コンシューマーレポートNo.366
2024年 睡眠サポート食品(機能性表示食品)利用者のペルソナ分析とニーズ分析(第4弾)

-ドリンクタイプの増加・浸透によりますます拡大する市場と変化するユーザー像-

商品番号 cr220250510
価格 ¥ 462,000 税込
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【調査概要】
◆今回、睡眠サポート機能性表示食品の摂取実態を探るべく、現在、自身の睡眠の悩みの改善・質の向上を目的に「睡眠サポート機能性表示食品」を定期的かつ継続的に摂取している20代~60代の男女1,030名を対象にアンケート調査を実施した。

◆まず、現在睡眠サポート機能性表示食品を定期的に摂取している人の割合は全体の3.9%であった。また、ユーザー人口は調査回数を重ねるごとに拡大している(2018年:1.1%、2021年:1.6%、2022年:3.1%、2024年:3.9%) 。

◆次に、睡眠の満足度について、自身の睡眠に満足している人は17.6%、満足していない人は65.7%となった。また、睡眠に対する意識や実態をみると、睡眠の悩みや希望では、“睡眠の質”に関する項目の出現率が2018年調査時よりも5pt以上増加している。

◆商品面では、前回調査に引き続き「ヤクルト1000/Y1000」が市場を牽引しているなか、今回調査では「ピルクル ミラクルケア」「おいしい免疫ケア 睡眠」などの近年発売されたドリンクタイプを中心とした商品の摂取率が上位に多く挙がっている。また、前回調査時からのユーザーの変化を剤型別にみると、サプリメントユーザーは9.3pt減少している一方、ドリンクユーザーは15.5pt増加しており、ユーザー像の変化がうかがえた。具体的に、睡眠の悩みが軽度で、ドリンクタイプなどで手軽に改善したい「手軽タイプ」が新たに登場している。

◆現在摂取率トップ2は「ヤクルト1000」「ピルクル」となっており、2ブランドのユーザーについて比較を行った結果、各ユーザーのブランドに対するイメージ・購入理由や期待した効果がそれぞれ異なり、両者のユーザーは棲み分けされていることがわかった。また、2ブランドのスイッチ状況をみると、「ヤクルト1000」は新規で摂り始めたユーザーが多い層で、「ピルクル」は他の飲料・食品タイプの商品からスイッチしてきたユーザーが多い層であった。

◆また、今回新たなクラスターとして、女性の割合が高く睡眠と美容を結び付けて考える「睡眠美容タイプ」が登場した。このことからもユーザー像の変化がみられ、元々の中心層であった男性若・中年層に加えて女性ユーザーも増加していることがわかる。

◆今後のニーズについては、睡眠を改善することで今後「腸内環境を良くしたい」の回答率が年々高まっており、摂取したい剤型でも「乳酸菌飲料」がトップとなっている。そのほか、「疲れ」や「ストレス」に関するニーズも高く、「睡眠」「疲れ」「ストレス」が密接に関わっていることが示唆された。

◆当調査では、睡眠サポート機能性表示食品利用者における睡眠の実態や睡眠に対する意識、主要商品の摂取実態、魅力的な睡眠サポート食品のコンセプト、今後の商品ニーズなどを調査。性別、性年齢層別に加えて前述の「手軽タイプ」「睡眠美容タイプ」を含めた7つのクラスターでも分析を行っている。

【主な調査内容】
■睡眠の実態
■睡眠に対する意識・価値観
■睡眠サポート機能性表示食品の摂取実態
■睡眠サポート機能性表示食品の商品評価
■魅力的な商品コンセプトやキーワード
■今後のニーズ

【調査方法】
WEBによるアンケート調査
調査エリア:全国
対象:現在、自身の睡眠の悩みの改善・質の向上を目的に、「睡眠サポート機能性表示食品」を定期的かつ継続的に摂取している20代~60代の男女1,030人
※今回の調査では、事前調査の結果を基にしたウエイトバック集計を行っているため、N数や出現率に誤差が生じている。

【調査実施日】
2024年12月25日~27日

目次
■調査概要
■被験者特性
■事前調査
■本調査

【分析編】
1. 機能性表示食品の摂取実態(摂取経験・現在の摂取状況)
2. 睡眠の悩みの実態
3. 睡眠時間の実態
4. 睡眠に対する意識
5. 睡眠サポート機能性表示食品の認知度ランキング
6. 睡眠サポート機能性表示食品の現在摂取率ランキング
7. 睡眠サポート機能性表示食品におけるユーザーの変化
8-1. 「ヤクルト1000」ユーザーと「ピルクル」ユーザーの比較
8-2. 「ヤクルト1000」ユーザーと「ピルクル」ユーザーの比較
9. 睡眠サポート機能性表示食品の商品評価
10. 魅力的な商品コンセプト
11. 今後のニーズ
12-1. クラスター別分析:パフォーマンス重視タイプ
12-2. クラスター別分析:ライトパフォーマンスタイプ
12-3. クラスター別分析:睡眠美容タイプ
12-4. クラスター別分析:ストレスタイプ
12-5. クラスター別分析:不規則改善タイプ
12-6. クラスター別分析:手軽タイプ
12-7. クラスター別分析:慢性お悩みタイプ
参考. クラスターの変化 39

【集計編】
1. 睡眠の悩みの原因(MA)
2-1. 理想の睡眠時間(SA)
2-2. 実際の睡眠時間(SA)
3. 質の悪い睡眠が招くこと(MA)
4. 日常生活への影響(MA)
5. 質の良い睡眠の条件(MA)
6. 睡眠の満足度(SA)
7. 睡眠に対する意識や考え方(SA)
8-1. 知っている成分(MA)
8-2. 睡眠に効果があると思う成分(MA)
9. 健康面の悩み(MA)
10-1. 知っている商品(MA)
10-2. 過去に摂取したことがある商品(MA)
10-3. 現在摂取している商品(MA)
11. 睡眠対策商品のイメージ(SA)
12. 商品を知ったきっかけ(MA)
13. 機能性表示食品と認識したか(SA)
14. 機能性表示食品を選んだ理由(MA)
15. 機能性表示食品を摂り始めた理由(MA)
16. 商品の購入理由(MA)
17. 摂取期間(SA)
18. 摂取頻度(SA)
19. リピート率(SA)
20. 定期購入サービスを利用しているか(SA)
21. 期待した効果(MA)
22. 効果実感度(SA)
23. 効果以外で満足している点(MA)
24. 効果以外で不満な点(MA)
25. 商品の離脱理由(MA)
26. 今後の継続意向(SA)
27. 次にどの商品を摂取したいか(MA)
28-1. 知っている医薬品(MA)
28-2. 過去に摂取したことがある医薬品(MA)
28-3. 現在摂取している医薬品(MA)
29. 睡眠改善のために普段から行っていること(MA)
30. 今後どうなりたいか(MA)
31-1. 魅力的な商品コンセプト(MA)
31-2. 最も魅力的な商品コンセプト(SA)
32. 今後摂取したい剤型(MA)
33. 今後利用したい購入チャネル(MA)
34-1. 一緒に摂りたいと思う商品(MA)
34-2. 一緒に摂ったらより効果があると思う商品(MA)
34-3. 合わせることで独自性・新奇性があると思う商品(MA)
35. 価値観・ライフスタイル(SA)

【資料体裁】
A4判94頁

【発刊日】
2025年2月6日