転換期を迎えたアルツハイマー病治療薬市場、抗精神病薬市場は新たな成長の兆し
2012年 世界の精神神経薬市場

商品番号 mr310120004
価格 ¥ 95,700 税込
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概要

◆日・米・欧3極で見た精神神経薬市場は、2010年度に前年度比7.5%減と推移して、およそ4兆8,618億円の規模。参入各社では、影響が本格化しつつある特許失効ラッシュを見据えたプロモーションやLCM、次期主力製品の育成戦略を展開している。
◆中でも米国市場では、アルツハイマー病治療薬「Aricept」の物質特許満了によって市場の勢力図が大きく塗り替わることが確実で、早くも後発品との競合が激化している。この他抗うつ薬、抗てんかん薬も後発品の影響が引き続き拡大。一方、抗精神病薬市場ではSDA、DSS、MARTAといった非定型薬の活況が続いている。同市場でも上位製品が近く特許満了を迎えるが、2011年に大型新薬「Latuda」が上市され、市場成長の牽引役に加わっている。
◆2010年度の日本市場は、薬価引き下げの影響を受けたものの、前年度比8.0%増と拡大し、5,500億円超の市場規模に成長している。一旦伸びが鈍化するも再び拡大基調となった抗うつ薬市場、新薬の浸透で大きく躍進した抗てんかん薬市場のほか、ADHD治療薬市場も拡大。さらに、2011年にはアルツハイマー病治療薬4ブランドが一気に上市され、今後の伸びに注目が集まる。
◆当資料では、精神神経薬の市場および開発動向を、下記8薬効を対象とし、日・米・欧3極を中心に調査・分析している。さらに、主要参入各社の製品展開および開発状況、今後の戦略をレポートしている。


目次

【世界市場編】
 1.精神神経薬の調査対象と分類
 2. 精神神経疾患の薬物療法
 3. 世界の精神神経薬市場
  1)地域別市場規模
  2)薬効別市場規模
  3)地域別薬効別市場規模
  4)メーカー別シェア

【日本市場編】
 1. 精神神経薬の市場背景
 2. 精神神経薬の主要製品一覧
 3. 精神神経薬の市場規模
  1)薬効別市場規模
  2)メーカー別マーケットシェア
 4. 精神神経薬の薬効別市場分析
  1)抗精神病薬
  2)抗うつ薬
  3)抗不安薬
  4)抗てんかん薬
  5)抗パーキンソン病薬
  6)催眠・鎮静薬
  7)アルツハイマー病治療薬
 5. 開発中の精神神経薬
 6. 今後の市場予測

【米国市場編】
 1. 精神神経薬の市場背景
 2. 精神神経薬の主要製品一覧
 3. 精神神経薬の市場規模
  1)薬効別市場規模
  2)メーカー別マーケットシェア
 4. 精神神経薬の薬効別市場分析
  1)抗精神病薬
  2)抗うつ薬
  3)抗てんかん薬
  4)抗パーキンソン病薬
  5)催眠・鎮静薬
  6)アルツハイマー病治療薬
  7)ADHD治療薬
 5. 開発中の精神神経薬
 6. 今後の市場予測

【欧州市場編】
 1. 精神神経薬の主要製品一覧
 2. 精神神経薬の市場規模
  1)薬効別市場規模
  2)メーカー別マーケットシェア
 3. 精神神経薬の薬効別市場分析
  1)抗精神病薬
  2)抗うつ薬
  3)抗てんかん薬
  4)抗パーキンソン病薬
  5)催眠・鎮静薬
  6)アルツハイマー病治療薬
 4. 開発中の精神神経薬
 5. 今後の市場予測

【個別企業編】
〈日本企業編〉
 ・エーザイ
 ・アステラス製薬
 ・田辺三菱製薬
 ・大日本住友製薬
 ・協和発酵キリン
 ・Meiji Seikaファルマ
 ・塩野義製薬
 ・武田薬品工業
 ・大塚製薬

〈海外企業編〉
 ・Pfizer
 ・GlaxoSmithKline
 ・Eli Lilly
 ・Johnson & Johnson
 ・Novartis
 ・Sanofi

《個別企業編調査項目》
 1.精神神経薬の商品展開
 2.精神神経薬の販売状況
 3.新薬の開発状況
 4.精神神経薬の販売高
  1)地域別販売高
  2)種類別・ブランド別販売高
 5.今後の市場見通しと展開


資料体裁:A4判 161頁
発 刊 日:2011年11月17日

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