調査対象】界面活性剤
◆陰イオン界面活性剤　
◆陽イオン界面活性剤　
◆両性界面活性剤　
◆非イオン界面活性剤　
◆その他界面活性剤


目次
【調査概要】
【市場編】
１．市場概要
　１）界面活性剤の調査対象範囲
　２）種類別界面活性剤の概要
　３）界面活性剤の機能・用途
２．主要参入企業一覧
３．主要各社の製品展開状況
４．界面活性剤の市場規模
　１）総市場規模推移
　２）種類別市場規模推移
５．企業別シェア
　１）全体
　２）種類別
６．事業推進体制
　１）研究開発・生産体制
　２）海外展開状況
７．研究開発動向
８．今後の市場性
　１）今後の市場予測
　２）主な企業の今後の展開

【個別企業編】
◆日油株式会社
◆三洋化成工業株式会社
◆第一工業製薬株式会社
◆花王株式会社
◆東邦化学工業株式会社
◆新日本理化株式会社
◆ミヨシ油脂株式会社
◆ライオン株式会社
◆株式会社ADEKA
◆日華化学株式会社
◆松本油脂製薬株式会社
◆竹本油脂株式会社
◆青木油脂工業株式会社
◆センカ株式会社
◆泰光油脂化学工業株式会社
◆大和化学工業株式会社
◆高松油脂株式会社
◆日本乳化剤株式会社
◆丸菱油化工業株式会社
◆モーリン化学工業株式会社
◆ユシロ化学工業株式会社
◆吉村油化学株式会社
◆共栄社化学株式会社

―調査項目〈各社共通〉―
１．企業概要
２．製品の展開状況・製品概要
３．界面活性剤の売上高
　１）用途別売上高
　２）種類別売上高
４．研究開発・生産体制
　１）界面活性剤事業の推進体制
　２）研究開発動向
５．海外展開状況
６．今後の方向性

資料体裁：A4判　100頁
発 刊 日：2015年6月25日