2018年 インナービューティーの市場分析調査

―インナー美白商品が市場を牽引、今後の成長の鍵は機能性表示食品―

商品番号 mr220180409
価格 ¥ 106,700 税込
購入商品を選択してください。 (必須)
※法人パッケージ版以外は、事業所内限定商品となります。
法人のお客様はご注文手続き画面の【通信欄】にて貴社名及び部署名を記載いただくようお願い致します


概要
【調査趣旨】
◆2016年度のインナービューティー関連商品の市場規模は前年度比4.0%増の1,165億円となった。2012年度の市場規模と比較すると5年間で約1.2倍に拡大しており、2015年以降拡大傾向が続いている。市場拡大の主な要因としては、女性の健康意識および美容意識の高まりやインバウンド需要の影響、機能性表示食品制度の開始などが挙げられる。

◆インバウンド需要については、2015年にポーラの「ホワイトショット インナーロック」やエスエス製薬の「ハイチオールC」など、美白効果を訴求したサプリメントやOTC医薬品の売上が大きく伸びたことで、市場の拡大に貢献している。

◆機能性表示食品制度については、『肌の潤いを保持し、乾燥を緩和する』という機能を訴求できるようになったことで、様々な企業が機能性表示食品の開発に取り組んでいる。具体的な参入企業としては、エーザイ、資生堂、トウ・キユーピー、富士フイルムヘルスケアラボラトリー、愛しとーと、アサヒグループ食品などが挙げられる。

◆2016年度の市場動向を企業別にみると、ポーラや資生堂、エーザイ、エスエス製薬などが主力商品の販促に努めたことで売上を堅実に拡大させた。また、トウ・キユーピーや富山常備薬グループ、森永製菓などが単独商品の売上で伸長率25.0%以上を記録するなど大きな成長をみせた。

◆商品別でみると、主に美白効果(肌の透明感、シミ・そばかすの緩和)を訴求したサプリメントおよびOTC医薬品や、機能性表示食品が売上を伸ばしている。また、成分別でみるとヒアルロン酸やセラミド、アスタキサンチンなどの成分が機能性表示食品制度の影響もあり、高い成長率をみせている。一方で、シェアが最も大きいコラーゲンは、これらの成分との競争激化などにより縮小傾向となっている。

◆2017年度のインナービューティー市場については、前年度比4.3%増の1,215億円となる見通しである。機能性表示食品の増加や、コラーゲン配合の美容食品市場の再活性化などにより、今後も市場の成長は続いていくものとみられる。

◆当資料では、経口摂取による美容効果を訴求したインナービューティー関連商品について、サプリメント、飲料、OTC、ゼリーと幅広い分野を対象に調査を行っている。さらに、それらの商品を取り扱う主要企業20社を中心とした商品展開状況、インナービューティー関連商品の売上高、販売方法を調査し、各社の今後の展開についてまとめている。

【調査範囲】
<訴求>
 ・美肌
 ・抗老化
 ・美白
 ・その他
<分野>
 ・サプリメント
 ・飲料
 ・OTC
 ・ゼリー

【調査期間】
2018年1月~2018年5月


目次
【調査概要】
【市場編】
1.調査概要
 1)調査目的
 2)対象商品
 3)調査対象企業
2.市場の沿革
3.市場分析
 1)全体
 2)企業別
 3)商品別
 4)分野別
 5)訴求別
 6)成分別
 7)チャネル別
4.商品分析
 1)コンセプト分析
 2)新商品分析
5.品目分析
 1)分野・訴求別
 2)企業別
 3)成分別
6.販売方法
 1)販売チャネル
 2)販促活動
7.今後の展開
 1)今後の市場性
 2)主要企業の今後の展開

【個別企業編】
◆株式会社愛しとーと
◆アサヒグループ食品株式会社
◆エーザイ株式会社
◆エスエス製薬株式会社
◆株式会社協和
◆サントリーウエルネス株式会社
◆株式会社資生堂
◆株式会社ファンケル
◆株式会社ポーラ
◆株式会社明治
◆第一三共ヘルスケア株式会社
◆株式会社ディーエイチシー
◆株式会社富士フイルムヘルスケアラボラトリー
◆株式会社エバーライフ
◆株式会社エミネット
◆オルビス株式会社
◆銀座ステファニー化粧品株式会社
◆株式会社ニッピコラーゲン化粧品
◆株式会社ハーバー研究所
◆森永製菓株式会社

―調査項目 ※一部異なる―
1.商品概要
2.発売経緯
3.品目数
4.売上高
 1)商品別
 2)分野別
 3)訴求別
 4)成分別
 5)チャネル別
5.販売方法
6.今後の展開


資料体裁:A4判 114頁
発刊日:2018年5月30日