創薬の中心は個別化医療にシフト、初の国産製品も上市間近
2012年 製薬企業のR&D戦略

商品番号 mr310120015
価格 ¥ 95,700 税込
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概要

◆医療費抑制策の進展や、研究開発コストの増大、マス・マーケットの伸びの鈍化など、製薬企業を取り巻く環境は近年、厳しさを増している。このような状況の中、製薬企業各社では、ブロックバスターを成長ドライバーとする従来のビジネスモデルからの脱却を目指した戦略を描いている。特にがんなどのスペシャリティ領域では、参入企業の多くが個別化医療への取り組みを強化。また、市場規模は大きくないが、競合が少なくアンメット・ニーズの高い薬効領域にターゲットをシフトさせる企業も増えている。
◆企業形態別に見ると、国内専業企業では、海外企業買収の動きが一段落。各社、グローバル連携を図りながら、拡充した重点領域の開発品目に資源を投下して上市を急いでいる。また、国内兼業企業では、スペシャリティ―ファーマを標榜し、重点領域の選択と集中により研究開発の効率化を目指す動きが強まっている。一方、外資系企業では、ドラッグラグ解消を目的とした世界同時開発の流れが進み、新薬上市が活発化している。
◆当該資料では、国内専業企業、国内兼業企業、外資系企業の28社を対象に、各社の研究開発体制、R&D費用・R&D比率、R&D要員、新薬の発売・開発状況、今後の動向を徹底調査。新たな成長軌道の確立を目指す各社のR&D戦略をレポートしている。



目次

調査概要

【集計・分析編】
 1.研究開発投資
  1)1社当たりのR&D費用
  2)1社当たりのR&D要員
  3)R&D部門の1人当たりの研究開発費
  4)R&D比率
 2.各社の研究開発力
  1)研究開発費と比率
  2)研究開発費の伸び率
  3)R&D要員
  4)研究開発員1人当たりの研究開発費
  5)各社の研究開発力データ
 3.新薬分析
  1)新薬上市数
  2)年次別薬効別新薬発売一覧
 4.新薬売上高分析
  1)1社当たりの平均新薬売上高(2010年度)
  2)1社当たりの平均新薬貢献度(2010年度)
  3)新薬売上高上位企業(2010年度)
  4)新薬貢献度上位企業(2010年度)
  5)新薬売上高上位ブランド(2010年度)
 5.領域別ブランド別の新薬売上高
  ・循環器系
  ・精神・神経系
  ・呼吸器・アレルギー
  ・炎症・免疫
  ・代謝
  ・消化器・泌尿器・生殖器
  ・感染症
  ・癌
  ・その他疾患・造影剤・輸液
 6.今後の新薬開発
  1)現在開発中の新薬数
  2)開発段階別割合
  3)開発テーマの分野別割合
  4)1社当たりの分野別テーマ数
  5)企業形態別分野別テーマ数
 7.各社の領域別開発テーマ数と有望新薬
  1)循環器領域
  2)呼吸器・アレルギー領域
  3)精神・神経および炎症領域
  4)感染症領域
  5)血液・体液領域
  6)代謝・ホルモン領域
  7)腫瘍・化学療法剤
 8.各社のステージ別、領域別開発テーマ数
 9.海外(欧米)市場での開発状況

【個別企業編】
《国内専業企業》
 ・武田薬品工業
 ・アステラス製薬
 ・第一三共
 ・エーザイ
 ・田辺三菱製薬
 ・大日本住友製薬
 ・塩野義製薬
 ・小野薬品工業
 ・キッセイ薬品工業
 ・富山化学工業
 ・科研製薬
 ・日本新薬
 ・杏林製薬
《外資系企業》
 ・中外製薬
 ・MSD
 ・ファイザー
 ・グラクソ・スミスクライン
 ・サノフィ・アベンティス
 ・バイエル薬品
 ・アストラゼネカ
 ・ノバルティスファーマ
 ・日本ベーリンガーインゲルハイム
《国内兼業企業》
 ・大塚製薬
 ・協和発酵キリン
 ・Meiji Seikaファルマ
 ・帝人ファーマ
 ・旭化成ファーマ
 ・日本化薬

〈個別企業調査項目〉(各社共通)
 1.研究開発組織と体制
 2.R&D費用
 3.R&D要員
 4.新薬の開発力
  1)新薬の発売状況
  2)新薬の開発状況
 5.新薬の貢献度
  1)新薬売上高
  2)開発効率
 6.今後のR&D戦略


資料体裁:A4判 178頁
発 刊 日:2012年1月26日