セグメント化とグローバル展開が進む抗癌剤市場、製品ポジショニングの新たな方向性を探る
2010年 世界の抗癌剤市場

商品番号 mr0100010
価格 ¥ 95,700 税込
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概要

日米欧3極における抗癌剤市場は2008年度で前年度から3.8%増と拡大し、およそ4.5兆円規模の巨大市場となっている。「MabThera/Rituxan」や「Glivec/Gleevec」といった既存の分子標的薬が有効性の高さから急成長を遂げ、市場拡大の牽引役となっている。その一方で、これら分子標的薬の大型製品が参入した各薬効セグメント・適応別市場では寡占化の傾向が進んでいる。
こうした状況のもと、参入各社では様々な製品戦略を打ち出し、新たな市場開拓に臨んでいる。例えば「Avastin」や「Sutent」、「Affinitor」等の分子標的薬の新薬では、グローバル展開と広範囲な適応拡大戦略を並行的に進めてシェア拡大を図る戦略がとられている。その一方で、「Erbitux」や「Revlimid」など特定のターゲットや製品特性に強みを持つ製品では、アンメット・ニーズへの対応や集中戦略等がとられ、競合優位性の構築に成功している。このほか、近年、癌領域や生物学的製剤への参入を表明したPfizerやBristol-Myers Squibb、武田薬品工業、エーザイ等では、生物学的製剤の創製・開発を得意とする他社・BVの買収や提携を通じて、急速に事業基盤を強化している。
当資料では、日・米・欧3極を中心に、主要企業の商品展開や提携状況、業績、新薬の開発状況、今後の動向を徹底調査。新たな成長軌道の確立を図る参入各社の戦略をレポートしている。



目次

調査概要 

世界市場編 
1.世界の癌の状況
2.世界の主な抗癌剤
3.日・米・欧3極の抗癌剤市場分析
1)地域別市場規模
2)種類別市場規模
4.世界の抗癌剤トップ15メーカー
5.世界の抗癌剤トップ15ブランド
6.地域・分野別開発動向

日本市場編 
1.日本の癌の状況
2.抗癌剤の主要製品一覧
3.抗癌剤の市場分析
1)日本の抗癌剤市場規模
2)種類別市場規模
4.メーカー別販売高
5.ブランド別販売高
6.種類別・ブランド別販売高
1)ホルモン製剤
2)代謝拮抗剤
3)アルカロイド系
4)白金製剤
5)分子標的薬
7.抗癌剤の開発状況
8.今後の市場予測

米国市場編 
1.米国の癌の状況
2.抗癌剤の主要製品一覧
3.抗癌剤の市場分析
1)米国の抗癌剤市場規模
2)種類別市場規模
4.メーカー別販売高
5.ブランド別販売高
6.種類別・ブランド別販売高
1)分子標的薬
2)ホルモン製剤
3)代謝拮抗剤
4)白金製剤
5)アルカロイド系
6)トポイソメラーゼ阻害剤
7.抗癌剤の開発状況
8.今後の市場予測

欧州市場編 
1.抗癌剤の主要製品一覧
2.抗癌剤の市場分析
1)欧州の抗癌剤市場規模
2)種類別市場規模
3.メーカー別販売高
4.ブランド別販売高
5.種類別・ブランド別販売高
1)分子標的薬
2)ホルモン製剤
3)代謝拮抗剤
4)アルカロイド系
5)白金製剤
6.抗癌剤の開発状況
7.今後の市場予測

個別企業編 
〈日本企業〉
武田薬品工業
大鵬薬品工業
協和発酵キリン
日本化薬
第一三共
日本新薬
エーザイ

〈海外企業〉
Roche
Sanofi-Aventis
AstraZeneca
Novartis
Eli Lilly
Bristol-Myers Squibb
Pfizer
GlaxoSmithKline
Bayer Schering Pharma

〈個別企業調査項目〉(各社共通)
1.抗癌剤の商品展開
2.販売状況と提携関係
3.新薬の開発状況
4.抗癌剤の販売高
1)地域別販売高
2)種類別・ブランド別販売高
5.今後の市場見通しと展開


資料体裁: A4判 178頁
発刊日 : 2010年3月5日