コンシューマーレポートNo.302
野菜ジュースの摂取実態とニーズ

―今後の有望なターゲット層は若年層男性が中心の「不摂生見直しタイプ」!​―

商品番号 cr120200438
価格 ¥ 429,000 税込
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概要
【調査趣旨と結果】
◆今回、野菜ジュースの摂取実態を探るべく、「週に1回以上は必ず市販の野菜ジュースを飲んでいる20~60代の男女620人」を対象にアンケート調査を実施した。

◆その結果、全体の76.5%が野菜不足を感じており、そのうち92.0%の人が野菜不足の解消法として「野菜ジュースを飲むように心がけている」ことがわかった。また、野菜不足になると「便秘になる」「生活習慣病のリスクが高まる」「疲れやすくなる」といった弊害が起こることを心配しているユーザーが多く、野菜不足から起こる健康被害を予防するために野菜ジュースを摂取しているケースが多くみられた。

◆野菜ジュースの摂取実態をみると、主に食生活や健康への意識がきっかけで飲まれるケースが多く、普段は野菜の摂取量に不安を感じた時に飲まれていることが多くなっている。また、全体の約5割が「普段の野菜摂取の補助」として野菜ジュースを位置付けていることがわかった。

◆ブランドの摂取状況をみると、週に1回以上飲んでいるブランドのトップ3は「野菜生活」「カゴメトマトジュース」(ともにカゴメ)、「1日分の野菜」(伊藤園)であった。このうち、「野菜生活」は「味がおいしいから」、「カゴメトマトジュース」は「信頼できるメーカー・ブランドだから」「健康効果が実感できるから」、「1日分の野菜」は「十分な野菜が摂れるから」という理由で選択する人が多くなっている。

◆さらに、クラスター別の分析では、「M1層」が中心となった「不摂生見直しタイプ」が今後の有望なターゲット層であることがわかった。同タイプは、不摂生な食生活を見直すために野菜ジュースを飲み始めたライトユーザーが多いものの、野菜ジュースに対する健康ニーズが高いのが特徴である。すなわち、同タイプを意識した健康訴求を行うことで、同タイプのニーズはより一層高まり、今後ヘビーユーザー化する可能性を秘めているといえる。

◆この他、当レポートでは、青汁やサプリメントと比較した際の野菜ジュースの優位性や新型コロナウイルス感染拡大によって変化した野菜ジュースのニーズを探っているほか、1日の野菜摂取目安量(350g)に対する意識度合いや野菜と栄養素・成分の関連性などを幅広く調査。性別、年代別、性年齢層別に加えて、「価格重視タイプ」「野菜ジュース信者タイプ」「にわかタイプ」「こだわりなしタイプ」「不摂生見直しタイプ」「家庭重視の庶民タイプ」の6つのクラスターでも分析しており、今後の野菜ジュースのマーケティングや商品開発のヒントとなるデータとして提案する。


【調査方法】
■WEBによるアンケート調査
■調査エリア:全国
■対象:週に1回以上は必ず市販の野菜ジュースを摂取している20~60代の男女620人
(20~60代の男女10,000人から抽出)


【主な調査内容】
■野菜不足の実態
■野菜ジュースの摂取実態
■野菜ジュースの購入実態
■ブランドスイッチ状況
■青汁と比較した際の優位性
■サプリメントと比較した際の優位性
■新型コロナウイルスによるニーズの変化
■今後の野菜ジュースに対する要望 など

【調査実査日】
2021年1月14日~1月15日


目次
■調査概要
■被験者特性
■事前調査
■調査票

【分析編】
1.野菜不足の実態
2.野菜不足の理由と弊害
3.野菜の品目別ランキング
4.野菜と栄養素・成分の関連性
5.野菜ジュースの摂取実態
6.ブランドの摂取状況と選択ポイント
7.野菜ジュースの優位性
8.新型コロナウイルスによるニーズの変化
9-1.クラスター別分析:価格重視タイプ
9-2.クラスター別分析:野菜ジュース信者タイプ
9-3.クラスター別分析:にわかタイプ
9-4.クラスター別分析:こだわりなしタイプ
9-5.クラスター別分析:不摂生見直しタイプ
9-6.クラスター別分析:家庭重視の庶民タイプ
10.まとめ

【集計編】
1.野菜不足の度合い(SA)
2.野菜不足だと感じる理由(MA)
3-1.野菜不足解消のために心がけていること(MA)
3-2.特に野菜不足解消のために心がけていること(SA)
4-1.野菜不足によって起こると思うこと(MA)
4-2.自分にも当てはまって起こると思うこと(MA)
5.1週間のうち摂取目安量分の野菜を摂っている日数(SA)
6.野菜ジュースに対する意識・考え方(SA)
7.野菜ジュースを飲むようになったきっかけ(MA)
8.習慣的に野菜ジュースを飲んでいる期間(SA)
9.野菜ジュースの役割(SA)
10.野菜ジュースを一緒に飲んでいる家族(MA)
11-1.週に1回以上飲んでいる野菜ジュースの種類(MA)
11-2.最もよく飲んでいる野菜ジュースの種類(SA)
12.最もよく飲んでいる種類の飲用理由(MA)
13.野菜ジュースの飲用シーン(MA)
14.野菜ジュースを飲むタイミング(MA)
15-1.好きな野菜(MA)
15-2.嫌いな野菜(MA)
15-3.好きだけど普段の食事から摂りにくいと思う野菜(MA)
16.普段の食事から摂りにくいと思う理由(MA)
17.野菜ジュースに入っていたら嬉しい野菜(MA)
18.野菜ジュースにその野菜が入っていたら嬉しい理由(MA)
19.野菜から摂りたい栄養素・成分(MA)
20.青汁と比べて優れていると思う点(MA)
21.サプリメントと比べて優れていると思う点(MA)
22-1.野菜ジュースの購入先(MA)
22-2.最もよく利用する購入先(SA)
23.野菜ジュースにかける1ヶ月あたりの平均購入金額(SA)
24-1.普段購入している野菜ジュースの容器(MA)
24-2.最も購入している野菜ジュースの容器(SA)
25-1.野菜ジュースの購入ポイント(MA)
25-2.特に重視している購入ポイント(SA)
26-1.野菜ジュースに期待する健康効果(MA)
26-2.実感した健康効果(MA)
27-1.野菜ジュースに期待する美容効果(MA)
27-2.実感した美容効果(MA)
28-1.知っているブランド・商品(MA)
28-2.飲んだことがあるブランド・商品(MA)
28-3.週に1回以上飲んでいるブランド・商品(MA)
29.そのブランド・商品に興味を持ったきっかけ(MA)
30.そのブランド・商品を選んだポイント(MA)
31.野菜ジュースのブランドスイッチ状況(SA)
32.ブランドスイッチの理由(MA)
33.新型コロナウイルスで変化したこと(MA)
34.新型コロナウイルスによる野菜ジュースの飲用機会(SA)
35.コロナウイルスがきっかけで飲用機会が増えた理由(MA)
36.コロナウイルスがきっかけで飲用機会が減った理由(MA)
37-1.コロナ禍で野菜ジュースの購入機会が増えた場所(MA)
37-2.コロナ禍で野菜ジュースの購入機会が減った場所(MA)
38.コロナ禍でよく購入するようになった商品(MA)
39.今後の野菜ジュース摂取に対する考え方(SA)
40-1.今後の野菜ジュースに望むこと(MA)
40-2.今後特に望むこと(SA)
41.野菜ジュースに対する改良してほしい点や要望(FA)
42.食事管理アプリの利用状況(SA)
43.健康のために食生活で意識していること(MA)

体裁:データ(レポート本文のPPT、PDF、ローデータを収録)
※【CD-ROM収録内容】
1)本文PDF 2)本文パワーポイント 
3)データ編(基本クロス集計・単純集計・ローデータ・調査票・FA)

発刊日:2021年1月29日