治療実態と新薬の今後の可能性を探る
ドクター調査シリーズ№22
肝細胞癌治療のドクター調査

商品番号 dr310110024
価格 ¥ 880,000 税込
◆購入商品を選択してください。 (必須)
法人のお客様はご注文手続き画面の【通信欄】にて貴社名及び部署名を記載いただくようお願い致します


概要

現在の肝細胞癌治療では肝切除、RFA、TACEといった治療法が中心となっているが、肝内病変には有効性を示す一方で再発率が高く、さらに脈管浸潤や肝外転移をきたすケースでは予後が不良である。こうした状況の中、2009年にネクサバールが肝細胞癌の適応を取得したことで特に進行性肝細胞癌治療には変化がみられるものの、ネクサバールの対象症例には制限があるため処方される患者は多くない。また副作用や効果面での課題も多く残されているのも現状である。
当調査では、特にネクサバールの処方実態や治療上の位置づけ、評価と分子標的薬の使用症例拡大に対する意見をポイントに、肝細胞癌治療を行っている専門医30名にヒアリング調査を実施。既存治療における問題点、アンメットニーズを調査・分析することで、今後のマーケティングや新薬開発のためのレポートとして発刊するものである。

■調査対象
肝細胞癌治療を行っている専門医 30名
*うち KOL Dr.7名
    大学病院所属Dr.11名
    がん診療連携拠点病院所属Dr.14名



目次

ドクタープロフィール

分析編
1.HCC患者について
2.治療実態
1)病期分類別治療実態
2)治療法別患者割合
3.全身化学療法の実態
4.ネクサバールの使用実態
5.治療法別評価(肝切除、RFA、PEIT、肝動注化学療法、ネクサバール、TACE+ネクサバール)
6.開発中の新薬に対する期待
7.分子標的薬の使用症例拡大の可能性

集計編
1.HCC患者数
1)直近1ヶ月間のHCC患者数
2)初発/再発、入院/外来、肝外転移の有無別患者割合
3)年代別患者割合
4)病期分類別患者割合
2.ガイドライン・マニュアルの利用状況
3.病期分類別治療実態
1)病期分類(1)「Child-Pugh分類AorB、腫瘍数単発」の治療実態
A)治療法の選択
B)治療法別の患者数
2)病期分類(2)「Child-Pugh分類AorB、腫瘍数2,3個、腫瘍径3cm以内」の治療実態
A)治療法の選択
B)治療法別の患者数
3)病期分類(3)「Child-Pugh分類AorB、腫瘍数2,3個、腫瘍径3cm超」の治療実態
A)治療法の選択
B)治療法別の患者数
4)病期分類(4)「Child-Pugh分類AorB、腫瘍数4個以上」の治療実態
A)治療法の選択
B)治療法別の患者数
5)病期分類(5)「Child-Pugh分類C、腫瘍数単発、腫瘍径5cm以内またはChild-Pugh分類C、腫瘍数2,3個、腫瘍径3cm以内」の治療実態
A)治療法の選択
B)治療法別の患者数
6)病期分類(6)「Child-Pugh分類C、腫瘍数4個以上」の治療実態
A)治療法の選択
B)治療法別の患者数
4.全身化学療法について
1)全身化学療法を受けた患者の病期別割合
2)全身化学療法を選択した理由
3)全身化学療法前の治療経験
4)全身化学療法前に受けたTACEの平均回数
5.ネクサバールについて
1)全身化学療法におけるネクサバールの処方割合
2)ネクサバールを選択しなかった理由
3)ネクサバールの初回用量
4)ネクサバールの減量割合
5)ネクサバールの投与中止割合
6)ネクサバールを投与できた患者割合
7)ネクサバールを投与できなかった理由
8)全身化学療法における重視度
9)ネクサバールの評価
10)ネクサバールの使用意向
11)ネクサバールに対する不満点
6.各治療法の評価
1)各治療法の満足度
2)肝切除に対する評価
3)RFAに対する評価
4)PEIに対する評価
5)TACEに対する評価
6)肝動注化学療法に対する評価
7)ネクサバールに対する評価
8)ネクサバール以外の全身化学療法に対する評価
9)TACE+ネクサバールに対する評価
7.新薬に対する期待
1)linifanib
a)linifanibの認知度
b)linifanibの使用意向
c)linifanibを使用したい理由
d)linifanibの想定される対象患者
2)brivanib
a)brivanibの認知度
b)brivanibの使用意向
c)brivanibを使用したい理由
d)brivanibの想定される対象患者
3)ramucirumab
a)ramucirumabの認知度
b)ramucirumabの使用意向
c)ramucirumabを使用したい理由
d)ramucirumabを使用したくない理由
e)ramucirumabの想定される対象患者
4)ネクサバールとドキソルビシンの併用療法
a)ネクサバールとドキソルビシンの併用療法の使用意向
b)ネクサバールとドキソルビシンの併用療法を使用したい理由
c)ネクサバールとドキソルビシンの併用療法を使用したくない理由
d)ネクサバールとドキソルビシンを併用したい患者
8.分子標的薬の使用症例拡大に対する期待
1)肝切除後のアジュバント
a)肝切除後のアジュバントに対する期待度
b)肝切除後のアジュバントに期待する理由
c)肝切除後のアジュバントに期待しない理由
2)局所療法後のアジュバント
a)局所療法後のアジュバントに対する期待度
b)局所療法後のアジュバントに期待する理由
c)局所療法後のアジュバントに期待しない理由
3)TACEとの併用
a)TACEとの併用に対する期待度
b)TACEとの併用に期待する理由
c)TACEとの併用に期待しない理由
4)他の全身化学療法との併用
a)他の全身化学療法との併用に対する期待度
b)他の全身化学療法との併用に期待する理由
c)他の全身化学療法との併用に期待しない理由

データ編


体裁:CD-ROM[レポート、rawdata]
発刊日:2011年4月25日