コンシューマーレポートNo.373
2025年 青汁の摂取実態と今後のニーズ(第4弾)

-青汁は“手軽さ”と“機能性”で選ばれる時代へ-

商品番号 cr220250515
価格 ¥ 462,000 税込
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【調査概要】
◆今回、青汁の摂取実態と今後のニーズを探るべく、現在、直近6ケ月以上継続して青汁を摂取している20~60代の男女1,240人を対象にアンケート調査を実施した。

◆その結果、事前に40,000人を対象に行った調査では、現在青汁を摂取している人は10.7%となり、前回調査を行った2023年と比べると0.6pt低下しているが、男性40代および男性50代はそれぞれ前回出現率を上回る出現率を記録している。

◆次に、上記の40,000人から抽出した本調査対象者1,240人に青汁の摂取実態について尋ねた。その結果、青汁の役割については「野菜の代わり」や「普段の野菜摂取の補助」として摂取する人が2021年から年々伸長していることがわかった。

◆物価高騰の影響では、野菜不足だと感じる理由において「野菜の値段が高くて気軽に買えないから」が36.2%で前回調査時と比べて10.4pt増加している。また、野菜の値段が高くなったことで青汁を摂取するようになったと答えた人は13.9%で前回よりも0.9pt高い数値となった。

◆摂取ブランドでは、「大麦若葉 粉末100%(山本漢方製薬)」、「緑効青汁(アサヒ緑健)」、「ごくごく飲める 毎日1杯の青汁(伊藤園)」が摂取率でトップ3となった。特に、「ごくごく飲める 毎日1杯の青汁」では前回調査から認知度は11.0pt、摂取率は2.3pt増加している。

◆青汁の剤型としては、「粉末(個包装タイプ)」は74.0%となり、2019年と比較すると8.5pt減少している。一方、ドリンクタイプは年々出現率が増加しており、2019年と比較すると「ドリンク(ペットボトル)」 は9.0pt、「ドリンク(紙パック)」は4.8pt、「ドリンク(缶)」は4.4ptアップしている。従来、青汁は粉末タイプが主流であったが、近年はドリンクタイプの手軽さが支持されており、ドリンクユーザーが増加傾向にある。

◆青汁を選ぶ際に重視されている点の「機能性表示食品かどうか」の回答では、2025年は13.9%で、2019年と比較して3.9pt増加しており、青汁における機能性表示食品の需要が高まっている。また、「青汁に期待する健康効果」では、前回調査から「免疫力向上」が2.9pt、「疲労回復」は1.5pt増加しており、今後はこれらのヘルスクレームにおいて機能性表示食品としての需要の拡大が期待される。

◆当レポートでは、青汁ユーザーにおける野菜不足の実態や青汁の摂取実態、青汁の購入ポイント、今後期待する青汁のコンセプトなどを調査。さらに、性別、年代別に加えて「トライアルタイプ」、「不摂生タイプ」、「安心保険タイプ」、「ヘルシービューティタイプ」、「健康オタクタイプ」、「価格重視タイプ」の6つのクラスターでも分析し、今後の青汁の商品開発に役立つデータとしてまとめている。

【主な調査内容】
■野菜不足の実態
■青汁の摂取実態
■青汁の購入ポイント
■今後期待する青汁のコンセプト
■サプリメントとの併用実態 など

【調査実施日】
2025年3月19日

【調査方法】
WEBによるアンケート調査
調査エリア:全国
対象:直近6ケ月以上継続して青汁を摂取している20~60代の男女1,240人
   (20~60代の男女40,000人から抽出)
※今回の調査では、事前調査の結果を基にしたウエイトバック集計を行っているため、
 N数や出現率に誤差が生じている。

目次
■調査概要
■被験者特性
■事前調査
■本調査

【分析編】
1. 青汁の現在摂取率
2. 野菜不足に対する意識
3. 野菜の摂取実態と青汁の位置づけ
4-1. 青汁の購入実態①
4-2. 青汁の購入実態②
5-1. 青汁の摂取実態①
5-2. 青汁の摂取実態②
5-3. 青汁の摂取実態③
6. 魅力を感じる青汁の素材の特徴
7. 青汁ブランドの認知度・現在摂取率ランキング
8. ブランドの購入ポイント
9. 機能性表示食品の需要の拡大
10. 青汁の優位性
11. 物価高騰の影響
12-1. 今後求められる商品像①
12-2. 今後求められる商品像②
13-1. クラスター別分析:トライアルタイプ
13-2. クラスター別分析:不摂生タイプ
13-3. クラスター別分析:安心保険タイプ
13-4. クラスター別分析:ヘルシービューティタイプ
13-5. クラスター別分析:健康オタクタイプ
13-6. クラスター別分析:価格重視タイプ
<参考:クラスターの変化>

【集計編】
1. 野菜不足の度合(SA)
2. 野菜不足の理由(MA)
3-1. 野菜不足になると、一般的に起こると考えられること(MA)
3-2. その中で自分にもあてはまって起こると思うこと(MA)
3-3. その中で青汁を飲むことによって予防・解消できると思うこと(MA)
4. 野菜の摂取量(SA)
5. 野菜の摂取方法(SA)
6. 青汁のポジション(SA)
7. 青汁の摂取年齢(SA)
8. 摂取のきっかけ(MA)
9. 青汁の摂取頻度(SA)
10-1. 普段摂取している形状・タイプ(MA)
10-2. 最もよく摂取している形状・タイプ(SA)
11. 形状・タイプの選択理由(MA)
12. 青汁の摂取シーン(MA)
13. 青汁の飲み方(MA)
14-1. あなたが青汁を飲ませたいと思う家族(MA)
14-2. 現在青汁を飲んでいる家族(MA)
15-1. 知っている素材(MA)
15-2. 摂取したい素材(MA)
15-3. 最も摂取したい素材(SA)
16. 青汁の原料として最も摂取したい素材を摂取したい理由(MA)
17-1. 1番目に魅力を感じる青汁の素材の特徴(SA)
17-2. 2番目に魅力を感じる青汁の素材の特徴(SA)
17-3. 3番目に魅力を感じる青汁の素材の特徴(SA)
18-1. 青汁から摂りたい成分(MA)
18-2. 青汁でさらに強化して欲しい成分(MA)
19. 青汁に追加してほしい機能成分(MA)
20. 野菜ジュースとの比較(MA)
21-1. 青汁を購入する場所(MA)
21-2. 最もよく青汁を購入する場所(SA)
22. 1ヶ月あたりの購入金額(SA)
23-1. 重視している点(MA)
23-2. 特に重視している点(SA)
24-1. 求める飲みやすさ(MA)
24-2. 最も求める飲みやすさ(SA)
25-1. 知っている商品(MA)
25-2. この1年間で摂取したことのある商品(MA)
25-3. 現在最もよく摂取している商品(SA)
26. ブランドイメージ(MA)
27-1. 商品を知る/興味を持つきっかけとなったメディア・情報源(MA)
27-2. 商品を購入するにあたって参考にしたメディア・情報源(MA)
27-3. 商品購入の決め手となったメディア・情報源(MA)
28. 商品の選択理由(FA)
29. リピート回数(SA)
30-1. 青汁を飲む目的・理由(MA)
30-2. 青汁を飲む最大の目的・理由(SA)
31-1. 期待する健康効果(MA)
31-2. 実感した健康効果(MA)
32-1. 期待する美容効果(MA)
32-2. 実感した美容効果(MA)
33. 青汁の購入ポイント(MA)
34. 青汁の継続理由(MA)
35. 青汁の満足度(SA)
36. スイッチの有無(SA)
37. スイッチ理由(MA)
38. 青汁を購入するタイミング(SA)
39. 今後の青汁摂取に対する考え方(SA)
40. 青汁のコンセプト(MA)
41. 今後かけたい購入金額(SA)
42. SNS・動画サイトの利用状況(SA)
43. サプリメントの利用状況(SA)
44. 利用しているサプリメント(MA)
45. サプリメントとの比較(MA)
46. 紅麴問題による影響(MA)
47. 価値観・ライフスタイル(SA)

【資料体裁】
A4判123頁

【発刊日】
2025年6月13日