2021年 世界のバイオ医薬品CMO/CDMO市場

―グローバルな「設備投資」と「提携戦略」で需要拡大に対応―

商品番号 mr410210564
価格 ¥ 108,900 税込
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概要
【調査趣旨】
◆世界のバイオ医薬品CMO/CDMO(受託開発・製造)市場が急激に拡大している。2020年度、世界のバイオ医薬品CMO/CDMO市場は、前年度比15.7%増の約1兆3,880億円で推移した。バイオ医薬品の需要拡大により、バイオ医薬品開発・製造の外注化が加速した。近年では、高度な開発・製造技術、大規模な製造設備などを保有するCMO/CDMOメーカーに開発・製造を委託するケースが急増している。今後、バイオ医薬品CMO/CDMO市場は、バイオ医薬品全体の伸長を上回る高成長を継続していく見込みとなっている。

◆また、近年では、新型コロナウイルス向けのワクチンや治療薬の受託案件が急増。すなわち、製薬企業は、ワクチンおよび治療薬の供給能力確保のため、CMO/CDMOメーカーへ製造を委託するケースが高まってきている。今後、コロナ関連によるワクチン・治療薬の受託増加もバイオ医薬品CMO/CDMO市場の拡大に寄与するとみられる。

◆主要各社は、今後、「設備投資」や「提携戦略」から、バイオ医薬品CMO/CDMO市場に対応していく。「設備投資」では、グローバル大手のLonzaが、2020年に主要施設フィスプ(スイス)の微生物製造施設を拡張。さらに翌年の2021年には、フィスプ(スイス)、ポーツマス(米国)の原薬製造設備の拡張を発表し、設備投資による増強を図っている。

◆「提携戦略」では、韓国のSamsung Biologicsが米国製薬企業Moderna社の新型コロナウイルスワクチンの商業用充填仕上げ製造を提供する契約を発表。今後、同社は、ワクチン供給を積極的に行っていき、パンデミックの早期終息に貢献していく。

◆当資料では、バイオ医薬品CMO/CDMO市場における現状の市場規模および予測、主要各社の事業参入経緯、事業体制、売上高、今後の方向性について多角的に調査・分析している。今後のバイオ医薬品CMO/CDMO事業における事業戦略データの一助となれば幸いである。

【調査期間】
2021年5月~2021年10月

【市場編】
1.市場概要
2.調査対象企業のバイオ医薬品CMO/CDMO事業の経緯
3.調査対象企業の事業体制・生産設備概要
4.調査対象企業における地域別の主要拠点状況
5.世界のバイオ医薬品市場規模推移
6.世界のバイオ医薬品CMO/CDMO市場規模推移
7.今後の市場性

【個別企業編】
<国内主要企業>
◆AGC
◆JSR
◆味の素
◆アピ
◆癸巳化成
◆神戸天然物化学
◆東洋紡
◆日本全薬工業
◆富士フイルムHD

<海外主要企業>
◆Lonza
◆Boehringer Ingelheim
◆Samsung Biologics
◆Sandoz
◆Celltrion
◆WuXi Biologics

―個別企業編調査項目―
1.企業概要
2.バイオCMO/CDMO事業の主な沿革
3.バイオCMO/CDMOの事業体制
4.バイオCMO/CDMO事業売上高推移
5.今後の方向性

資料体裁:A4判152頁
発刊日:2021年10月27日

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