2017年 食品添加物の市場分析調査

―独自の技術や素材により機能性を高めた製品の開発が活発化―

商品番号 mr110170361
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
【調査趣旨】
◆2016年度の食品添加物の市場規模は、前年度比0.4%増の7,884億円となった。同年度は、市場規模の半数強を占める甘味料及び品質改良剤が前年度を下回った。加えて、それ以外のカテゴリーもプラス推移となったものの、伸長率は一部を除き1%前後にとどまった。食品添加物は、加工食品の生産において重要な役割を担っているが、超高齢・人口減少社会に突入した日本では、大幅な需要拡大は見込みにくい状況にある。

◆こうした中、参入各社は主力分野を中心に、新製品の投入や既存品の改良、新たな用途の開拓、ユーザーへの提案活動を強化し、需要喚起を図っている。新製品としては、独自の技術や素材により機能性を高めた製品の投入が活発化している。

◆新たな用途の開拓では、介護食や流動食、健康志向食品など、今後の需要拡大が期待される分野に取り組む動きがみられる。健康志向食品は、従来の減塩や低カロリー、低糖といった訴求に加え、最近では低糖質を訴求した商品が広がりをみせている。食品添加物は、減塩食品の風味改善や甘味料のボディ感の付与など、健康志向食品の品質向上に寄与している。消費者の健康に対するニーズは強く、商品数の拡大に伴い、食品添加物の引き合いも増えるとみられる。

◆ユーザーへの提案活動では、用途に合わせた使い方の提案、試作品や客観的なデータの提供、末端製品の開発支援などを行っている。こうした取り組みを通して、ユーザーに食品添加物のコスト面や品質面の効果を実感してもらうことで、導入を促進している。

◆当資料は、食品添加物を11カテゴリーに分類し、市場規模、種類別動向、メーカー別シェア、製品化傾向、価格動向、主要企業の展開動向などをまとめている。

【調査実査日】
2017年3月~6月


目次
【調査概要】
【市場編】
1.調査対象範囲及び食品添加物の概要
 1)調査対象範囲
 2)食品添加物の概要
2.新規指定添加物の動向
3.市場規模分析
 1)総市場規模推移
 2)分野別市場規模
 3)種類別市場規模
  ①食品添加物
  ②食品素材
 4)メーカー別シェア
  (全体/甘味料/食品香料/品質改良剤/増粘安定剤/食用色素/乳化剤/酸味料/酵素etc.)
 5)用途別構成
  (甘味料/食品香料/品質改良剤/増粘安定剤/食用色素/乳化剤/酸味料/酵素etc.)
4.食品添加物の展開状況
 1)分野別・用途別展開状況及び製品化傾向
 2)主要企業の分野別展開状況
5.主要企業の展開動向
6.食品添加物関連の特許件数
7.今後の市場性
 1)分野別市場予測
 2)種類別市場予測

【品目編】
◆甘味料
◆食品香料
◆品質改良剤
◆増粘安定剤
◆食用色素
◆乳化剤
◆酸味料
◆酵素
◆栄養強化剤
◆保存料・日持向上剤
◆酸化防止剤

―調査項目―
1.調査対象範囲
2.主要参入企業の製品展開
3.製品化傾向
4.価格動向(2016年~)
5.市場規模分析
 1)種類別市場規模推移
 2)メーカー別シェア
 3)用途別構成
6.主要企業の展開動向
7.今後の市場予測



資料体裁:A4判 128頁
発刊日:2017年6月22日

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