2022年 医薬品原薬・中間体の市場分析調査

―製薬メーカーによる原薬調達の国内回帰で市場は活発化―

商品番号 mr410220597
価格 ¥ 108,900 税込
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担当リサーチャーインタビュー記事掲載中!!
―リサーチャーに聞く!#17『2022年 医薬品原薬・中間体の市場分析調査』
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/2899/


概要
【調査趣旨】
◆国内の医薬品原薬・中間体市場が活況を呈している。2021年度における医薬品原薬・中間体の国内市場規模は、前年度比5.0%増の約5,250億円となった。要因としては、中国の環境規制強化による現地原薬メーカーの供給不安定化や、コロナ禍で供給が滞るリスクが高まったことで、国内製薬メーカーが医薬品原薬・中間体の調達先を自国に切替え始めたことが挙げられる。製薬メーカーのサプライチェーンの見直しによって、国内の原薬調達が加速。低分子原薬を中心とした国内の医薬品原薬・中間体開発製造受託(CDMO)が活発化している。

◆国内主要各社は、上記の動きに対応するため、設備増強による生産能力を上げることで需要拡大に備える構えを見せている。例えば、住友化学は、2022年3月に大分工場にて医薬品原薬・中間体の製造プラント新設を発表(2024年9月操業開始予定)。低分子医薬品原薬・中間体CDMOの需要増加に応じて供給体制の強化を図った。今後も主要各社による設備新設・増強が顕在化していくと予想される。

◆また、新規モダリティとして期待されている中分子医薬品(核酸医薬品、ペプチド医薬品)の拡大に伴い、原薬メーカーの中分子原薬への参入が活発化している。その中で、神戸天然物化学は先駆けて中分子原薬の生産体制を整備することで、すでに一定の需要を取り込んでいる。また、浜理薬品工業はペプチド原薬の開発に注力する等、主要各社が積極的な事業展開を行っている。今後は、中分子医薬品の成長に並行して中分子原薬が拡大していくとみられる。

◆当資料では、医薬品原薬・中間体の市場分析と主要企業の事業展開(企業概要、製品展開、医薬品原薬・中間体の事業体制、医薬品原薬・中間体事業の売上高推移、医薬品原薬・中間体の主な流れと主要取引先、今後の方向性)についてレポートしている。

目次
【市場編】
1.調査対象範囲
2.市場概況
3.主要各社における医薬品原薬・中間体の事業概要
4.市場規模分析
5.メーカー別シェア
 1) 全体
 2) 原薬
 3) 中間体
6.主要各社における医薬品原薬・中間体の推進体制
 1) 事業展開状況
 2) 推進体制(R&D、生産、販売)
 3) 設備投資状況(2018年以降)
7.今後の市場性
 1) 今後の市場予測
 2) 主要各社の今後の事業戦略

【個別企業編】
1.アルプス薬品工業
2.エーピーアイ コーポレーション
3.大阪ソーダ
4.協和発酵バイオ
5.神戸天然物化学
6.堺化学工業
7.白鳥製薬
8.スガイ化学工業
9.住友化学
10.ダイト
11.東レ・ファインケミカル
12.トクヤマ
13.浜理薬品工業
14.福寿製薬
15.富士化学工業
16.富士フイルム和光純薬
17.藤本化学製品
18.室町ケミカル
19.有機合成薬品工業
20.UBE

―個別企業編調査項目(各社共通)―
1.企業概要
2.製品展開
3.医薬品原薬・中間体の事業体制
 1)事業展開状況
 2)組織体制
 3)R&D体制
 4)生産体制と設備概要
4.医薬品原薬・中間体事業の売上高推移
5.医薬品原薬・中間体の主な流れと主要取引先
6.今後の方向性

【簡易企業編】
1.AGC
2.積水メディカル
3.旭化成ファインケム
4.コーア商事
5.その他参入企業

―簡易企業編調査項目(各社共通)―
1.企業概要
2.製品展開
3.医薬品原薬・中間体の事業体制
 1)事業展開状況
 2)生産体制と設備概要
4.今後の方向性

資料体裁:A4判227頁
発刊日:2022年10月21日