“プチ贅沢”需要獲得の取り組みが急がれるスーパー・CVSスイーツ市場
2011年 スーパー・CVSスイーツの市場分析調査

商品番号 mr0100050
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
今回調査したスーパー・CVSスイーツとは、シュークリームやケーキ、プリン、ゼリー(常温/チルド)などの和・洋菓子を対象としている。参入企業は乳業メーカーのほか、製パンメーカーや菓子・食品メーカー、デザート専業メーカーとなっている。
スーパー・CVS向けスイーツの市場規模(PB・オリジナル商品は除く)は、2009年度で前年比1.0%減の3,656億円となった。内訳は、洋菓子が前年並みの2,925億円、和菓子が4.7%減の731億円となっている。市場が停滞している要因としては、スーパーやCVSチェーン各社が独自に展開するPB(プライベートブランド)やオリジナル商品との競合が激化していることが大きい。また、消費者の節約志向の強まりから、嗜好性の高いスイーツの購入を買い控える傾向が強まったことも影響した。
こうした状況の中で、NB(ナショナルブランド)メーカーは、低価格志向に対応するものやPB・オリジナル商品に見劣りしない高級感、贅沢感を訴求したアイテム投入により、“プチ贅沢”を楽しむ層の取り込みを図っている。具体的には、これまでのデザートのカテゴリーに捉われない新規性ある商品や、様々なスイーツの味わいが楽しめる“多層化タイプ”の商品が挙げられる。
2010年度も厳しい状況が続いている。その中でも、デザートの需要はこれまでの土産物やギフトとしての消費からパーソナル需要にシフトしてきている。このため、参入各社にとっては、今後は新たなデザートジャンルを確立する取り組みが不可欠となっている。
当資料では、スーパー・CVSスイーツの市場動向、主要参入企業13社の商品動向ならびに販売戦略を調査・分析。需要拡大が期待されるスーパー・CVSスイーツ市場を明らかにしているとともに、今後の方向性を提案する。

目次
調査概要

市場編
1.調査対象範囲
1)和・洋菓子の調査範囲
2)調査対象企業
2.スーパー・CVSスイーツの商品展開状況
3.スーパー・CVSスイーツの市場概況
4.スーパー・CVSスイーツの市場規模分析
1)分野別
2)種類別
5.スーパー・CVSスイーツのチャネル別市場規模
6.メーカー別シェア分析
1)全体
2)洋菓子
3)和菓子
4)プリン
5)ケーキ類
6)シュークリーム・エクレア
7)ゼリー(チルド)
8)ゼリー(ドライ)
7.ブランド別シェア分析
1)プリン
2)ゼリー(チルド)
3)ゼリー(ドライ)
8.今後の市場見通しと展開
1)分野別市場予測
2)主要企業の今後の展開
3)スーパー・CVSスイーツの商品及び販売面の今後の方向性

参考データ スーパー・CVSチェーンのオリジナルスイーツ展開状況
1)スーパー・CVSのオリジナルスイーツブランド一覧
2)スーパー・CVSのオリジナルスイーツ商品売上高(ヨーグルト含む)

個別企業編
山崎製パン株式会社
グリコ乳業株式会社
株式会社モンテール
森永乳業株式会社
日本ミルクコミュニティ株式会社
協同乳業株式会社
栄屋乳業株式会社
株式会社たらみ
株式会社マルハニチロ食品
井村屋製菓株式会社
フジッコ株式会社
安曇野食品工房株式会社
トーラク株式会社

〈調査項目〉(各社共通)
1.企業概要
2.商品展開
3.品揃え分析
1)種類別アイテム数
2)容器別アイテム数
4.売上高分析
1)分野別・種類別売上高推移
2)ブランド別売上高推移
3)チャネル別売上高推移
5.商品政策と販売促進策
1)商品政策
2)販売促進活動
6.今後の市場見通しと展開

資料体裁:A4判 105頁
発刊日 :2010年11月15日